災害対応で働き続けている地方自治体のみなさまへ
2011年 06月 13日
災害復旧のために労働時間が1000時間を越えた場合、身体的にも精神的にもかなりのストレスがかかることが予想されます。しかし、義務感から夢中で職務を遂行していると、しだいに疲労に麻痺してしまい、自身の身体の状態が把握できず、過度のストレスのためにご自身が病気になってしまうことが考えられます。
住民のみなさまに寄り添い、昼夜を問わず働き続けた自治体職員の方々は、さまざまな軋轢の中で、限界以上のご苦労をなさっているのではないでしょうか。そこで、1000時間前後の公務労働に従事している方々のために、友人の辛淑玉さんが中心となり「災害対応職員向けマニュアル」を作成してくださいました。
どうか各自治体のみなさま、また身近に公務に従事している自治体職員のいらっしゃる方、ご家族、ご友人のみなさま、このマニュアルをプリント、コピー、転送し、回覧していただけないでしょうか。
そして、マニュアルに記されているような、心の状態、身体の状態について思い当たる場合には「燃えつき症候群」の可能性があります。 どうかご自身のためのお休みをとってください。あるいは周りの方が、休養をとるようにアドバイスをさしあげてください。
よろしくお願い申し上げます。
◆マニュアルのアドレス
(1)『1000時間後のあなたへ〜東日本大震災で頑張ったあなたへ〜』
(「現実への帰還のために」〜災害対応職員向けマニュアル)
http://www.shinsugok.com/research/images/after1000hour_manual.pdf
(2)『自己チェック』
(「燃え尽き症候群の気配」〜自己診断表)
http://www.shinsugok.com/research/images/burnout_check.pdf
◆辛淑玉(株式会社香科舎)公式サイト
http://www.shinsugok.com/