田口ランディ Official Blog runday.exblog.jp

作家 田口ランディの新刊・イベント情報・近況をお知らせします。 


by flammableskirt
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7月1日から大阪に行きます。関西での講演はとっても久しぶりなんだ。以前に関西でNHK文化講座でお話したときには、関西の読者のみなさんと居酒屋で交流会。とっても楽しかった。今回も大阪でどんな方たちと出合うかドキドキしています。いっしょに飲んだ人たちはお元気かしら。懐かしいな。盛り上がったオフ会でした。

イベント「耳のまほう」は、ちょっと不思議なイベントなの。企画をしてくれたのは「へんてこ書房」さん。子どもたち一緒におもしろくてへんてこな活動をしている人たち。私が企画している湯河原のサマースクールにも関西から参加してくれました。そんなご縁がつながって、関西でも講演の機会が。でもね、今回の「耳のまほう」の主役は私ではないの。主役は、土井響さん。響さんは20歳の男性。彼はね、生まれてからずっと重度の発達障害として育ち、言葉を発することがなかったんです。ことばがわからなかったの。家族とも仲間とも意思の疎通ができなくて、「知能年齢推定不能」とまで言われていました。お母さんも「私を母親と認識してくれているのかしら」と悩んだこともあるそうです。そんな響さんのところに、ある日、一人の女性が訪ねて来ます。牧野順子さん。「指談」という方法で、意識障害や自閉症の方たちと指でおしゃべりをすることができる牧野さんと出合い、響さんの人生が変わりました。響さんは、いま、指談を通して、お母さんと牧野さんの二人に、ことばを使わない「テレパシー」に近い方法で自分の考えを伝えることができます。とっても不思議でしょう? 誰でもできるってことではないと思うの。人にはそれぞれに得意と不得意があるからね。でもね、たとえば「○」とか「×」のような単純な意思の疎通だったら、わたしにもできるの。たぶん、ちょっとコツを覚えればみんなできるようになると思うの。

今回は、十九歳まで叫んだり、自分を傷つけたりして誰とも会話することも、自分の思いを表現することもできなかった土井響さんが、イベントに出演してくれることになりました。これってすごいことだと思うの。彼は当事者だから、彼がどのように思いを伝えるか、それを現実に生で見たら「ああ、こういうこともあるんだ」ってきっと感じてもらえるから。彼がどうやって「こどばの外の世界」から「ことばの世界」につながったか、その体験を、響くんが伝えてくれます。響くんは「ぼくに起きたことをみんなにも知ってほしい」って、生まれて初めてたくさんの人の前に出ることを決意しました。とっても勇気のいることだと思うの。だから、私も響くんの通訳としてめいっぱいがんばる。うまく、伝えられるといいな。

ふつうに暮らしている方にとっては、あまり必要のないことだと思うの。だけどね、人生では他者の死に寄り添わなければならないような機会が誰にでも訪れるんじゃないかな。たとえば、私は、両親と義父母を看取っているのだけれど、治療の過程で気管切開をして言葉が出なくなったり、植物状態になって意思の疎通ができなくなったり、そういう体験を多くしてきました。お医者さんは「意識はありません」と言うけれど、そんなことないよなあ、わかっているような気がするなあ。そう感じることが多々ありました。実際に母は植物状態だったけれど、意識を取り戻しました。でもそのことお医者さんは見ていないから知らないの。

ほんのちょっとのサインがわかれば、母の意思の確認ができたかもしれないのに、その頃の私にはお医者さんの「意識はない」という言葉に抵抗するパワーがなかったし、サインの送りかたも知らないから、病室でただ心ばかりが焦ってしまって、どうしていいかわからなかった。そんな経験があるので、もし自分が「指談」という方法を前に知っていたら、「諦めない」で、心を通わせることができるかもしれないなと思ったのね。

人はことば以外にも、いろんなサインを送り合っている。そのことに気づくと世界が広がる。私は知っているから、なるべく誤解のない形でみんなに伝えたいと望んでいた。そうしたら、こんな素晴らしい機会が訪れたの。当事者の響さんが舞台に立ってくれるなんて、信じられない。もし、興味があったらぜひ響さんに会いに来てください。あなたに必要がなくても、興味にありそうな方に伝えてくださったらうれしいです。







# by flammableskirt | 2017-06-10 16:34

「森のイスキア」の佐藤初女さんとの交流を綴った
「いのちのエール 初女お母さんから娘たちへ」(中央公論新社)は、
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私が初女さんと出合ってなにを学んだかをお伝えしたくて書きました。
初女さんの本はたくさんありますが、初女さんについて誰かが書いた本は少ないです。
「わたしの娘になりましょう」と言われ、交流した年月のなかで、私自身が少しずつ変わっていきました。
初女さんのように生きることはできないけれど、教えていただいたことは私の娘たちに伝えたい、
そう思って「いのちのエール」の講演会を開催してから一年。

今年の10月3日(初女さんと私のお誕生日)には、
写真家・田淵フェアリさんによる初女さんの写真展
森のこもれびの山崎直さん&田口ランディによる「おむすび講習会」
初女さんが最期に伝えてくださった「生物多様性とぬか床」
のお話を講演させていただきます。
盛りだくさんの企画です。どうかお楽しみに。
(詳細は後日)

田口ランディ

チーム初女さん
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# by flammableskirt | 2017-06-10 15:58 | イベントのご案内
クリエイティブ・ライティング講座
田口ランディによる文章創作講座です
この講座では文章の書き方はお教えしません。みなさんは文章がとても上手だからです。多くの方の悩みは「自分らしい魅力的な文章が書きたい!」
この講座は「クリエイティブな状態」をつくり、こどものようなわくわくした気持ちで自由に書くことを体験するための講座です。

このたび、「へんてこ書房」さんが大阪での講座を企画開催してくれました。
関西のみなさまとお会いするのを楽しみにしています。
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■淀川クラス 受付中!
 7月2日(日)一日のみの講座です
【会場】Cafe Slow Osaka(カフェスロー おおさか)
大阪市淀川区十三元今里2-5-17

*阪急十三駅から徒歩約7分
https://www.cafeslow-osaka.com/
詳細は↓のサイトをごらんください↓
http://henteko.info/events/event/randy_20170702/ 

162.png講座内容のご案内

一日だけの集中講座なのでベーシックな視覚化のトレーニングを行います。短歌や俳句を使ってどのように言葉を視覚化しているかを体験します。また、自分のイメージをすばやくキャッチする練習のためのゲームなど、創造的な遊びを通して自己表現の楽しさを体験します。わくわくした気持ちになると自分のことばが泉のように湧いてきますよ。


162.pngこれまでの講座参加者の感想をお伝えします
(掲載しているのは下北沢ベーシッククラス二期に参加されたみなさんです)

・ランディさんに会えたことがまず嬉しかったのです。人生の一大事件!
書くことだけでなく、ランディさんのお話は生きていくことに応用できることばかりでとても興味深かったです。
「こういう見方があるんだ」「こういう考え方があるんだ」というのは新鮮で、自分がいかに枠にはまった解釈しかできないかに気づくことができました。これから、生きていくのがさらに楽しくなりそうで、わくわくしています。
どうもありがとうございました。


・普段書くことをしているわけではないのですが参加してみて、とても楽しかったし、書くこと、クリエイティブになることというのって、こんなに自分がむきだしになることなんだなというのがわかりました。
自分の自信のなさや、へんにかっこつけているのも浮きぼりになってしまって(汗)色んな意味で刺激を受けたと思います。
ばななさんにもお目にかかれたし、コップ当ても大成功で今回のタイミングで参加できたことをとてもうれしく思います。
ありがとうございました!!

・子どもの頃に感じていた「これかな」という感覚が戻って来たような気がします。自分のワクワクを少し大事にしたいです。

・何より田口さんにお会いできて、お話をきけた事がうれしかったです。小説が(最後の課題が)まったくできなくて…ですが、楽しかったです。書く! っていうことにこれからもチャレンジしようと思います。スタッフの皆様ありがとうございました。

・不思議なことをしているのに、全然不思議に思えない。「当然」と思えることが、とても素晴らしいと思いました。心が、目が開いて行くと、自分に自信が湧いて、毎日が楽しく軽やかになって行く気がしました。クリエイティブな状態って楽しいです。  

・思いこみ、恐怖心を“リセットする”を私生活でもやってみました!効果ばつぐんでした。ビジュアル化、トレーニングします。 

・とても面白かった。3回で終わってしまうのは残念!やってみよう、と意欲がモリモリわきました! 

