田口ランディ・利重剛・大友良英によるコラボ/9月26日(月)19時30分/六本木音楽実験室「新世界」にて
2011年 09月 24日
音楽実験室「新世界」
「月子と私」
--ある情事の終わり、あるいは始まり--
今回の朗読会は田口ランディの短編集のなかから、とりわけエロティックな恋愛小説を選びました。大人の男女のせつない性愛の物語です。かなりきわどい性描写のある小説をどのように読みこなすか。朗読者にとっても観客のみなさんにとってもスリリングな朗読会となることと思います。朗読者は映画監督であり、個性派俳優としても活躍している利重剛さん、原作者の田口ランディ。音楽は映画音楽でおなじみの大友良英さん(現在、FUKUSHIMAプロジェクトで奮闘中)。映像協力として写真家のにのみやさをりさんが参加しています。
作品のラストは朗読者の即興となっており、情事の終わりなのかあるいは始まりなのかは当日の舞台まで誰にもわかりません。どのような展開になるのか、参加者全員が作る物語のラストシーンにご注目ください。終演後には三人によるフリートークもあり。
原作 田口ランディ
朗読 利重 剛(映画監督・俳優)
田口ランディ(作家)
音楽 大友 良英(音楽家)
写真 にのみやさをり(写真家)
(HPhttp://bit.ly/mZ7Y15)
日時
2011年 9月26日(月)
19時開場 19時30分開演
22時終演(予定)
前売り3000円 当日3500円
(ドリンク代は別となります)
">予約はこちらから
※定員60名
※当日は混雑が予想されます。着席でゆっくりご覧になっていただきたいのでご予約をお願いします。
場所
音楽実験室「新世界」
地図 http://shinsekai9.jp/map/
〒106-0031
港区西麻布1-8-4 三保硝子B1
(最寄り駅:日比谷線六本木駅2番出口)
TEL:03-5772-6767
FAX:03-5772-6797
ACCESS: 都営大江戸線、地下鉄日比谷線「六本木駅」2番出口より、六本木通りを西麻布方面へ徒歩8分、六本木通り沿い 渋谷駅より、都営バス六本木方面「六本木六丁目」停留所下車、六本木通りを西麻布方面へ徒歩1分、六本木通り沿い
■出演者プロフィール
利重 剛(映画監督・俳優)
1962年、神奈川県生まれ。高校の時より自主制作映画に多く関わる。高校3年の時に、徴兵制を扱ったブラックコメディ『教訓Ⅰ』で、大島渚監督より絶賛を浴び、ぴあフィルムフェスティバルで上映される。 翌年、TBSドラマ「父母の誤算」の主演で俳優としてデビュー。また、岡本喜八監督『近頃なぜかチャールストン』では、主演・共同脚本・助監督もこなす。1989年『ZAZIE』を脚本・監督。以降、『エレファントソング』『BeRLiN』『クロエ』などを発表。クォーター・トーン所属。
大友 良英(ギタリスト/ターンテーブル奏者/作曲家/プロデューサー)
1959年、横浜市生まれ。小学3年から大学入学までを福島市で育つ。ノイズミュージックやフリージャズの分野で作品を発表する一方、様々なバンドでターンテーブルやギターを担当。映画音楽、テレビドラマなどの作曲も数多く手がける。自身のソロから企画性の高い各種ユニット、様々なプロデュースや即興での洋の東西を問わないコラボレーションまで、活動の幅は広い。近年は、音楽と美術の領域にまたがる新たな作品を次々に発表。2007年にはせんだいメディアテークでの「without records」、2008年には山口情報芸術センター(YCAM)での「ENSEMBLES」、さらに2010年には水戸芸術館でも個展。
田口ランディ(作家)
1959年 東京生まれ。今回のイベントをプロデュース。
吉祥寺でフリーターをしていた十代の頃に、まだ高校生だった利重剛さんと出会い、その才能にショックを受ける。今回、数十年を経て初めていっしょにパフォーマンスをすることに。また、大友良英さんとは、ネイキッドロフトでの飴屋法水さんを交えた「ダイアローグFYKUSHIMA」で共演。そのとき、大友さんの人柄にほれ込み、今回のイベントの出演を依頼した。ほぼ、同年代の男女三人によるエロティックな朗読パフォーマンス。秋の夜長の大人の時間を企画しました。