日々雑感

 年あらたまって、もう6日だ。子どもの冬休みも明日で終わり。
 じいさんばあさんも、今日からデイサービスに出かけた。やっと常時の家庭生活に戻りつつある。
 もちの食べ過ぎでおかしくなっていた体調もようやくすっきりしてきた。
 年末年始は、体にとってはしんどい。かえって休めない日が続いた。
 とはいえ、静かな正月だった。どこにも行かなかったし、お金も使わなかったし、ほとんど仕事したり本を読んだりしていた。

 わけあって、年末年始に、ユングの「ヨブへの答え」を読み返したのだが、難しくて途中で投げ出したくなってしまった。DVDはファレリー兄弟のコメディをおおよそ見る。やはり「愛しのローズマリー」が一番面白かった。このあいだまで、トリアーの作品を連続で見ていて、さすがに疲れたのか(笑)、今回のファレリー兄弟シリーズは和んだが、デビュー作の「Mr.ダマー」はちょっと下品で、見終ったあとなんだか気分がバッドになった。ファレリー兄弟は兄弟で制作するようになってからのほうがやっぱり面白いと思う。

 紀伊国屋のDVDショップに行った「レイ・ブラッドベリの火星年代記」3巻セットが売っていた。映画化された火星年代記ってどうなんだろう? 買おうか買うまいかずいぶん迷って、荷物になるので結局買わなかったのだが、気になる。観た人に感想を聞いてみたい。

 ブラッドベリの小説は中学校の頃から大好きで、古いものはほとんど読んでいると思う。「とうに夜半を過ぎて」あたりから、つまらなくなって読まなくなった。サンリオSF文庫の「万華鏡」を大事にもっていたのに、いつのまにかなくなってしまった。万華鏡は美しい短編だったなあ。

 娘が、萩尾望都の「イグアナの娘」を読んで、頭を抱え込んでいた。こんなふうに頭を抱え込むような漫画はすばらしいと思う。わかるようでわからないらしい、そりゃあそうだろう。そこがいいのだ。何度も質問された。「なぜお母さんがイグアナになったのか?」とか(笑)

 冬なので、盆栽を植え替えたりもした。古い根を切って、土を入れ替えて春にそなえる。冬の間に根は活発に活動し、ぐんぐん栄養を吸収し、成長する。冬は根の季節だ。冬こそ成長の季節だ。そういう植物の変化を見ていると、なんとなく人生観も変ってくる。
by flammableskirt | 2009-01-06 10:03

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