・楽しかったです。来る前に色んなコトがあってすごく過渡期に来ることができて良かったです。





# by flammableskirt | 2017-05-22 18:23 | イベントのご案内
162.pngクリエイティブ・ライティング講座162.png
田口ランディによる文章創作講座です
この講座では文章の書き方はお教えしません。みなさんは文章がとても上手だからです。多くの方の悩みは「自分らしい魅力的な文章が書きたい!」
この講座は「クリエイティブな状態」をつくり、こどものようなわくわくした気持ちで自由に書くことを体験するための講座です。


・表参道クラス(人気の3連続講座)
 6月13日(火)からスタート
「表参道クラス」は3日間の講座となっています。
日程をご確認の上、お申し込みください。

(1)2017年6月13日(火)19:00~21:30
(2)2017年7月11日(火)19:00~21:30
(3)2017年8月 8日(火)19:00~21:30

【会場】表参道「art cafe 禅」
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前4-4-11 根津プレイス表参道2F


お申し込みの詳細は↓のサイトをごらんください↓
https://t.livepocket.jp/e/hsbeo

■「どうやったら子どものような創造的な状態になれるか?」ということをお伝えしていきます。
■創作の衝動、他者に伝えようとするパッションを生みだせば、表現はおのずと生まれてきます。

■創造活動全般、アートでも、ビジネスでも、子育てでも「クリエイティブ」な状態にいるための講座です。
■人生が楽しくなり、才能が開花していくには「じぶんの直感」を信じること。
■「クリエイティブな感じ」を体験し、その状態に在るよう意識していきます。

■作家・田口ランディさんから創作実習を受けられるとても貴重な講座です。

 第1回「ことばを体感する」 
・じぶんの感じ方に意識を向ける(感覚を動かす)
・短歌や俳句を味わいながらことばを体感する

 第2回「直感をつかまえる」
・見ていないものを見つける(世界を正確に見る)
・記憶やイメージを明確に視覚化する

 第3回「潜在意識に入る」
・忘れていたことを思いだす(表現をする)
・身近なことを題材に短編小説を書いちゃおう
※講座は、毎回創作実習がございます。
※講座内容は、メンバーの個性によって変更になります。
より楽しい場をみんなでつくあげていきます。

■参加人数    限定25名
■参加費(全3回)28,000円(税込)



162.png下北沢クラス(3連続講座&レベル2講座)
受講者の方々の感想をお伝えします


クリエイティブ・ライティングに行く前は、いつもしんとした気持ちでした。
何も泡立ってもいず、期待もせず、確実に何かに挑んで行くような、向かっていくような気持ち。そして、確かに深い深い沼に、場を共有するもう仲間と呼んでもいいような参加者と一緒に潜り込んで行った時間は、何とも言葉にしがたい永遠のような、時が止まったような時間でした。
お互いの自己紹介もそこそこに講座は始まり、一回目(全三回)の講座から二回目(全三回)の講座にかけて、六回を終えてもお互いの素性も名前もほとんど知らないような間柄。
それなのに心はもう繋がっているような、別れを惜しむ最終回でした。
深くて温かい沼底で、心が繋がっているしんとした状態で書かれた文章はその人の心象風景であり、それを読み合い、みんなで聞くという受容は、母のような、姉妹のような安心感を与えてくれるのでした。
泣きながら書いたり、泣きながら読んだり、自我が崩壊しながら、みんな何かを明け渡して、そして素に戻っていくような時間でした。
今度みんなでお茶しようね❗と別れました。
終わりのない物語が始まったような、そんな余韻を感じています。

下北沢クラスレベル2

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一期は慣れるまでに3回かかってしまったかんじ。緊張したり衝撃をうけたりエキサイティングな、楽しく長ーいアイスブレイクでした
そのあとの今回二期はひたすら楽しく、リラックスできる秘密の場をランディさんが愛を込めて丁寧につくってくださいました。
そんな安心なところで、メキメキメキっと、硬いものがひびわれて内側からやわらかいものがみえてきそう…なことろで、最終回でした。
最後のクリエイティブライティングでは、すこーし、やわらかなものがでてきたも?、だったらいいな。
メンバーのクリエイティブライティングはどれも、すばらしいものでした。本人の本質がのることばは、つじつまあってなかったり、突飛だったり、不条理だったり、破綻してればしてるほど、魅惑的になるとしみじみ。ほんとーにチャーミングだったり、かわいかったり、かっこよかったり、それぞれに感動! 
そして、思わぬ余録。メンバーがどんどん内側から綺麗になっていくのがとてもうれしかったです。

潜在意識へのアクセスは、魅力アップに直結する!のは、おどろきでした。


下北沢クラスレベル2 

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あっという間の3か月でした。去年の1期から考えても、あっという間でした。
もうあの不思議な場に行くことはないんだなぁと思うと、とても寂しいです。切ないです。行きたいです。
クリエイティブ=才能、特殊なこと、だと思っていましたが、ほかの方の文章を聞いたり自分が書いたりするものを読んだりして、誰もがクリエイティブなのか、と深く納得しました。不思議体験、わーすごい!という非現実的なことではなく、自分というどうしようもなく現実的なものと繋がることを前提に、それでも深い「どこか・なにか・だれか」を感じられたことが、新しい経験でした。それが楽しかったです。表面的な楽しさではなく、深いところから感じる味わい深い楽しさでした。
「すべては自分が知っている・どうにかできる」という言葉に、とても励まされています。
好きな表現の仕方は人それぞれだと思いますが、私は煮詰まってどうしようもないとき、思い浮かぶことを片っ端から文字にして紙に吐き出しつづけるしかないので、書くという方法をもっていてよかったなぁとしみじみ思います。

下北沢クラスレベル2

楽しい!と集中!緊張!の異空間でした。体温が上がりました。とーっても、素敵な時間でした!ありがとうございました。直感をとらえること・ビジュアライズ日常的に心がけて生きていこうと思います。ありがとうございました。

下北沢ベーシッククラス

私は1回目欠でしたが、2回目に参加し終った後、頭がホントウにスッキリ!!していて、クリエイティブな思考で考えると、脳波ホントウにうれしいんだなーと思いました。そのモードに切りかえるのが……。直感を日々つかむ生活を目指したい。

下北沢ベーシッククラス

ビジュアル化、ということがあまり得意ではなしので、どうなることかと思いましたが、楽しく3日終えることができてほっとしています。
たくさんワクワクしました。ありがとうございました。

下北沢ベーシッククラス

とても難しくとても面白かったです!
自分が理屈や論理に、どれだけがんじがらめになっているか、いつもひしひしと認識させられましら。
ありがとうございました!!

下北沢ベーシッククラス   


●みなさんのご参加をお待ちしています。




# by flammableskirt | 2017-05-22 17:49 | イベントのご案内
■2017年6月から8月まで
田口ランディのイベントをまとめました。
アート、舞踏、創作いろんな企画があります。
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162.pngクリエイティブ・ライティング講座162.png
田口ランディによる文章創作講座です
この講座では文章の書き方はお教えしません。みなさんは文章がとても上手だからです。多くの方の悩みは「自分らしい魅力的な文章が書きたい!」
この講座は「クリエイティブな状態」をつくり、こどものようなわくわくした気持ちで自由に書くことを体験するための講座です。

・表参道クラス(人気の3連続講座)
 6月13日(火)からスタート
「表参道クラス」は3日間の講座となっています。
日程をご確認の上、お申し込みください。

(1)2017年6月13日(火)19:00~21:30
(2)2017年7月11日(火)19:00~21:30
(3)2017年8月 8日(火)19:00~21:30
【会場】表参道「art cafe 禅」
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前4-4-11 根津プレイス表参道2F
詳細は↓のサイトをごらんください↓
https://t.livepocket.jp/e/hsbeo

・「淀川クラス」
 7月2日(日)一日のみの講座です。【会場】Cafe Slow Osaka(カフェスロー おおさか)
大阪市淀川区十三元今里2-5-17
*阪急十三駅から徒歩約7分
※詳細は↓のサイトをごらんください↓
http://henteko.info/events/event/randy_20170702/ 

・「自由ヶ丘クラス」
※満席となりました。
 7月15日(土)一日のみの講座です
18:30~21:00
【会場】自由が丘「ソフィアフィトセラピーカレッジ」
植物療法の学校で植物の力を借りて潜在意識の扉を開きます
※詳細は↓のサイトへ
http://www.sophia-college.jp/info/20170715.html

