夏の終わり
2008年 09月 08日
三年ごしのエリザベス・キューブラー・ロスの原稿を脱稿した。
よかった。
土曜日の脱稿明けに、神戸から友人の恭子ちゃんがやって来て、湯河原で飲む。
筑波大の臨床心理の学会に出た帰りに寄ったのだ。
二人で学会のことや、発達障害のこと、とにかく心理系のありとあらゆることをしゃべる。ひたすらしゃべる、しゃべるしゃべり続ける。ものすごくすっとした。
自分の興味のあることに、同じ興味で応えてくれる人に会うと、異次元空間に飛んでしまう。
脱稿したこともあって気分が高揚しており、缶チューハイを片手に海岸を歩いて帰る。
翌日はあたりまえの二日酔いで温泉に行きダラダラする。
引っ越しの期日が迫っており、仕事場は混乱していて落ち着かない。
早く新しい部屋に落ち着いて仕事がしたい。
脱稿したのもつかの間、次の単行本のゲラが届いており、校正作業に。
今年から来年にかけて、四冊の本が出るので、次々とゲラだ。
ああ、もう来年の話だ。
庭には蝉の死がいがごろごろ。
夏が終わる。