帯電
2008年 10月 24日
絶対に変えられない。その人の考え方を私が変えることはできない。
それはわかっている。だが、変えたいと思うときがある。
どうしてそうなんだ、わからないんだ、と思うときがある。
そういうときは、一番苦しい。
たぶん、そういうときに、ぎしぎしと骨が軋んでいるからだろう。
ちくしょう……と思う。人を変えることはできない。
だったらどうすりゃいいんだ。
身体全体に力がこもる。ぐっとこらえ、他者に向かうエネルギーが自分の内側にこもる。
そのとき、ぎしぎしと骨が軋む音が聞こえる。
この裡にこもったエネルギーに耐えられるだけの屋台骨がなくて、
昔は破裂していたのだ。ヤケになっていたのだ。
力を蓄えて、蓄えて、転換させる。
変えることも、変ることもなく、そのままで裏表がひっくり返るような、
そんな状態まで、力をため込む。
身体が帯電している。熱い。