《イベント》

6月1日
169.png「パタゴニア・トークライブ」
Patagonia×Akimamaプレゼンツ
CLOUD RIDGE TALK SESSION vol.1
~森と雨と屋久島を語る夜~
詳細は↓のサイトをごらんください
http://www.a-kimama.com/culture/2017/05/68822/
■日時:2017年6月1日(木)開場19:00〜/開演:19:30〜
■ゲスト:作家・田口ランディ、フォトグラファー・田渕睦深
■会場:パタゴニア東京・渋谷
■定員:80名 (要事前予約)
■お申し込み:電話(03-5469-2100)または店頭受付

6月4日(日)
177.png舞踏公演「トンボの夢」
知的障害者とプロの舞踏家が共演するすてきな舞台
舞台監督 中嶋夏
■日時6月4日(日)13時〜16時
上演後に田口ランディと中津川浩章のアフタートーク
詳細はメールにてお問い合わせください
mutekisya@yahoo.so,jp

6月28日(水)
109.png講演会
「潜在意識とつながる生き方」
▪️日時:6月28日(水) 
講演会:11:00〜12:30
田口ランディとのランチ交流会があります
■会場 古民家空間「風楽
〒286-0821 千葉県成田市大室750
TEL/FAX:0476-36-1960
参加申し込みは↓のサイトへ
http://fura-organic.com/?p=997

7月1日(土)
177.png講演&鼎談
「耳のまほう」
ことばの外の世界を聴く
詳細は↓のサイトへ
http://henteko.info/events/event/miminomahou/
【日時】7月1日(土) 開始 13:00〜16:00
【会場】いたみホール 中ホール
定員 200名
(〒664-0895 兵庫県伊丹市宮ノ前1-1-3)
出演 田口ランディ・牧野順子・土居響
ことばを話せなかった重度の自閉症の響くん。
その響くんに「ゆび談」という方法を使って
ことばの世界を伝えた牧野順子さん。
スピリチュアルと現実のはざまを見つめ続ける
作家田口ランディさんへ響くんから届いたメッセージとは?
3人をお招きしことばの外の世界のこと、
響くんの願いについて、お話を伺います。


7月22日(土)
「Hello 開眼」
101.pngボーダレスアートミュージアムNOMA
講演「神様はそこにいる」
※今回のNOMAの企画展は凄いです。ぶっ飛んでいます。カタログにも寄稿しました。
神様の声を聴くアーティストたちの表現は想像を超えています。

詳細は↓のサイトへ
http://www.no-ma.jp/?p=14916
【日時】7月22日(土) 開始 13:00〜16:00
【会場】ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(近江八幡市永原町上16(旧野間邸))、カネ吉別邸(近江八幡市為心町元)
定員50名(予約してね!)
社会問題、生、死などをテーマとして、多くの著書を発表する作家田口ランディ氏に、不可視な世界と私たちとの繋がりについて語っていただきます。

8月12日〜13日(土日)
167.png「第4回川内村自由大学」
 テーマ「貯まるばかりの放射性廃棄物をどうする?」
自然豊かな水の里福島県川内村で一泊二日。村の人たちと大宴会!踊ったり、歌ったり、窯焼きピザ焼いたり。福島で多種多様な人たちと語り合って、メディアでは報道されないこと体で体験してみませんか?
自炊、雑魚寝、食料は村の人が分けてくれたり。高台から遠くの原発ながめたり、復活しようとがんばっている町を歩いたり。
■集合は8月12日郡山駅13時
駅から現地まではマイクロバスです。
どなたでも参加できます。お子さん連れもオーケー。
定員15名。参加費1万円くらい(食費・宿泊費込み)
※余ったら返金します
現地までの交通費はご自身で負担ください。
参加ご希望の方はメールでお申し込みください。
担当 宗野真吾 super_question_mark@yahoo.co.jp
※「川内村自由大学参加希望」として、お名前、年齢、連絡のための携帯番号、ご職業、参加人数をご明記ください。
毎年夏祭りのような盛り上がりを見せる川内村自由大学。今年はどうなることか楽しみです!



# by flammableskirt | 2017-05-22 17:33 | イベントのご案内
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満席となりました。ご参加ありがとうございます。
表参道クラスは残席あり!

http://runday.exblog.jp/26680673/

自由が丘の植物療法の学校「ソフィアフィトセラピーカレッジ」にて単発(一回)
の「クリエイティブ・ライティング講座(文章創作講座)」を開催します。

初めての方も、他のクラスを受講された方も参加できます。
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↑とても明るくてすてきなお教室です(写真はフィトセラピーカレッジです)

クリエイティブ・ライティング講座
自由が丘スクール開催

7月15日(土)
18:30~21:00

※詳細とお申し込みは↓のサイトへ
http://www.sophia-college.jp/info/20170715.html

日  程:2017年7月15日(土)
場  所:ソフィアフィトセラピーカレッジ (自由が丘)
時  間:18:30 〜 21:30
定  員:24名
金  額:¥10,800(税込)

創造する楽しみをいっしょに体験しましょう!

「クリエイティブ・ライティング講座ってなんですか?」
169.png 創作講座です。文章の書き方ではなく「創作の喜び」を体験していきます。
169.png じぶんの発見、じぶんへの驚きが、創作のエネルギーになります。

■自分自身の潜在意識(ふだんは隠れている内面世界)とつながり、表現する楽しさを感じることを学びます。

■文章だけでなく、創造全般、アートでも、ビジネスでも、子育てでも、いかに「わくわく」した状態にいるかが大切。

■「クリエイティブな感じ」がどういうものか体験し、その状態に在るよう意識する、体験型のライティング講座です。

■今回は植物療法の学校、ソフィアフィトセラピーカレッジとのコラボ開催。植物の力を取り入れたワークショップで、みなさんと内面世界への旅を楽しみたいと考えています。(植物は昔からシャーマニズムには欠かせないものでした)ハーブの力を借りてわくわくしましょう!

■他の教室では通常3回コースで開催されている講座内の「視覚化」「直感」のワークを中心に行います。

・短歌や俳句を味わいながらことばを体感する
・見ていないものを見つける(世界を正確に見る)
・記憶やイメージを明確に視覚化する
・じぶんの感じ方に意識を向ける(感覚を動かす)


■受講者のみなさんの感想

毎回、驚きと感動があって、とても刺激になりました。
三回があっという間でした。
月1回ではなく、もう少し頻度が高いといいなあと思います。

下北沢クラス二期

書くことが楽しくなりそうです。作家になりたい!
ありがとうございました!

下北沢クラス二期

あっという間の3回。これで終わりになるのは残念です。
ぜひぜひ続きを期待しています。日頃書くことをしない自分が、ここで何を「書く」のか楽しみに参加してました。
ちょっとあやしい(?)不思議な直感ゲームとランディさんのお話、どれも全て楽しく新鮮でした。今の自分が何を意識し書くのか……ウン 本当におもしろかった。

下北沢クラス二期

クリエイティブ・ライティングに行く前は、いつもしんとした気持ちでした。
何も泡立ってもいず、期待もせず、確実に何かに挑んで行くような、向かっていくような気持ち。
そして、確かに深い深い沼に、場を共有するもう仲間と呼んでもいいような参加者と
一緒に潜り込んで行った時間は、何とも言葉にしがたい永遠のような、時が止まったような時間でした。
お互いの自己紹介もそこそこに講座は始まり、一回目(全三回)の講座から二回目(全三回)の講座にかけて、
六回を終えてもお互いの素性も名前もほとんど知らないような間柄。
それなのに心はもう繋がっているような、別れを惜しむ最終回でした。
深くて温かい沼底で、心が繋がっているしんとした状態で書かれた文章はその人の心象風景であり、
それを読み合い、みんなで聞くという受容は、母のような、姉妹のような安心感を与えてくれるのでした。
泣きながら書いたり、泣きながら読んだり、自我が崩壊しながら、みんな何かを明け渡して、
そして素に戻っていくような時間でした。
今度みんなでお茶しようね❗と別れました。
終わりのない物語が始まったような、そんな余韻を感じています。

下北沢クラスレベル2

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一期は慣れるまでに3回かかってしまったかんじ。緊張したり衝撃をうけたりエキサイティングな、
楽しく長ーいアイスブレイクでした

そのあとの今回二期はひたすら楽しく、リラックスできる秘密の場をランディさんが愛を込めて丁寧につくってくださいました。

そんな安心なところで、メキメキメキっと、硬いものがひびわれて内側からやわらかいものがみえてきそう…なことろで、最終回でした。

最後のクリエイティブライティングでは、すこーし、やわらかなものがでてきたも?、だったらいいな。

メンバーのクリエイティブライティングはどれも、すばらしいものでした。本人の本質がのることばは、つじつまあってなかったり、突飛だったり、不条理だったり、
破綻してればしてるほど、魅惑的になるとしみじみ。ほんとーにチャーミングだったり、かわいかったり、かっこよかったり、それぞれに感動! 

