余力

処理し、対応すべき問題が自分のキャパを越えているので、心臓がばくばくする。
いわゆる自律神経系が「もうお手上げ」と言っているため、頭痛がひどい。

それでも日は昇り、日は沈む。
ひとつひとつこなしていくしかない。淡々とである。

いま、執筆に一区切りついているので、執筆以外の問題を考える時間がありすぎて辛い。
執筆さえ始まってしまえば、書いている間はなにも考えないですむ。
書いているときが一番楽しい。頭がからっぽになるからだ。
ゲラをすべて戻し、原稿も渡し、本が出るだけになっているようなこの状態が、一番忙しく、雑務や人間関係のことばかり考えてしまう。
本を書かなければ、私は悩み事で早死にしてしまうかもしれないなあ。
書いている間の、あの真空状態があるから、あまり苦しまずに生きていられるのかも。
いまは、ちょうど気が抜けた状態なので、家族や人間関係の問題ばかりにとらわれてしまう。そういうことは悩み始めればきりがないし、そもそも、他人がかかわることなので私だけの心では解決しないのだ。それを悩むのはバカらしいとわかっているが、頭から離れなくなる。たぶん、暇なのだろう……。
こんなことに余力を使うくらいなら、執筆でもしていたほうがよっぽどマシだ。
ああ、バカらしい。
もう休むのはやめだ。仕事しよう。
by flammableskirt | 2009-05-27 10:13

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