夏の予定

昨日、夫から衝撃的な事実を聞いた。お盆の間、夫の姉夫妻とその娘さんとその子供さん二人が遊びに来るという。高齢の義父母に生まれたばかりのひ孫を抱かせてあげたいので大歓迎なのだが、8月は前半、留学生が来ているため仕事を休んで、お盆の間に集中して仕事をして締め切りをクリアしようと考えていたのだ。大変なことになった……と、半ばぼう然としていたら夫が「仕事場に泊まり込んで家に戻って来なくていいよ」と言う。確かにそうでもしなければ集中力を維持できない。だが、近くにいるのにそれもどうだろうか？　いっそのことお盆の間は東京のホテルで仕事をしようか……とも考える。お盆のとき東京はがらすきだし、東京に仕事に行ったと言えば体裁もつくであろう……。
自由業というのは、会社に行って皆で仕事をするわけではなく、淡々と自分のペースで書き進めなければならないので、他人のペースや雑事に巻き込まれるとほんとうに辛い。土日も休みも関係なく、ひたすら同じペースで生活を続けないと、簡単に体調や調子がズレて、まとまって執筆ができなくなる。特に今年のように天候不順で暑くなったり寒くなったりじめじめしたり、という気候の時は、座りっ放しの身体がむくんでよけいに体調を崩しやすくなる。自己管理しかない。自己管理がすべて。あらゆることを自分でやる。そういう生活のしんどさは、やってみて始めてわかった。
いま、子供も自己主張が強くなり、彼女とのコミュニケーションも人間関係の一部となりないがしろにはできないし、地域社会との関係づくりもあり、仕事に専念する時間がどんどん減っている。これは成り行きなので、これでいいのかもしれないが、今年はほんとうに自分のペースを組み立てるのが大変。毎週、スケジュールを作り直し、自分のスケジュールを自分でこなす日々。誰もほめてもくれない。ただ淡々とそれをやるのみ。誰かに認めてほしい気持ちになるのは、まだ甘いんだろうか。
こんなにちゃんと生きている私（笑）