2017年川内村自由大学4期・参加お待ちしています!
2017年 07月 06日

いっしょに哲学しよう!
みんなで考え知ることの合宿
川内村自由大学
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開催日
2017年8月12日(土)~13日(日)
集合場所 JR東日本郡山駅新幹線中央口
集合時間 11時10分
郡山駅集合&解散
参加費約一万円(割り勘制)
事故直後から地域の方たちと交流し、福島の中でもとりわけ原発に近くしかも汚染の少ない地域である川内村の高田島地区の方たちと情報交換をしながら、原発のこれからを考えてまいりました。
全国から参加された方々とゲストで、さまざまな問題をダイアローグして土地の人たちと一緒に意見交換をしてまいりました。
川内村自由大学は、その名の通り「さまざまな立場の方達の自由な意見交換と学びの場」として立ち上がりました。川内村高田島地区公民館と廃校となった小学校の校庭、音楽室をお借りして行われます。全面的に川内村高田島地区の方々のご協力を得て開催しています。
特定の思想、宗教とは全く関係がありません。その上で、どんな方でも参加自由です。
■2017年川内村自由大学の内容は以下の3つに分かれます
・前夜祭
川内村の人たちとの交流宴会。地域の方達とピザを焼いたり、踊ったり、歌ったりと、楽しく過ごします。参加者の親睦を深め、翌日のダイアローグのためにお互いを見知ってもらう目的もあります。

・スタディツアー
今回は避難解除になった富岡町の放射性廃棄物仮置場を中心に見学をします。今後この廃棄物の最終処分はどうなるのか、誰も説明を受けていない現状を認識していただき、増え続ける除染廃棄物の最終処分の問題を実感していただきます。

・2017年のテーマダイアローグ
「原発のゴミの処分、どうする?どう決める?」

現在、国がすすめている地層処分に関する情報を共有し、参加者それぞれが抱えている最終処分のイメージ、不安、疑問、提言を発表、それぞれのズレや違いを確認。
今回のゲストは3者に分かれます。
1 地層処分や原子力に携わる方たち
2 一次産業に関わっており地層処分に関心をつ方たち
3 国民の合意形成に関心をもつ方たち
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開催日
2017年8月12日(土)~13日(日)
集合場所 JR東日本郡山駅新幹線中央口
集合時間 11時10分
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参加者定員 30名(高田島地区の方は自由参加)
コーディネーター 西巻裕(川内村原発を「考える知ろう館」館長)
※郡山駅集合&解散です
※マイカーで参加の方は川内村集合です
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■ 今年のゲストスピーカー
「原発のゴミの処分、どうする?どう決める?」
農と食と民主主義の視点から最終処分を考えてみよう。
北村正晴 東北大学名誉教授
田口ランディ 作家
佐伯康人 自然栽培パーティ主催者
高倉敦子 ガイア水俣主催者(みかん農家)
奥津繭 農業家 レストランオーナー 六ヶ所スタディツアー参加者
佐々木重人 農業家 事業家 直接民主主義とベーシックインカム提唱者
大芝健太郎 ジャーナリスト 世界の国民投票を取材
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• 自由大学の参加費用
現地にて一人1万円をお支払いください
宿泊費、食費、宴会費用込み
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■参加申込はメールでお願いします
「川内村自由大学事務局」宗野真悟まで
↓お名前・住所・電話番号・年齢・職業を明記の上お申し込みください
super_question_mark@yahoo.co.jp
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■自由大学で用意するもの
宿泊は川内村高田島地区の公民館に雑魚寝です。
おふとんは用意しております。とても清潔なところで快適です。
朝食は自炊です。みんなで作ります。
お風呂は近くの温泉に行きます。
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■タオル、洗面用具、着替えなどは各自で用意してください。
自分で必要なものは自分で持って来てください。
高田島地区にはコンビニはありません。
(食器類などはこちらで用意してあります)
※今回はダイアローグの時間たたいへん長いのでお子様連れの参加はお受けできません。
ごめんなさい!
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■自由大学の行動スケジュール
8月12日
11時に郡山集合後、現地コーディネーター西巻さんのご案内で、貸し切りバスで移動。避難解除となった富岡町の放射性廃棄物仮置場や、津波による被害の復帰できない現状を確認。川内村の除染によって出た廃棄物仮置場も見学します。これらの廃棄物の量を目にしたとき、最終処分はどうなるのか、って考えてしまいます。

