ダイブと虚脱

文化の秋もようやく終わったという気分。
九月から昨日まで、よく移動した。ほんとうに日本中をあっちこっち移動、また移動。
楽しかった。ものすごく楽しかったがテンションがあがりっぱなしで、頭はつねにフル回転で、さすがに神経が疲れた。
おとなしく湯河原に帰るつもりだったが、どうしても友人に会いたくなり、呼び出してしゃべりまくり、ひたすらしゃべりまくり、そのうちに新刊の見本が届き、祝杯をあげ、さらに恵比寿に移動して、ライブに行ったり、牛タンを食べたりして、友人の家に転がりこみさらにしゃべりまくり、電池が切れて朝まで爆睡した。迷惑をかけてしまってほんとうに申し訳ないが、自分の頭のなかにある言葉を全部洗いざらい真っ正直に際限なくぶちまけて、ひらめく予感や直感も、臆することなくずけずけと表出し、ほとんど何も考えず、やりたいことをあるがままにやり、言いたいことを言いまくり、泣いたり笑ったりわめいたりして、四時から夜中の二時までかなり変性意識状態で過した。なにか憑き物が落ちたような気分で目覚めた。
こういう、ぶっ飛んだ状態にまったくひるむことなくつきあってくれた友人に心から感謝します。たいして飲んでもいないのに酩酊状態で、自分のなかからわきあがってくるのは、表現願望や感謝ばかりで、ほんとうにやりたいことが次つぎと出てきて、なんだか幸せだった。やりたいと思ったことはやれると確信できた。だが、今日になってみると、やれるという確信が薄れているので、日常の意識状態に戻ったのだなあと思う。
とにかく、ゆうべはダイブした。
いまは、浜辺に打ち上げられた死んだ魚のような虚脱感だ(笑)

しばらくは、このままで虚脱しよう……。
by flammableskirt | 2008-11-15 15:18

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