紅葉の尾瀬
2008年 10月 09日
紅葉の尾瀬に行って来ました……と、写真を添付したいところなのだが、
仕事で山に登る時は写真を撮らない。カメラマンもいるし、写真を撮り始めると写真を撮ることに夢中になり、それ以外の事象に集中できなくなってしまう。
ほんとにきれいだったんだけどな、紅葉。
尾瀬にある東電小屋に一泊して、翌日は秋の陽射しで金色に輝く尾瀬ケ原を歩いた。
名物の花豆ジェラートがおいしかった。尾瀬は国立公園なので釣られる心配のないイワナ達は、人間の足音がしてものんたり泳いでいた。濡れた湿地は音を吸い込んで静かだった。
京都から近江八幡、そして尾瀬と旅が続く。初めての土地に行く。
近江八幡は琵琶湖に近く、水路が流れていてやはり水と関わりの深い町だった。古い家並みが美しかった。週末はイベントがあり、日曜日はワークショップ、そして来週はまた京都だ。来週末はポレポレでイベント。それが終るとほんのつかの間、休みがある。
10月はよく動き回っている。
動き回っていると、身体はもちろん疲労してくるが、神経も疲れてくる。楽しいが、やはり気を使う。どうしても睡眠が浅くなり、いかに飲まずに寝ても気づかれが始まる。
そういう自覚が昔はできなかった。たぶん、神経が疲れると酒を飲んでごまかしていたからだ。麻痺させて生きていた。いまは酒を飲まなくなったぶん神経が疲弊している感じがわかる。気を使えば神経が過敏になるのは当然のことで、悪いことではない。
神経が疲れているというのは、こういう感じだ。
疲れているのにじっと座っていられない。落ち着かない。そわそわする。何か急かされているような気分になる。呼吸が浅い。しみじみとできない。ついパソコンなどいじってしまう。あたふたしているが、効率的でもない。
とりあえず、返事すべきメールにはすべて返事を書き、お昼ごはんを食べた。
紅茶を飲んで、ぼんやりしてきたから外の山でも眺めるか。いい天気だ。
娘のアトピーが9月後半から少しずつ悪くなって、この一週間でどかんと悪化した。
先生は「治らないのはおかしい」と首をひねる。かれこれ10年通っているから娘の身体はよくわかっている。その先生が、首をひねる。ウィルスかもしれない……ということで薬を変えた。ゆうべは少しよい。
ゆうべまた夢を見た。
ひどく具合の悪い娘を連れて私は見知らぬ町を歩いている。高速の高架の下を運河が流れていた。娘は身体に水膨れができて歩けなくなる。それなのにどういう事情があってか私は娘の側から離れてしまう。再び戻ってくると娘がいない。大声で娘を呼びながら探し歩いている……という夢だ。夢のなかで後悔している。なぜ娘の側を離れたのだろう。変な男が娘をいたぶろうとしていたのを、阻止したが、夢のなかではとても無力だった。このあいだ溺れそうになったときは、夢なんだから溺れるわけがない、と思い、夢を見直したが、今回は見直すわけにいかなかった。自分自身の落ち度は、夢の世界でも修正がきかない。
私は消えた娘を探さなければいけない。
娘はどこか遠いところにいる。一人で孤独に闘っている。
娘のアトピーが悪くなると、いつもそういう気持ちになる。
仕事で山に登る時は写真を撮らない。カメラマンもいるし、写真を撮り始めると写真を撮ることに夢中になり、それ以外の事象に集中できなくなってしまう。
ほんとにきれいだったんだけどな、紅葉。
尾瀬にある東電小屋に一泊して、翌日は秋の陽射しで金色に輝く尾瀬ケ原を歩いた。
名物の花豆ジェラートがおいしかった。尾瀬は国立公園なので釣られる心配のないイワナ達は、人間の足音がしてものんたり泳いでいた。濡れた湿地は音を吸い込んで静かだった。
京都から近江八幡、そして尾瀬と旅が続く。初めての土地に行く。
近江八幡は琵琶湖に近く、水路が流れていてやはり水と関わりの深い町だった。古い家並みが美しかった。週末はイベントがあり、日曜日はワークショップ、そして来週はまた京都だ。来週末はポレポレでイベント。それが終るとほんのつかの間、休みがある。
10月はよく動き回っている。
動き回っていると、身体はもちろん疲労してくるが、神経も疲れてくる。楽しいが、やはり気を使う。どうしても睡眠が浅くなり、いかに飲まずに寝ても気づかれが始まる。
そういう自覚が昔はできなかった。たぶん、神経が疲れると酒を飲んでごまかしていたからだ。麻痺させて生きていた。いまは酒を飲まなくなったぶん神経が疲弊している感じがわかる。気を使えば神経が過敏になるのは当然のことで、悪いことではない。
神経が疲れているというのは、こういう感じだ。
疲れているのにじっと座っていられない。落ち着かない。そわそわする。何か急かされているような気分になる。呼吸が浅い。しみじみとできない。ついパソコンなどいじってしまう。あたふたしているが、効率的でもない。
とりあえず、返事すべきメールにはすべて返事を書き、お昼ごはんを食べた。
紅茶を飲んで、ぼんやりしてきたから外の山でも眺めるか。いい天気だ。
娘のアトピーが9月後半から少しずつ悪くなって、この一週間でどかんと悪化した。
先生は「治らないのはおかしい」と首をひねる。かれこれ10年通っているから娘の身体はよくわかっている。その先生が、首をひねる。ウィルスかもしれない……ということで薬を変えた。ゆうべは少しよい。
ゆうべまた夢を見た。
ひどく具合の悪い娘を連れて私は見知らぬ町を歩いている。高速の高架の下を運河が流れていた。娘は身体に水膨れができて歩けなくなる。それなのにどういう事情があってか私は娘の側から離れてしまう。再び戻ってくると娘がいない。大声で娘を呼びながら探し歩いている……という夢だ。夢のなかで後悔している。なぜ娘の側を離れたのだろう。変な男が娘をいたぶろうとしていたのを、阻止したが、夢のなかではとても無力だった。このあいだ溺れそうになったときは、夢なんだから溺れるわけがない、と思い、夢を見直したが、今回は見直すわけにいかなかった。自分自身の落ち度は、夢の世界でも修正がきかない。
私は消えた娘を探さなければいけない。
娘はどこか遠いところにいる。一人で孤独に闘っている。
娘のアトピーが悪くなると、いつもそういう気持ちになる。
by flammableskirt
| 2008-10-09 12:38

