ゲラ嫌い
2009年 07月 23日
いや、ほんとうにゲラを読むのが苦手。というかめんどい。ゲラというのは原稿が印刷されて、しかも校閲の人の赤字が入って戻って来るもので「この字が間違っています」とか「この言い回しは差別用語だから使っちゃダメ」とか、いろいろ注意が書き込まれた印字原稿のことね。それを見ながら最終原稿チェックをするのは作家の仕事なんだけど、この校閲が実にみなさん優れていて、私のごときバカ作家は常に誤字を指摘され「この言い方は間違っています」と指摘され、ぐすんぐすんごめんなさい、と見たこともない校正者に向かって謝りながら読むわけです。なんだか通信教育の添削受けてるみたいな気分になるのね。それで、ますますゲラが嫌い。でも、これをちゃんとやらないと、本になったとき間違いだらけの本になって読者に迷惑をかけるし、当然の仕事なんだけど、書くことで燃焼しきってしまう私みたいな気分屋は、この地道なゲラ読み作業を忙しい時にやるのが本当に苦痛で、ああ、どうしてゲラ読みロボットがいないのかしら……、と思うのでした。
そして、嫌なものはほっておいて、好きな原稿書きばかりしているので、原稿の締め切りはきっちり守るのだけれどゲラはいつも返すのが遅れる。そして、私の手元にはすでに、四本のゲラがたまっており……。
ああもう、いやっ、逃げたい。原稿締め切りから逃げたいと思うことはない。でも、ゲラだけは嫌。ゲラなんて大嫌いなんだもん。見るのもげーーーっ。子供か?アタシは。