そして、思わぬ余録。
メンバーがどんどん内側から綺麗になっていくのがとてもうれしかったです。
潜在意識へのアクセスは、魅力アップに直結する!のは、おどろきでした。


下北沢クラスレベル2 

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あっという間の3か月でした。
去年の1期から考えても、あっという間でした。
もうあの不思議な場に行くことはないんだなぁと思うと、とても寂しいです。切ないです。
行きたいです。
クリエイティブ=才能、特殊なこと、だと思っていましたが、ほかの方の文章を聞いたり自分が書いたりするものを読んだりして、誰もがクリエイティブなのか、と深く納得しました。不思議体験、わーすごい!という非現実的なことではなく、自分というどうしようもなく現実的なものと繋がることを前提に、それでも深い「どこか・なにか・だれか」を感じられたことが、新しい経験でした。
それが楽しかったです。表面的な楽しさではなく、深いところから感じる味わい深い楽しさでした。
「すべては自分が知っている・どうにかできる」という言葉に、とても励まされています。
好きな表現の仕方は人それぞれだと思いますが、私は煮詰まってどうしようもないとき、思い浮かぶことを片っ端から文字にして紙に吐き出しつづけるしかないので、書くという方法をもっていてよかったなぁとしみじみ思います。

下北沢クラスレベル2

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<WEB>クリエイティブ・ライティングについて
これまで受講された方の作品が掲載されています。
http://www.randy.jp/?distinations=cw1


101.pngみなさんの参加をお待ちしています。







# by flammableskirt | 2017-05-16 14:54 | イベントのご案内


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ダイアローグ研究会とは?
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「対話が世界を変える」
解決不可能に思われる難しい課題を、対話(ダイアローグ)
によって乗り越えていく実践と研究の場です。
対話は変容のプロセスであり、コミュニケーション。
時間がかかりムダと思われがちですが、
ことばをもった人間だけが使うことのできる有効かつ、優れたツール。

対話はまだ研究されていない未知の領域。
対話を通して対話を体験し学んでいきましょう。
対話の有効性を次世代に伝えることがこの研究会の目的です。
ーーーーーーーーーーーー
第24回【ダイアローグ研究会】
ーーーーーーーーーーーー
「10万年後の未来を考える」
放射性廃棄物最終処分実験地見学ツアー

参加者によるダイアローグ

■日時
2017年4月30日(日)
13時半開場・14時開始〜17時終了


■場所 
MACRI神保町
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-6-8伸幸ビル4階

http://www.koujiyahakokikou.com/2013/05/storage.html
神保町駅 A5出口から徒歩4分
小川町駅 B5出口から徒歩4分
新御茶ノ水駅 B5出口から徒歩4分
御茶ノ水駅 御茶ノ水橋口から徒歩6分

■参加方法
※どなたでも参加できますメールにてご予約ください。
ダイアローグ研究会事務局長宗野真吾
super_question_mark@yahoo.co.jp

(お名前・住所・携帯番号をご明記ください)
定員60名
参加費 500円

■オブザーバー
田口ランディ 北村正晴(東北大学名誉教授)
ダイアローグゲスト
ウォン美枝子(デザイナー)
ウォン・ウィンツアン(音楽家)
結城正美(大学教授)
奥津繭(レストランオーナー)
吉田広子(編集者)
木原省治(市民活動家)
小神知夏子(公務員)
その他

ダイアローグテーマ
現在、日本には高レベル放射性廃棄物の地層処分のための実験地が2ヶ所あります。
岐阜県瑞浪と北海道の幌延です。昨年、この2ヶ所へのスタディツアーを行いました。
女性だけのツアーが瑞浪、男性だけのツアーが幌延でした。
放射性廃棄物の地層処分地を決定しているのは世界でもフィンランドだけです。
日本では廃棄物処分をどうするのか。政府は地層処分を考えています。
日本国内で地層処分は可能なのか? 
地層処分実験地を視察した方たち、地層処分事業をすすめている方たちと一緒に、
10万年後まで残る核のゴミ捨て場についてどのように考えるか、
ダイアローグを試みます。ダイアローグを次世代に伝えるために、
放射性廃棄物の最終処分をテーマに選んでいます。

合意形成が最も難しいと思われるテーマだからです。
(しかも誰にとってもなんらかのかかわりがあるテーマです)
場所は駿河台下のスタジオです。
ソフトドリンクやお菓子なども用意します。
みなさんとお会いするのを楽しみにしています。

田口ランディ





# by flammableskirt | 2017-04-15 11:01 | イベントのご案内
■スイスの政治ってとーってもおもしろいんだよ!
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スイスは直接民主主義の国この動画を見るとよくわかるんだ
https://www.swissinfo.ch/jpn/国民主権_スイスの直接民主主義/31854054
2018年・世界で初めて「ベーシックインカム」の国民投票が行われるスイス

「ベーシックインカム」とは国が国民の最低所得を保障するシステムのこと
国民投票を実現させたのは
アーティストのエノ・シュミットさん

じゃあ、来日したエノさんに聞いてみよう!

■国民の幸福度が高いスイスではどんな政治が行われているんだろう?
■国民投票ってなんだろう。
■ベーシックインカムってどういう構想なの?
■最低所得を保障するってその財源はどこなの?
■メリットは? デメリットは?
■憲法記念日を前に、世界のざまざまな国の政治や憲法、
■国民投票の制度について知りたい!

田口ランディも参加します。
難しくないよ、私だってさっぱりわからないから勉強したい。
がんがん質問してみよう。



c0082534_16490499.jpg日時:2017年4月28日(金) 19:00〜21:00(開場18:30)
場所:パルシステム生活協同組合連合会2階大会議室
定員:200名
参加費:1,000円
申込み:事前申し込みは不要です。当日会場におこしください
主催:持続可能な共生社会実現を考える会
お問合せ:
佐々木 Tel:080-3750-3770
Mail: sasaki_shigehito@yahoo.co.jp)

【アクセス】
「東新宿本部」
〒169-8527
東京都新宿区大久保2-2-6 ラクアス東新宿

地下鉄各線「東新宿駅」徒歩約5分
JR山手線「新大久保駅」徒歩約10分

【パルシステム生活協同組合連合会:公式HP】

http://www.pal.or.jp/


 パネラー:

 エノ・シュミット(アーティスト)
 通訳:鈴木美歌里
 田口ランディ(作家)
 大芝健太郎(ジャーナリスト)


 エノ・シュミット

1958年、西ドイツのオスナブリュックで生まれ。スイス・バーゼル在住。
フランクフルトの美術アカデミーで美術(絵画)と美術理論を学び1994年にフランクフルト芸術賞を受賞。
2006年、ダニエル・ハニと友にスイスにベーシックインカム・イニシアチブを設立した。
2008年、ベーシック・インカムについての最初の映画を発表、ドイツ語圏と世界各地で広くインパ クトを与え、
20カ国語で翻訳され、視聴者は現在200万人にのぼる。2016年6月、スイス国民は史 上初の普遍的なベーシック。インカムの国民投票を実施した。
 —————

 大芝健太郎

ジャーナリスト2011年以降、国内外の住民投票・国民投票などの直接民主主義を取材中。
スイス、リトアニア、ブルガリア、スコットランド、イギリスなどの、「原発」や「独立」などの欧 を中心に重要な国民投票を現地からレポートしている。
東京新聞、夕刊フジ、BS11 weekly news O NZE、デモクラTV、冊子『Referendum』comeyabooksなど。


# by flammableskirt | 2017-04-10 17:05
満席となりました。次回の講座に参加ご希望の方はメールで予約をお願いします。
田口ランディのクリエイティブ・ライティング講座

4月25日スタートの下北沢クラスが募集中です!



