ヒヤシンスの香り
2010年 01月 30日
今年はヒヤシンスをたくさん咲かせた。
特に白のヒヤシンスの美しさは、はっとするものがある。水栽培もできる球根の植物なので手入れは簡単。純白の清楚さと、香りがなによりすばらしい。ヒヤシンスの香りなんて、気にとめたことがない人も多いだろうし、私もそうだった。友達からヒヤシンスの香りがよいことを教えてもらって、それを知りたくてポットに三個490円で売っていたヒヤシンスを買ってきた。ほんとうに、この香りは……うっとりするなあ。
いっしょに写っている、白いらんは、レオニス。マダガスカルの星と呼ばれるこのらんの香りもまたすばらしい。特に夕方から夜にかけて香りが濃くなっていく。それにしても、このレオニスの愛らしい風情。なんと可憐な花だろうか。どんどんつぼみをつけてくれてうれしい。ほとんど何もしない。水もいらない。強くて可憐な花。
友達が、すずらんをとてもかわいらしく植えているのを見て、真似したくなった。それで、スーパーで買ってきたこの小さなカイワレのような植物と寄せ植えしてみた。なんだかサラダボールみたいでかわいい。この植物は名前も記されていなくて、売り場のすみのほうにぼそっと並べられていた。一つ290円だった。うまくスズランが咲いたら、小さな緑の草原みたいで春らしいだろうなあ……と、想像するだけでわくわくする。その前に枯れないとよいのだけれど。しかし、いったいこの草はなんという名前なのだろうか。
このランも夜になるとかすかに香る。でも、レオニスほどではない。花のつけ方がほんとに愛らしい。
ベランダが春らしくなってきました。もう5時なのにまだ明るい。日も長くなった。春が近づいているなあ……。
日当たりのよいあたりの梅は八分咲きです。梅、桃、そして桜が咲く頃には冬にたくさん植えたチューリップが咲くかなあ。楽しみだ。