ひとことおねがいします。
2008年 10月 30日
私は私にできることはなんでもやる。めったに断わらない。
だけど、できないことはある。
それは、なにを頼まれているのかわからないことだ。
そういう時は、相手もなにを頼んでいるのかわからないことが多い。
たとえば「ひと言お願いします」というメールを受け取った。
ひと言を、お願いされても、なにを頼まれているのかわからない。
しばし、考えた。
ひと言って、なんだろう。
私には、頼んだ相手の気持ちがわからない。
たぶん、これは「ひと言」ではなくて、「ひと事=他人事」なんだろう。
自分たちの宣伝をしてほしい、ということを言っているのはわかるが、
それは果たして私の仕事だろうか?
この人が私に頼んでいることは、なにかズレていると思う。
もう一度、考えて、正確に依頼してもらわないと、
なにをすべきかわからない。
私はいいかげんなことはしない。
いっしょうけんめいにやるが、他人事ではいっしょうけんめいになりようもない。
関係性に甘えて、筋道をはしょられるとなにがなんだかわからない。