沖縄から戻りました
2009年 07月 11日
お世話になった沖縄県立図書館のみなさん、ありがとうございました。
初日は、「ジョージ・レストラン」のタコスとピザを食べる。
タコスはとてもあっさりした味付けでおいしかった。ピザも野菜たっぷりでヘルシー。おすすめです。
ジョージ・レストラン 那覇市辻2-1-9
夜は「うりずん」でみなさんと親睦会。
沖縄のソーメンちゃんぷる、うまい。どうやったらダマにならずにソーメンを炒められるんだろうか?
そのあと、ヨーコちゃんとナガミネさんのお店「カラカラとちぐぶゎー」http://bar.ti-da.net/に寄る。
「沖縄来るってブログに書いてあったの読んでたよ〜」と言われた。
二人とも元気そうでなによりうれしい。クースがとってもおいしいお店です。
みんな沖縄に行ったらよってみてくださいね!
翌日は運天港から伊是名島に向かう。
民宿「美島」の民子さんに「痩せたわね〜」と言われた。「去年より顔が明るい」と民子さんはしきりに言う。
「恋でもした?」だって。してませんよ、ぜんぜん男っ気なんかない更年期ですから。
でも、去年は父を看取った後で確かに疲れ切っていたかもしれない。半年間の介護生活のあと、沖縄に来たんだものな。自分では気づいていなかったけど、相当やつれてたかも。
伊是名島は、うにが解禁になっていた。福寿司で神山さんと会い、うにの握りばかりばくばく食べる。おいしい!一週間だけ自由にとっていいんだって。「潮が引けば港んなかでもたくさんとれるよ」
でも、ウニはとったあと割るのが大変。次回はうに獲りの用意をしてから来ようと決意する。
伊是名の二見浦で久しぶりに素潜りする。ずっと海に入っていなかったのでなんだか細胞が生き返ったような気持ちになった。ものすごく元気出た。
早起きして伊是名グスクに昇り朝日を眺め、ウタキにも昇り緑のしたたる山を見下ろして風を浴びた。
そうしたらぐんぐん元気になってきて、力が湧き上がってくるようだった。
伊是名はいい島だ。なんだか屋久島と似ている。どこがっていわれてもよくわかんないんだけど、そう思う。
帰りは神山さんが港まで見送りに来てくれた。
飛行機まで時間があったので、首里に立ち寄った。すごく暑かった。アイスクリーム食べた。ゆいレールで飛行場に行き、パイナップルと海ぶどうと、ちぬまーす(この塩がとても好き!)と買って家に戻った。
疲れているけど、なんだか元気。やっぱ沖縄はいーなー。
楽天のパックツアー、すごく安かったからまた行きたいな。びっくりするほど安かったな〜。
沖縄の古典芸能に興味をもつ。
今度、国立劇場に観に行きたいが、なにを観たらいいかな。いろいろ勉強中。
琉歌のことも初めて関心をもった。いろいろ知らないことばかりで楽しい。
今回は「730」の話しが楽しかった。沖縄の交通ルールが一日で変更された出来事を「730」と呼ぶらしいのだ。本土復帰前と復帰後の話を聞いて、そうか〜ほんのすこし前まで沖縄はアメリカだったんだ……と思い出した。本土の人間の感覚なんてこんなものだ。
「方言札」というのがあって、沖縄の方言をしゃべると「方言札」をいうのを首からかけられたそうだ。そうやって日本語教育を受けたという話を聞いた。
県立図書館で講演したとき、会場に来ていた人から「テレビや映画は沖縄を消費していると思う。田口さんは作品を作るときにそれを意識するか?」という質問をもらった。
「どういうところが消費していると思うの?」と聞いたら、
「いいとこばかり出す。みんないい人に描かれているけど、そんないい人ばかりじゃないし……」
では、問題な部分や、悪いところを出せば消費したことにならないのか? 事はそう単純じゃないんだろう。
作品を書いて本にして、それが売れれば、私は消費者に商品を提供していることになる。
題材がなんであれ、もしそれをテーマに本を書いたら私は題材を消費しているんだろう。
同じことを、柳原和子さんに言われたことがあった。
「小説はガン患者を消費している。道具としてしか使っていない」
この問いは、なにかを書き続ける限り書き手につきつけられるんだろう。