作家の田口ランディさんが講師
「クリエイティブ・ライティング」
(文章講座)
東京・下北沢にて開催(駅から五分)
定員25名の少人数クラス
4月25日からスタートの全3回コースで
テーマは「創造的な心を育てる」

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■「どうやったら子どものような創造的な状態になれるか?」ということをお伝えしていきます。
■創作の衝動、他者に伝えようとするパッションを生みだせば、表現はおのずと生まれてきます。

■創造活動全般、アートでも、ビジネスでも、子育てでも「クリエイティブ」な状態にいるための講座です。
■人生が楽しくなり、才能が開花していくには「じぶんの直感」を信じること。
■「クリエイティブな感じ」を体験し、その状態に在るよう意識していきます。

■作家・田口ランディさんから創作実習を受けられるとても貴重な講座です。


【日程】
4月25日(火) 19:15~21:30

 第1回「ことばを体感する」 
・じぶんの感じ方に意識を向ける(感覚を動かす)
・短歌や俳句を味わいながらことばを体感する

5月23日(火) 19:15~21:30
 第2回「直感をつかまえる」
・見ていないものを見つける(世界を正確に見る)
・記憶やイメージを明確に視覚化する
   
    
6月27日(火) 19:15~21:30
 第3回「潜在意識に入る」
・忘れていたことを思いだす(表現をする)
・身近なことを題材に短編小説を書いちゃおう


※講座は、毎回創作実習がございます。
※講座内容は、一部変更になる可能性もございます。あらかじめご了承ください。


■参加人数    限定25名
■参加費(全3回)28,000円(税込)


【開催場所】
下北沢のイベントスペース「dii jang(ディージャン)」
東京都世田谷区代沢5-28-17-201
HP diijang.com


【予約方法】
件名は「田口ランディのクリエイティブ講座」と記入。
本文に、
(1)お名前(フルネーム)
(2)フリガナ
(3)当日ご連絡の取れる電話番号(携帯電話など)
(4)ご住所

以上を明記の上
ka2ka2_104@icloud.com
にメールにてご予約ください。

<お願い>
※参加費は事前払いになります。
※定員になり次第、応募締め切らせていただきます。

※お返事はメールを頂いてから土日を除いた3日以内に致しますのでお待ちください。
3日を過ぎてもお返事のない時はお手数ですが、再度ご連絡ください。
※会場に駐車場はございません。
※2週間前までのキャンセルの場合料金の50%、前日・当日の場合料金の100%のキャンセル料がかかります。
ご理解の程、何卒宜しくお願い致します。


■講座企画・進行
勝俣 利彦
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■■■表現の根底には感動がある■■■
田口ランディ


昨年の秋からクリエイティブ・ライティング講座を始めて、受講者の方たちの表現の豊かさ素晴らしさに圧倒されている。それぞれのなかにこんな素晴らしい記憶、感動が眠っていたのか……と。それを一緒に体験できることがうれしくて、もっとみんなのワクワクを引き出したくて、夢中になっているうちに火曜日の夜に始めた講座が、ついに二つになった。

文章は誰でも書ける。日本人はすぐれた文章力をもっている。ミステリーのような小説なら書き方のノウハウを学べるかもしれない。でも、文学、たとえば純文学と呼ばれるものには書き方のノウハウはない。起承転結で物語のプロットを作るなんてとても無理。わたし自身、そんな書き方をしたことは一度もない。

書き続けてきて、一番大事なのは「書きたい」という衝動。なにかが降りてくる状態を維持すること。待つこと。自分の感覚に敏感であること。

表現の頼りになるのは、ひたすら自分。自分がなにを見て何を感じているか。過去の記憶。五感。そしてインスピレーション。表現したい、という衝動は感動を忘れると出てこない。記憶の扉が閉まっていてはなにも呼び出せない。潜在意識にアクセスするためのパスワードを忘れてはダメ。表現が生まれてくる「ベストの状態」を知り、その状態に「自分をもっていく」こと。そうすれば、じぶんのなかから表現は生まれてくる。必ず生まれてくる。この講座を通して確信している。

一緒にわくわくしましょう。

<WEB>クリエイティブ・ライティングについて
これまで受講された方の作品が掲載されています。
http://www.randy.jp/?distinations=cw1




# by flammableskirt | 2017-03-05 17:32 | イベントのご案内

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高レベル放射性廃棄物について学ぶツアーを行いました
原発ってめんどっちいしややこしい
なによりじぶんたちが考えてどうにかなるんかい?
スケールデカすぎ、って感じてしまうけど
一緒に考えてみるとほら、そんなに背負い込まなくても
いろんな意見が出し合える
長い道のりです、あせらない、あせらない


2016年から始めたスタディ・ツアーのコーディネイト。昨年は2回、岐阜県の瑞浪、北海道の幌延の放射性廃棄物最終処分実験地」の見学に、そして今年は青森県六ケ所村のPRセンターで再処理工場の説明を聞き、高レベル放射性廃棄物の中間貯蔵施設内を見学してきました。

2016年に、国の政策がもんじゅ廃炉」の方向に転換し、それによって「高速増殖炉もんじゅ」を核とした核燃サイクル事業は、「夢のまた夢」くらいに遠のいています。もちろん、政府はいまでも「高速増殖炉の研究を続ける」と表明していますが再び「もんじゅ」が稼働することはありえませんし、新たに「高速増殖炉の実験炉」をつくるという路線を、すぐに打ちだすことは不可能に思えます。

■日本のエネルギー政策ってどうなるの

現実的に「核燃サイクル事業」は縮小していかざるえないでしょう。再処理工場は来年には、国の安全審査をクリアして稼働するだろうと言われています。高速増殖炉で利用するためのプルトニウムを抽出するための再処理工場、ですが、高速増殖炉の実現が遠のいたいま、再処理が必要なのか。放射性廃棄物は直接処分でいいのではないか、という意見は当然、出てきます。

放射性廃棄物を最終処分するために再処理のメリットはあるのか、ないのか。そのことを考えるために訪ねた六ケ所村でした。「もんじゅ廃炉」の方針が出た今、六ケ所村の情況も変わらざるえないのではないか……。村のひとたちはどう感じているのか、と、六ヶ所村の方たちとのダイアローグも、午後6時〜9時近くまで、その後は夕食を食べながらのお酒の席で、と続きました。
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■「もんじゅ」ってなぜ廃炉になったの?


「もんじゅってなに?」という方のために、ほんとうにざっくりと説明をします。もんじゅは、増殖炉っていう名前の通り、プルトニウムを増殖させてしまおうというすごい研究のためにつくられた実験炉です。だから国の管轄です。民間の電力会社が使っている原発というのは、濃縮ウランを原料にして、人工的に核分裂を起こし、そのとき発生する熱を電気エネルギーに変えて利用しています。

もんじゅは、構造はふつうの原発と同じなんだけれど、「高速」の中性子を利用して原発から出たプルトニウムを再利用し、さらに増殖させてエネルギーにしようという、一石二鳥のような夢の実験計画だったのです。だから、「もんじゅ」の中では、プルトニウム原料を囲うようにウラン238が置かれています。なぜかというと、ウラン238は中性子を吸収してウラン239に変わる性質があるから。

ふつうの原発は、ウランやプルトニウムの核分裂で飛び出した中性子(2~3個が出る)のうち1個だけが次のウランにぶつかって核分裂の連鎖が起こって熱が出る仕組み。「もんじゅ」は中性子の一つを連鎖に使い、もう一つの中性子を周りのウラン239に吸収させようってわけ。するとプルトニウム燃料が燃えているのと同時にさらに新しいプルトニウム239が生まれる。

■「夢のエネルギー」が失敗したのはヒューマンエラー

原発の冷却水っていうのは中性子のスピードを落とすために伝われるのね。だから「もんじゅ」は冷却水は使わず、高速のまま中性子を使うためにナトリウムを使い、プルトニウムを増殖させてしまう。日本は資源がないから「核燃料サイクル事業」の中核として、使用済み燃料を再処理して有効利用するためにプルトニウムを増やす「高速増殖炉」の研究が進められていたのですが、「もんじゅ」は事故続きで研究は進まなかった。

ナトリウムの扱いが難しかったこともあるけれど、多くはヒューマンエラー、つまり人的ミスだった。人間が扱うレベルを超えたエネルギーだったのかな。だけど、始めてしまったものを止めることができなくて、「もんじゅ」はまあ、言い方は悪いけれど植物状態のままずっと延命措置を受けていた感じです。これは国の研究事業だからたくさん税金がつぎ込まれた。国の税金を使った事業をやって失敗すると、責任問題が生じるわね。豊洲の移転だって、いま問題なってる。

