内的世界を遊ぶ・箱庭作り初体験
2012年 06月 27日
箱庭療法のことは、河合隼雄先生の本を読んで知っており、いつか一度、自分でも作ってみたいと思っていた。またとないチャンスと思い、今日、池袋の近くにある高井さんの会社まで出かけて、箱庭体験をさせてもらった。
カウンセラーの女性が立ち合ってくれるが、基本的に何も言わない。でき上がったあと一緒に観賞してくれて、感想を話し合ったりする。分析などせず、そばで見ていてくれるだけなのがかえってうれしかった。終ったあとに、お茶を飲みながら、しみじみとでき上がった箱庭を一緒に眺めた。
楽しかった。めっちゃ楽しかった。想像以上に楽しかった。集中した。ふだん、言葉を使って仕事をしているだけに、いっさい言葉がいらない表現活動はとても楽だった。言葉がないってこんなに気楽なんだ〜!さらさらの砂をさわっているうちに夢中になっていた。白い砂の下から青い色が見えてくるのがまた楽しい。いろんな人形や木や置物をどこに置くか、意識せずとも置きたい場所があるのが不思議。人形を置くときに、必ずここでなければダメという感じが新鮮だった。なぜ、ここに置きたいのかは、理屈ではない。なぜクジラの上に蛙が乗るのか、自分でもわからないが、クジラと蛙を組み合わせたらとてもほっとして幸せな気持ちになった。
約一時間。終ったあとの充実感。とっても幸せだ〜。いいな〜箱庭。これってフツーの人が作っても十分、発見があり、気づきがあり、そして、なんだか安らぐよー。ちょっとお疲れ気味の人とか、小さな悩みをもっている人にもいいかも。誰でも体験できるそうですよ。興味のある方はこちらのホームページからお問い合わせください。http://www.meltcom.co.jp/index.php?id=123