お一人様にあこがれる日
2008年 06月 07日
戻って来たら、家のなかがぐちゃぐちゃだ。
夫も娘も、掃除と整理整頓が苦手。というか、汚くても平気な人々。
もちろん90歳の両親は汚れなんか目に入らない。
特に娘の机のまわりはゴミ捨て場になっている。食べたゼリーのプラスチックとか、全部、起きっ放し。ああ、どうしてこんなだらしない娘なのか……。
あまりの汚さに、家出して、朝から仕事場にいる。
「こんな汚い家に帰りたくありません」と書き置きを残した。
猫のトイレはクソだらけ、メダカの水槽はヘドロ化。机はゴミ捨て場、食い散らかして、読み散らかして、服は脱ぎっ放し。いくら注意してもダメ。
どうやったら、掃除のできる子どもに育てられるのか知りたい。
留守にすると家が荒れ放題だ……。ああ……。
こういうとき、家族なんか邪魔だと思う。
一人で気持ちよくすっきりと優雅に暮らしたらどんなに気楽かしら。
掃除をしてもしてもしても、皆が脱ぎ散らかし、置きっぱなしにし、冷蔵庫では食い物が腐り、戸棚はぐちゃぐちゃ、玄関に靴は散らかり放題、郵便物はテーブルに山積み……。
それを毎日、仕事の合間にちょこちょこ片づけて、なんとか家らしく維持しているのだが、留守にしたとたんに、これだ……。
都会のマンションの、きれいに片づいたリビングで、一人優雅に朝のお茶とかしたい。