「もんじゅ」も誰がここまで赤字を増やしたってことになるわけだね。当然、誰も責任を取りたくないから、逃げちゃうよね。なんとかうまく四方丸く収めて時間稼ぎをしていたところがある。それにね、もんじゅの地元の福井県の方たちは「夢の増殖炉」という危険を伴った実験を地元に受け入れて、それが社会の役に立つと考えて応援してきたわけだから、もんじゅの廃炉にはとても精神的な苦痛を感じています。国も県民に対して約束が果たせなかった責任があります。
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画面が逆さなのではなく、こういうカンジにギチギチで捨てられるらしい
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うーん。ツカッテモ・ツカエル君というキャラは……あんまりというか……。
 こういうものにもけっこうお金がかかっているんだろうなあとため息


■原発関連機関を受け入れている住民の人たちの気持ち

六ケ所村の人たちは、もんじゅが廃炉になって「もしかしらた再処理工場もいらないってことになるんじゃないか」って、やっぱり少し不安を感じたと言っていた。六ヶ所村は、日本の原発関連地域の中でも、事業主である原燃との関係が比較的うまくいっていて、村民の方たちのほとんどは、村に中間貯蔵施設や再処理工場ができることを納得し、原発は社会にとって必要なエネルギーだし、その一翼を担うことに誇りをもっている。そういう村の人たちが時間をかけて原子力というものを受け入れてきて、現在に至ることはあまり知られていないです。

六ヶ所の人たちは、放射性物質を歓迎したわけではないけれど「時間をかけて納得して受け入れているし、自分たちも原発のことを勉強し続けている」と語っていた。海外の原発施設にも見学に行って、そのうえで原発関連施設を受け入れてきたと写真を見せてくれた。

ただ六ケ所村を最終処分地にはしない、というのは最初からの約束。再処理のための中間貯蔵も期限はしっかりと守ってほしい。ずっとここに置くことは、させない」と強く発言。とても毅然とした態度で「最終処分地の決定を急ぐように!」とNUMOに喝。脱原発の運動のために村に入ってくる外部の人たちに対しては「話しができる人もいるが、こちらの話を全く聞いてくれない人も多い」「対話ができない人もいる」と厳しい表情。

■最終処分の候補地はこの十年間まったく決まらない

高速増殖炉の建設が困難な現在、最終処分地の決定が急がれるのはいくつかの理由があります。まず、日本は「平和利用をしないプルトニウムを持てない」という事情がある。もともとプルトニウムは原爆の原料として使用されたもの。核を持たない日本が、原料を持っていることを世界は許さない。核の原料に関してはかなり厳しく監視されているのです。あんたたち、平和利用をしないなら、さっさと処分しなさいということになるわけです。
日本の技術力があれば現在持っているプルトニウムで一週間で原爆が作れると、物理学者は言います。

日本は世界で唯一の原爆による被爆国で、プルトニウムが核兵器に使われたら何が起こるかを体験している唯一の国。
世界のひとたちが、広島を訪れたときに資料館を見て受ける衝撃は凄い。あるアメリカの青年は「なんてひどいことをロシアはするんだ」と言った、この話は広島の語り部の人から聞いたけれど、加害当事者国の認識だってこの程度なのだから、ほんとうに原爆の被害って知られていない
また、日本が軍隊を持っていないことや、非核宣言をしている国であることも、海外では知らない人が多いです。
(日本人も海外のことをあまり知らないのだから当然と言えば当然ですね)

■被爆国なのに原発を受け入れた日本

戦後に日本人が原爆に使った原料で、放射線を出す原発なんかイヤだ、と大反対していたのは当然なのだけれど、マスコミと政府とアメリカの共同戦線による大々的な「原発は夢のエネルギー、クリーンで安全」というPRを信じてしまったのは、当時の日本があまりに貧しかったからだと思う。みんな敗戦してお腹をすかせていて、豊かになりたかったんだ。詳しくは→「ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ 原子力を受け入れた日本」ちくまプリマー新書をお読みください。

戦後の高度成長で都市部が豊かになっていくなか、東北地方は発展という意味では取り残されていきました。出稼ぎに行かないと家族を支えられなかった六ヶ所村の生活を、地元の人から聞きました。灯のない真っ暗な村。でもことばのなかにその生活をほほえましく思う暖さもありました。敗戦から一躍、経済大国へ。それは素晴らしことだけれど、極端な成長は歪みを生むよね。なにかを犠牲にしなければできないことを日本人は成し遂げたのでしょう。

その犠牲に対して償わなければならない時期なのかもしれない。原発は、こんなにたくさんつくるべきではなかった。歯止めが必要だった。放射性物質が出ることはわかっていたし、その怖さも知っていたのだから

でも、成長とか、経済とか、そういうことが正義だった時代がずっとあったし、原発はいつもイデオロギーの対立の中で語られて政治の道具みたいに議論に使われてきた。いま、政府が原発を推進しているのは、国民が原発推進の議員を選んでいるからで。民意です。いまや反原発の政党で力があるのは共産党のみ。
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2017年1月・福島県川内村の西巻さんと広島在住の木原さん
原燃PRセンターの前で。吹雪いてましたー。


■民意による原発推進は民意による処分が必要

同時に、いまほとんどの原発が止まっているのは、地震国にたくさんの原発をつくったら安全が確保できないことを自らが証明した結果だから。この矛盾した現実は「原発はいやだけけど、豊かでいたい」という私たちの心の現れそのものだと思う。

現実ってほんとに正直だ。いろんな意味で、いま、原発はターニングポイントに来ている。それは誰が仕組んだということではなく、自然の成り行きとしてそうなった。運命のようにそうなった。いまなら、冷静に考えられそう。チャンスだと思うから、ダイアローグのためのスタディツアーを続けている。

次の世代に渡す前に議論の土台だけでも作っておきたい。最終処分地をどこに決めるか、は、私が生きている間には無理な課題。どうやって決めるか、そのために何が必要か。どんな手順が必要か。それを提示したい。私と六ヶ所村の人たちとは、原発に対する意見は違う。でも、一点、合意できた。「ダイアローグしかない」と六ヶ所村の人たちは言った

■学校をオープンなダイアローグの場にすることが未来を開く

ダイアローグが放射性廃棄物の最終処分実現への確かな道であることを、実感して戻って来た。
原発が放射性廃棄物を生むものであること、そしてその最終処分の問題が未解決であることは、学校の教科書に記載しなければいけないです。そして早い時期から現実を知り議論するような土台を作っていくことが、次の世代がこの問題と向き合うために必要。文科省は原発の問題をしっかりと教科書に取り上げて、利害関係のない学生時代に多様な考えを伝え合う場を作っていくこと、これは日本がどうしてもしなければならないこと。

↓女ばっかりのツアーも企画してみました。
男の人たちとは感じることが違うね。
女性の対話力がこれからの時代をひらいていくよ!




# by flammableskirt | 2017-02-27 13:03 | イベントのご案内
アノニマス・エイド東京慰霊祭2017
「3月11日・あの日を語り継ぐ」
今年も開催します!3月11日の夜を一緒にすごしましょう

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2017年3月11日(土)
◎昼の部13時00分から
◎夜の部18時30分から

東京都新宿区経王寺本堂にて
http://www.kyoouji.gr.jp/about/access.html
どなたでも自由な時間に参加できます
入場無料・予約不要
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■この慰霊祭は、無名の人が名も知らぬ方のために祈る慰霊祭です
東北の震災で亡くなった方たちに祈りを捧げたい知りあいがいるのでもない、ご縁もない、でも祈りたいそんな人たちが集まって音楽と祈りをわかちあいます


■2011年から始まって、今年で7回目になります。これまでにもたくさんの方が参加してくださいました。宗教・宗派に関係なく参加できます

自由参拝です。本堂内は出入り自由ご都合のよいお時間ゆっくりとお過ごしください

■お経も皆さんと一緒に唱えることができます
(唱えたい人は一緒に、唱えたくない人は無言
お一人で来られる方が多いです
お気軽にお越しくださいね


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昼間の部
入場無料・予約不要

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■お寺は13時からどなたでも入れます。
 自由に入ってお焼香をしてください。
■様々な方が音楽演奏や、お話会を行っています。
 自由に聞いて、好きな時にお帰りください。
■今回は(株)アイ・スペシャルの後藤玲子さまより
「ネイルケア&ハンドマッサージ」
無料出張サービスのプレゼント

指先もあったかくなってね
 出会った方と気軽にご歓談を楽しんでください

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夜間の部
入場無料・予約不要

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■18時30分-19時20分
ウォン・ウィンツアン&田口ランディ
トークライブ
ぶっちゃけ日本の原発の状況をお伝えします
原発って、これからどうなってるの?

