6月29日 ピオ・デミリオ「放射能という津波」出版記念イベント
2011年 06月 19日
「放射能という“津波”」(Tsunami nucleare)出版記念イベント のお知らせ(6/29)
SkyTg24のリポーターで、元イル・マニフェスト紙(日刊紙)の特派員ピオ・デミーリア(Pio d'Emilia)氏が 東日本大震災の被災地の最前線で過ごした30日間の記録をイタリアで出版したのを機に、出版記念のイベントを行います。
パネルディスカッションには南相馬市長桜井勝廷氏や、本書に一文を寄せた田口ランディ氏も参加します:
日時:6月29日(水)18時30分(開場18時)
会場:イタリア文化会館アニェッリホール
入場無料(要予約)、日伊同時通訳付
参加希望の方は、お名前、電話番号、同伴者人数を記入の上メール (eventi.iictokyo@esteri.it)
または Fax(03-3262-0853)にてお申し込みください。
以下はチラシ内容です(転載許可済み):
L’11 marzo 2011, un sisma di magnitudo 9.0, seguito da uno tsunami, ha sconvolto il Giappone causando oltre trentamila vittime. In un diario di trenta giorni trascorsi al "fronte", Pio d’Emilia corrispondente da Tokyo per Sky Tg24, e storico collaboratore de il Manifesto, racconta gli eventi che hanno sconvolto il destino di una nazione e modicato l’assetto economico mondiale.
La cronaca del giornalista, l’unico ad essere arrivato davanti ai cancelli della centrale nucleare di Fukushima, si alterna allo sguardo dell’uomo nel tentativo di delineare le prospettive di un paese interamente da ricostruire e minacciato da un altro possibile "tsunami", quello nucleare, i cui danni sono tutt’ora imprevedibili.
2011年3月11日、マグニチュード9.0の大地震が東日本を襲いました。
それに続いて大津波が各地で発生し、1万5000人を超える方が亡くなりました。あの日から3か月が過ぎましたが、避難所で生活する人10万人をふくめ、それ以上の住民の方々が被災地で困難な毎日を送っています。
この度、SkyTg24のリポーターであり、元イル・マニフェスト紙(日刊紙)の特派員ピオ・デミーリア氏が災害地の最前線で過ごした30日間の記録をイタリアで出版したのを機に、出版記念のイベントを行います。外国人記者で唯一、東京電力福島第一原子力発電所の正門までたどり着いたデミーリア氏は、本の中で、大災害の混乱の渦中にあって、動揺しつつも非常事態に立ち向かい、難局を乗り越えようとする人々の姿とともに、未だに被害の拡がりが予測できない放射能という新たな"津波"に対しての恐れを描いています。
本イベントでは取材レポートの映像を上映し、その後講演や「放射能という"津波"」をテーマとしたパネルディスカッションを行います。
南相馬市長桜井勝廷氏のほか、本書に一文を寄せた田口ランディ氏もパネラーとして参加します。
プログラム Programma
挨拶 Saluto
◎S.E. Vincenzo PETRONE (Ambasciatore d’Italia in Giappone)
ヴィンチェンツォ・ペトローネ (駐日イタリア大使)
DVD上映 Proiezione lmati
◎Servizi di SkyTg24 (24 min.)
SkyTg24の現地取材レポート (24分)
講演 Interventi
◎"Giappone tra incubo e speranza" Pio d’EMILIA
「悪夢と希望の日本」 ピオ・デミーリア
◎"Lo tsunami dell’informazione" Scilla ALECCI (giornalista)
「情報の津波」 シッラ・アレッチ (ジャーナリスト)
■パネルディスカッション Tavola rotonda
ピオ・デミーリア (SkyTg24リポーター) Pio d’EMILIA (giornalista SkyTg24)
田口ランディ (作家) Randy TAGUCHI (scrittrice)
桜井勝廷 (南相馬市長) Katsunobu SAKURAI (Sindaco Minamisoma)
ウンベルト・ドナーティ (イタリア文化会館館長) Umberto DONATI (Direttore dell’Istituto Italiano di Cultura)