KAZEさんの写真
2009年 04月 25日
4月19日 家族
というタイトルの文章と、そこに添えられていた写真。
ちっちゃな女の子が生まれたての赤ちゃんにチューしている。
ああ、なんかすごくいいなあ。ほっとするなあ。
こういう春の冷たい雨の日に、この写真をぬくぬくと見ることができる幸せ。
そういう幸せはあるのだ。この写真によってもたらされた休息。
その後に続く、おじいちゃんとおばあちゃんの姿にも、
ほんのささいな、ふとした瞬間に凝縮されている全世界への存在肯定、そういうものを感じる。
もし、明日突然地震があったり、戦争が起ったり、ミサイルが落ちてきたりしたら、
みんなこんな一瞬を一番懐かしく思い出すんだろう。そう思うよ。
KAZEさんは、自分の写真のことあれこれと思い悩んでいるようだけど、
どうしてかなあ。KAZEさんの写真はいつも世界を全面肯定しているよ。
世界にyesと言っている。そういう写真だ。
それはきっと、KAZEさんにしか撮れないと思うんだけどな。
私はそう思う。
もし、無人島に一枚だけもっていっていいよ、と言われたら、
誰だって家族の写真をもっていく。
もし、自分の家族の写真はダメ、って言われたら、
このチューの写真を持っていきたい。

