田口ランディ Official Blog runday.exblog.jp

作家 田口ランディの新刊・イベント情報・近況をお知らせします。 


by flammableskirt
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今日は旧暦の新年です。

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仕事で福井に行った。吹雪いていてものすごく寒かった。
せっかく福井まで行ったのに、おいしいものはなにも食べる暇がなかった。
ホテルで昼食食べて、対談して、ホテルで夕食食べて、対談した。
帰りに武生の駅で立ち食い蕎麦を食べた。それが一番おいしかった。
蟹弁当を買った。蟹以外、なにも具がなかった。ちょっとさあ、もう少しなんとかしてよ!
家に戻ってけんちん汁を食べた。家のごはんが一番おいしい。
外食が、とてつもなく苦手だ。
中途半端な料理は、食べたあと舌の先が割れて痛くなる。
出張中に駅のかけ蕎麦を食べると、胃がほっとする。
このあいだ、飛行機の機内誌で浅田次郎さんのエッセイを読んでいたら、浅田さんは駅の立ち食い蕎麦屋に入ろうとして「あ、浅田次郎だ」と言われただけで恥ずかしくて逃げ出したのだそうだ。男の人はナイーブなんだなあと思った。そもそも私はそんなに売れてなどいないので顔を知る人はいないし、もし「あ、田口ランディ」と言われても、まったく気にせず立ち食いソバを食うだろう。その浅田さんがやはりエッセイのなかで「電車のなかで食べ物を食するとは……」と、いまどきの若者を嘆いており、さすが美学があるのだな、と感心した。実は私はいい年をして、電車のなかやホームで平気で菓子パンなど食べる女なのだ。思うに私は食べているところを人に見られても気にならないという、デリカシーのない人間なのだ。でも、そんなに食べる様子を見せられるのが不快な人たちがいるのなら、やめようと思う。
ちなみに私は、目の前で食べたり飲んだり化粧したりされてもまったく平気である。いやなのは、キスしていたり、いちゃついていたり、大声でしゃべったり、空いている席に荷物を置いていたりすることで、一人静かになにかをやっている人のことは気にならない。
以前に、黙々と目の前でチョコレートを食べ続ける美人がいて、かっこいいな〜、と思った。

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意外に思われるかもしれないけれど、私は女であり、おばさんであり、ぬいぐるみ好きである。女だと思っていない人が多いので、とりあえず断わる。私は女だが、もう50を目前にしたおばさんであり、さらにぬいぐるみが好きなのだ。
こういう、あまりリアルじゃない、くねくねした、味のあるぬいぐるみが好きであり、つい買ってしまう。リアルでないほどいい。デフォルメがユニークなほどいいんだけどな。
ぬいぐるみを買う、という行為そのものが好きだ。ぬいぐるみを買うのはよほどそれが気に入ったときで、「ねえ、買ってよ!」とぬいぐるみが呼びかけてくる。その瞬間がいいんだよ。

今日は旧暦の新年で、気分一新で仕事に取り組もうと思い、最初に書いたのがこのブログだ。ぜんぜん一新してないじゃん、と思う。

このまえの日曜日の讀売新聞に「キュア」の書評が載って、掲載紙を記者の方が送ってくれた。すばらしい書評で、とても自分の書いた本のこととは思えない。嬉しいような怖いような妙な気持ちだ。
# by flammableskirt | 2008-02-07 10:37

花が咲いた!

さすがに半年間の介護疲れが出たらしい。
昨日あたりから、目にはチカチカの光が見えてまぶしくてたまらず、胃炎になって夜は痛くて眠れず、おまけにぎっくり腰。
ここまで見事に、身体がへたると小気味いいほどだ。
疲れることをやったのだから、疲れて当然。
これで順調! じつに人間的である。
ところで、去年の七月、入院中に父が買った鉢植え。
私が仕事部屋で育てていたのだが、なぜか、突然昨日、花が咲いた。
なんで? こんな真冬に?
父から「お疲れさん」ということか。
しかもなかなか立派な花が咲いた。

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# by flammableskirt | 2008-01-31 19:17

寒い、寒い。


ふと、気がつくと1月もあとわずか。
なにしろ昨年は、父の介護があったのでまとまったことは何もできず。
年末年始も看取り、通夜、葬儀、その他もろもろの雑事に追われていました。

父の訃報、ブログで知ってお悔やみのお手紙を下さる方も多く、みなさん、時々ここをのぞいてくれていたのだな……と、申し訳ない気持ちになりました。不義理をしていてすみません。
ありがとうございました。

いま、新刊「キュア」に関する取材やインタビューを受けており、もう少しするといろいろな雑誌に掲載されると思います。そのご報告は、リニューアルしたホームページで……と思っているのですが、なかなか工事進まず、2月に突入しそうです。

2月27日頃に、また新刊が出ます。
対談集「生きる意味を教えてください」(バジリコ)

この対談集は、藤原新也さん、内田樹さん、竹内整一さん、西垣通さん、鷲田清一さん、玄田有司さん、森達也さん、宮台真司さん、板橋興宗さん、9人の方々と「人は死ぬのになぜ生きるのか?」というテーマで対談していただき、まとめたものです。この顔触れを見ただけで、面白そうでしょう、ほんとにおもしろいです。対談の内容は多岐に渡り、医療、介護の問題から看取り、自殺まで。新刊の「キュア」とあわせて読んでいただけると、小説が違って見えるかもしれません。「キュア」を執筆しつつ、同時並行で対談を進めていたものです。
初めての対談集。厚いです。

小説では、いま発売中の「野生時代2月号」に短編を書いています。
野生時代は隔連載
「森へ還る」(タイトルに誤植があるの、わかるかな(笑))

連載「風の旅人30号」2月1日発行
「聖なる母と透明な僕」

2月4日〜5日は、福井県武生に取材旅行。
雪、たくさん降っているかな。
# by flammableskirt | 2008-01-29 16:04

近況報告


去年、このブログを読んでくださった方たちにご報告します。
1月4日に父が亡くなりました。
いろいろあったけど穏やかな最期でした。

そんなわけで、年末年始はどたばたで、
しかも新刊の発売日が父の本葬儀の日で、雑事に追われてなにも手つかず。

ようやくいま、落ち着いてきたところです。
新刊「キュア」の発売に合わせて、ホームページをリニューアルしようと準備していたのに、それも間に合いませんでした。いま、大急ぎで工事中です。
来月までには工事終了したいです。

また、ぼちぼちと書いていきます。
ホームページがリニューアルしたら、ブログもそちらに引っ越す予定です。
# by flammableskirt | 2008-01-24 10:12