川内村の温泉施設に寄って汗を流して宿泊先である公民館に荷物を置きます。川内村高田島地区の小学校校庭でバーベキューパーティー&川内村の人たちと交流。キャンプファイヤー。踊ったり。なんでもありですが、なるべく早く寝ましょうね。

8月13日
7時半起床
料理ができる人は朝ご飯づくり、できない人は部屋の掃除。朝ごはんを食べてから、小学校へ。
10時~
放射性物質最終処分に関する説明を行います。その後にそれぞれの立場から放射性廃棄物の最終的な処分はどうしたらいいのか、どういうふうに場所を決める合意したらよいのかな、他の国はどうしているんだろう、などなど意見交換をしつつダイアローグ。今回は大地と関わる方が多くゲスト参加しています。どんな意見が飛び出すのかとても楽しみです。
ここでは「自分は○○専門家ではないからわからない」というような尻込みはなしです。すべての人が、同じテーブルを囲み、他者の声に耳を傾け自分の意見をわからないなりに言う。それによって、理解と合意形成にさいに障害となるのはどのような態度や言葉、考え方なのかを、お互いに学んでいきましょう。

昼飯
現地でカレーを作ってもらいいただきます。
午後
午後もゲストと一般参加者によるダイアローグを続けます。
解散
6時に郡山駅解散を目指します。
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★★2017年のゲスト紹介★★
佐伯康人 自然栽培パーティ主催者。「奇跡のリンゴ」で映画化もされた自然栽培の発案者である木村秋則氏から「自然栽培」の方法伝授を許可されている唯一の農業者。障害者福祉と農業を結びつけ「農福連携プロジェクト」をすすめながら、全国に無肥料無農薬の自然栽培方法を伝えている。アグリカルチャーを目指す人々から圧倒的な支持を受けている。今年、彼が回った福祉施設はすでに100近く。
高倉敦子 ガイアみなまた代表 水俣病患者支援のため水俣に移り住み、無農薬の甘夏みかん栽培しながら水俣病の患者さんたちを支え続けてきた。農業を通して水俣の支援を行ったことで全国的に有名。ガイアの甘夏はいまも全国の支援者に送られている。
奥津繭(ちかし)六ヶ所村スタディツアーや、ダイアローグ研究会のツアー報告会に参加。長崎県在住。オーガニックベース代表。雲仙の若手農家たちと在来種の種を守り活動を続けている。また福島県福島市の地元の野菜を使った「食堂ヒトト」というオーガニックレストランを経営している。
佐々木重人 秋田出身。千葉在住。政治活動から農業へ移行。農業を営みながら食に関するさまざまな事業を展開。現在はスイスにラーメン屋を出店する計画。語学力を生かしスイスの直接民主主義や、先進国の社会保障を学んでいる。日本における国民の合意形成の方法を模索している。
大芝健太郎 ジャーナリスト。特にヨーロッパの国民投票や各国の民主主義、合意形成の方法を取材。それぞれの国で国民がどのように政治的決断を行っているかを実際に見聞し、発表している。
北村正晴 東北大学名誉教授 二十年以上、原子力関連施設の立地地域に通い対話活動を実戦。2010年に田口ランディと「ダイアローグ研究会」を立ち上げさまざまな立場の人たちが対話によって問題を共有し、乗り越えていく活動に携わってきた。原子力の安全維持のための委員会、研究会において安全とは何か?を訴え、ヒューマンエラーを減ずる組織づくりの提言を行っている

(イワナの泳ぐ里。川内村の清流にて↑)
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■参加申込はメールでお願いします
「川内村自由大学事務局」宗野真悟まで
↓お名前・住所・電話番号・年齢・職業を明記の上お申し込みください
super_question_mark@yahoo.co.jp
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