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♡超オススメ!

■19時30分-20時20分
ウォン・ウィンツアン&上畑正和
田口ランディ
サラウンドシステム
によるコラボレーション

4個のスピーカーで立体的に音を立ち上げる
サラウンドシステムにより
会場が音のプールとなります
この機会にぜひサラウンドの音響効果を体験してください!



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休憩

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♡毎年恒例となりました!

■20時00分-21時00分
ウォン・ウィンツアン&上畑正和
ピアノとパイプオルガンとシンセサイザー
即興コンサート

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入場は無料です
夜の部はお立ち見になる場合もありますのでご了承ください
お身体の具合の悪い方はスタッフにお申し出くださいね


◎この日のピアノは即興演奏なので終了時間が伸びる可能性があります



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■タイムスケジュール■

13時00分 
本堂で自由焼香
加藤貞寿さんのシタール演奏開始
14時00分 
追悼のご法要
(ご自由にご参加ください) 
14時46分 
慰霊の鐘
15時00分 
上畑正和 ピアノ慰霊演奏
(演奏中もご自由にお焼香ください)
16時00分 
田口ランディお話し会
(自作「指鬘物語」朗読)

18時30分
ウォン・ウィンツアン&田口ランディ
トークライブ 
19時00分
サラウンド・コラボレーション
ピアノと語り
20時00分 
ピアノとパイプオルガンの即興演奏
      ウォン・ウィンツアン&上畑正和     
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みなさんのご来場をお待ちしています

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出演者プロフィール

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ウォン・ウィンツァン ピアニスト・作曲家
87年、瞑想の体験を通して自己の音楽の在り方を確信し、90年にピアノソロ活動を開始。9 2年、サトワミュージック発足、1st アルバム「フレグランス」がロングセラーに。以降30作近く の CD を発表。NHK「にっぽん紀行」E テレ「こころの時代」のテーマ曲でも知られる。透 明な音色で観客の深い意識とつながり、解き放たれた静寂な空間を創りだす即興演奏に“ 瞑 想のピアニスト”と呼ばれている。最新シングル CD「光を世界へ~ Yes All Yes ~」は、ウォ ンが初めて作 詞も手がけた平和へのメッセージ・ソング。そのミュージック・ビデオ(YouTube)も感動を呼んでいる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
上畑 正和 作曲家・ピアニスト・リードオルガン奏者
独学で作曲と和声を探求。TV 番組、アニメ、CM 音楽の作編曲や楽曲提供を手がける。 演奏活動ではソロをはじめ、多種楽器奏者とのコラボレーションを展開。毎年3月11日に はウォン・ウォンツアンとの即興演奏を行っている。サラウンドの楽曲制作に積極的に取り組み、7つのスピーカーで観客を取り囲むサラウンドコンサートの開催、8ch サラウンド楽曲をアート展 に出品。サラウンドが作りだす倍音によって観客の潜在意識の扉を開く。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
田口ランディ 作家
2000年に処女作「コンセント」がベストセラーに。初期の長編は電波系三部作と呼ばれ、映画化や多言語に翻訳された。
花の色(光)、倍音によっ て自然な瞑想の状態に入ることを伝えるため、自ら瞑想会を主宰。
プレッシャーや不安から解放され創造的な状態で表現をするためのクリエイティブ・ライティング講座を開催
2010年に原発問題から対話を考える「ダイアローグ研究会」を開催
高レベル放射性廃棄物最終処分実験地のスタディツアーを企画している
新刊は「指鬘物語」(春秋社)「坐禅ガール」(祥伝社文庫)


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# by flammableskirt | 2017-02-27 11:01 | イベントのご案内
2017年4月15日・16日
「指談講習会&指でおしゃべり会」のお知らせ
牧野順子&田口ランディ
湯河原町「一人ひとりの個性を大事にする会色えんぴつ主催」

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「指談ってなんですか?」
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指談とは、発語ができない方、意識障と思われている方など、会話によってコミュニケーションがうまくできない方たちと、指を通してお話をする方法です。
■実際に「指談」によって植物状態と方と会話をしている場に立ち合った経験があります。また、私自身も指談で会話をした経験があります。
誰にでもできますが、まだ一般的な方法ではありません。コツや慣れ、なによりハートが必要です。
すべての人と会話ができるわけではありませんけれど、可能性はたくさんあります。
■お金もかからないし、とてもシンプルですてきな方法です。
■いろいろな方(とくに発語の難しい方の御家族や介助者)のみなさんに体験していただけたら、コミュニケーションがしやすくなると思います。

■今回は指談の基礎からお教えします。初心者の方、大歓迎です。一緒に指談を習いましょう。

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4月15日(土)16日(日)

時間・午後13時開場 13時半開始-16時終了
(16日は途中退席可能です)
場所・神奈川県湯河原町
「宮上幼稚園」
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上184
東海道線湯河原駅下車

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http://miyakami.justhpbs.jp/sub7.html
参加費 15日の講習会は3000円
    16日の指でお話会は一家族3000円

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詳しくはHPの記事でもごらんになれます
指でおしゃべり会のご案内

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西湘地区や、熱海小田原東海地区など、湯河原のご近所にお住まいの方はぜひシェアをお願いします。寝たきりの方、失語症の方ともお話ができる可能性があります。必要な方のところに届きますように。

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お申し込みはメールでお願いします
住所・氏名・電話番号・参加日(15日・16日・両日)
16日に参加される方は参加人数をご明記ください
m.youchien@nifty.com
(わからないことがあったらメールでお問い合せくださいね)
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FAXの方はこちら
0465-62-9417

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# by flammableskirt | 2017-02-23 18:31 | イベントのご案内

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「奥箱根の温泉瞑想会」

奥箱根の温泉で、瞑想を体験。
マクロビのお食事とファンゴ泥パックでリラックスする一泊二日の瞑想合宿です。
女性限定です。瞑想の初心者の方、ぜひこの機会に体験してみませんか。



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■日時:2017年5月20日(土)~5月21日(日)
■集合:5月20日(土) 13:00
■集合場所: 箱根町強羅駅(送迎いたします)
■解散:5月21日(日)11:00 現地解散


■合宿場所:奥箱根「瑞の香り(みずのかおり)」
【公式HP】http://miz-k.com
住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1321-395

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■強羅駅までのアクセス
強羅駅・JR東海道線小田原駅より箱根登山鉄道に乗り換え約1時間です。宿よりお迎えの車がまいります。
(東京から小田原はJR東海道線下り約1時間半)
【箱根登山鉄道時刻表はこちら】
http://www.hakone-tozan.co.jp/time/time_2.html

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■参加費:お一人様 35000円
 一泊二日の宿泊費と夜と朝のお食事がつきます。
 交通費はご自身のご負担となります。
 小さな隠れ宿です。お部屋は相部屋となります。ご了承ください。
 (合宿中は宿泊所内では禁煙とさせていただきます)

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お申し込みはメールで
■メールには以下の情報を明記してください。

お名前・住所・携帯番号・PCのメールアドレス(なければけっこうです)
■申込先 瞑想合宿事務局 田口百文(たぐちもも)
nagihigashi@gmail.com

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▼瞑想合宿とは?
瞑想初心者のための瞑想を体験していただきます。まず準備のストレッチとヨガで身体をほぐしてから発声のトレーニングをします。咽がひらき声が出るようになったら「響」による瞑想を行います。静かにマントラを唱えます。とても深い瞑想状態に入りますので、みなさんがもし、その状態をずっと体験していたいのであれば、一日目は「沈黙の行」を行うことをおすすめします。

▼マクロビオティックとは?
動物性の食物、動物性の油、砂糖、人工調味料などをいっさい使わずに調理したお料理です。とてもおいしいです。甘味は天然のフルーツなどから作ります。昆布だし、きのこだしで、味もしっかりあります。食べると身体がすっきりします。

▼ファンゴ泥パックとは?
ファンゴ(FANGO)とはイタリア語で「温泉泥」のことです。
イタリアでは骨粗しょう症、リウマチや関節炎への有効性が医学的にも立証され、
飲泉(温泉水の服用)やインハレーション(温泉水の吸入)と共に人気の高い「温泉療法」の1つとして確立されています。
「温泉療法」であるので、施設に常駐している医師(温泉療法医)の処方を前提とした、
「公的保険が適用されるセラピー」となっています。
引用【『ファンゴとは』瑞の香りさまURLリンク】
http://miz-k.com/fango.html

