2012年「ふくしまキッズ夏期林間学校」が始動しています。今年は1000人を目標にがんばるぞ!

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「福島の子どもの笑顔と元気応援プログラム・ふくしまキッズ夏期林間学校」の準備が今年も着々と進んでいます。昨年の実績が多方面で評価され、新聞にも取り上げていただきました。二年目に2012年。福島の子どもたちを再び北海道へ!今年は1000人の子どもたちに大自然のなかでめいっぱい遊んでほしいと思っています。

 昨年の活動状況をまとめた映像がありますので、どうかごらんになってください。子どもたち、ほんとうにうれしそうですよ。





正直なところ、今年は福島の子どもたちへの関心は去年よりも薄れているように感じます。なるべく多くの方に知っていただきたいと思い、5月には京都で報告会を行いました。いま京都、奈良、四国などの方たちがそれぞれの土地で応援の輪を広げてくれています。
また、今年は石川県の金沢や、熊本県の天草などでも独自にふくしまの子どもたちと交流するプロジェクトが進んでおります。少人数でも、いろいろな地域の方たちの力が集まることで、たくさんの子どもたちをストレスのない環境で遊ばせることが可能になります。
もし、そのような地域支援を考えていらっしゃる方は、お気軽にふくしまキッズ事務局にご相談ください。協力して活動していきましょう。

今年の支援金はまだまだ目標額にほど遠い情況です。どうかこの活動に共感してくださった方は、ぜひ、告知のご協力をお願いいたします。また、ご支援をよろしくお願いします。
同時に、現在ボランティアスタッフの募集を行っています。ボランティアとして参加したいと思っている若い方たちには、子どもたちと接するための研修を用意しています。きっとよい経験になると思います。一番得意なことで、協力をしてくださいませんか。ご応募をお待ちしています。





残念なことですが、子どもたちの県外合宿プロジェクトには県からの予算がおりませんでした。理由は「風評被害の原因になる」と説明されました。実績は評価されているにもかかわらず、北海道への林間学校の予算はおりません。県内で実施されるなら……可能かもしれないそうです。しかたありません。行政ができないのであれば、民間でがんばっていくしかありません。ふくしまキッズ実行委員会は、来年も、再来年も、最低でも5年間は、この活動を続けていくことを宣言しており、その活動姿勢にたいへん共感しています。この活動は、放射能量の計測値が安全か危険かということに言及しません。その問題に触れると様々な意見対立に巻き込まれてしまう情況があるからです。放射線という心理的なストレスにさらされている子どもたちの心のケアのための活動である……と、私は認識し、今年も支援しています。

どうか、この活動を一緒に応援してくださいませんか。
詳しい趣旨や実勢はホームページをごらんになっていただければわかります。
実行委員の方たちが、ほんとうに命がけでがんばっています。
とってもすばらしいプロジェクトです。

ふくしまキッズ実行委員会ホームページ

文責・田口ランディ
by flammableskirt | 2012-06-21 16:05

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