【ファンゴ泥パックセラピー特別割引】
通常では7500円の泥パック。今回の合宿では、6500円にて施術を受けられます。
※泥パックをご希望の方は事前予約が必要ですので、参加申し込み時にお問い合わせください。
人数に限りがございますので、先着順とさせていただきます。

【特製アメニティグッズ】
参加された方には瞑想のために田口ランディが選んだアロマトライアルセットポーチと、各種のアメニティを用意いたしておりますのでお楽しみに。

▼箱根温泉の特徴
~瑞の香りの温泉~
瑞の香りには大小2つのお風呂と露天風呂があり、
大涌谷原泉から引き湯している掛け流しの温泉を楽しむことができます。
泉質はph2.2 の酸性泉(酸性-カルシウム-硫酸塩、塩化物泉)で少し白濁としたにごり湯となっております。
当館の浴槽は決して大きくありません。
しかし温泉を良質に状態でかけ流して提供するためには、大きな浴槽にはできないのです。
どうかこの点をご理解の上、新鮮なにごり湯をお楽しみください。
お泊りの男女比によって、大きめの浴槽と小さいよく浴槽を振り分けており、真夜中に男女の入れ替えをしています。
しかし男女とちらかの数が圧倒的に多い場合は、入れ替えを行いませんので、どうかご了解ください。
温泉は天然の恵みですから、その成分や湯量も日によって若干異なっているようです。
にごり湯の色も真っ白であったり、少し薄い乳白色であったり、やや緑がかっていたりと様々です。
その折々に変わる自然からの贈り物を楽しんでください。

■その他の「適応症」と「禁忌症」
・適応症
温泉療養を行うことで身体にとって良い効果が現れる「適応症」は以下の通りとなっております。
きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、動脈硬化症、アトピー性皮膚炎、
表皮膿症、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、関節リウマチ、
うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進。
・禁忌症
1回の温泉入浴でも身体に悪い影響をきたしてしまう「禁忌症」もございます。
以下の症状をお持ちの方はご注意ください。

皮膚・粘膜の過敏な人、特に光線過敏症の人、急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、
悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、
その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)

引用【『温泉』瑞の香りさまURLリンク】
http://miz-k.com/onnsen.html
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▼瞑想会スケジュール
2017年5月20日(土)~5月21日(日)
2日間の瞑想会スケジュールは以下の通りです。

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【1日目】

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13:00 強羅駅集合(バスにて送迎)
13:30 チェックイン
14:00 セッション開始
18:00 終了
18:30 夕食
   自由時間
   お風呂
   泥パックなどお楽しみください

22:00 就寝

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【2日目】
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7:00 自由散歩 (※希望者はファンゴセラピー可)
8:00 起床、朝食
9:00 セッションの準備
9:30 二日目のワーク開始
    自己紹介
    シェアリング
11:00 解散
解散後 (※希望者はファンゴセラピー可)


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現地解散です。午後は箱根散策をお楽しみください。


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★★お役立ち情報★★
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▼箱根の周辺情報
箱根にあります、観光スポットからいくつかご紹介いたします。
芦ノ湖を始めとした箱根温泉や大涌谷、仙石原などが有名です。
伝統工芸の「寄木細工」も体験いただけます。
また多くの美術館が箱根の自然の中、展示を行っています。
緑に囲まれた美術館で静かなひと時を過ごしてみませんか?


■箱根ガラスの森
※所在地※
〒250-040 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300

箱根ガラスの森美術館は緑豊かな箱根仙石原にある日本初のヴェネチアン・グラス専門の美術館です。
○ヴェネチアン・グラス美術館
中世ヨーロッパ貴族が熱狂したヴェネチアン・グラスの名品約100点を展示する美術館です。
○現代ガラス美術館
19世紀以降のヴェネチアン・グラスを中心にご紹介いたします。

※アクセス※
新宿駅.小田急ロマンスカー 90分→箱根湯本駅.箱根登山バス(湖尻桃源台行)25分→箱根ガラスの森
箱根湯本駅.箱根登山電車 40分→強羅駅.観光施設めぐりバス(S又はM路線) 20分→箱根ガラスの森
http://www.ciao3.com/top.htm

■星の王子さまミュージアム ★田口ランディのオススメ
※所在地※
〒250-0631神奈川県足柄下郡箱根町仙石原909

星の王子さまミュージアムは、サン=テグジュペリ生誕100年を祝した世界的記念事業の一環として作られた、
『星の王子さま』をテーマにした世界で唯一のミュージアムです。
サン=テグジュペリの生涯をたどりながら、箱根の自然豊かな環境の中で、フランス風の街並みと、
ヨーロピアン・ガーデンをお楽しみいただけます。

※アクセス※
・箱根登山鉄道「箱根湯本駅」より箱根登山バス「桃源台行き」約30分
・箱根登山鉄道「強羅駅」より施設めぐりバス「湿生花園前行き」
 又は「御殿場プレミアムアウトレット行き」約18分
 「川向・星の王子さまミュージアム」バス停下車

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お申し込みはメールで
■メールには以下の情報を明記してください。

お名前・住所・携帯番号・PCのメールアドレス(なければけっこうです)
■申込先 瞑想合宿事務局 田口百文(たぐちもも)
nagihigashi@gmail.com
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初夏の箱根を満喫してくださいね!


# by flammableskirt | 2017-02-23 14:42 | イベントのご案内
熊本県の津奈木美術館で、いま福島をテーマにしたアート作品の展示を行っています。この「福島県立博物館/はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト」は、博物館、美術館という枠を超えて、福島を紡いでいく試みです。アール・ブリュットが作業所と美術館という枠をとっぱらい、美術と福祉が連携して広がったように、人間の創造的な活動は区分けができるものではなく、連携して、多様化していくほうが、みんなにとって楽しく生きやすい社会になると思います。医療や介護も、もっと交じり合ったほうがずっと便利なのに、人間にとっての快適よりも、別のものが優先されがち。でも、少しずつ溶け合っていっているし、ボーダレスは加速していると感じます。その過程で摩擦が起こるかもしれないけれど、拮抗しながら、力は流動的に変化していくんだよな、って世界を見ていて思うんです。

今回は福島と水俣の出会い。大津で福島智さんと「やまゆり園」のお話をして、水俣に移動し、原発事故と水俣病の話題になったわけですが、この三つの点がわたしのなかでは分け難くつながっていました。ただ、どうつながっているのかをことばで説明するとなると、まるっきり説得力を持たなくなってしまうんですよね。福島も水俣もわたしにとっては懐かしい友達がいる場所です。もし友達がいなかったら、再びは行かなかったろうし、繋がりも切れていたと思います。友人を通してなにかを感じとっている。それは広島でもそうなんですね。とっても具体的な人との関係を通して土地と繋がっています。わたしは、ただの人だから、そのような繋がり方しかできないんです。なにかの専門家でもないし、なにか主義主張があるわけでもないからね。ですから、ただ話を聞いて、聞いて、聞いて、いろんな角度からいろんな立場の人の話を総合して、ぼやーっとしていることしかできないんです。こういう立ち位置は中途半端で、まったく役立たずなんですが、それこそがわたしなんだなあと思います。立場がないんです、わたしは。あえていえば、遠縁のオバサンが遊びに来たみたいな感じですよね。

今回は福島県立博物館の赤坂憲雄館長が対談のお相手で、緊張しました。ずーっと福島に関わっている、東北学を背負っている赤坂さんです。赤坂さんは、福島に近い分だけ切実です。その切実さはわたしとは全く違うから、話が噛みあわないんですが、でも、噛みあわなくていいか、と無理をして噛み合わせなかった。そのズレこそ、大事な気がしたから。人と人って、たいがいズレているものなんです。ズレていないとしたら、嘘をつきあっているような気がします。ズレてるから、面白いし、面白いから興味をもつし、お互いを照らし合うんだと思える。

会場には天草の宮崎忠國さんや、現在は水俣病の語り部の会の会長さんになっている緒方正実さんが聞きに来てくださって、ほんとうに懐かしい友人に囲まれて、うるうるしてしまいました。みなさん一人ひとりとゆっくりご挨拶したり、お話したり、ができないことが、残念だった。申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。本の読者の方も来てくださって、ありがたくてたまらないけれど、ありがとうとしか表現できない。
じっくりと時間をとってお会いすることがどんなに大事かよくわかります。人生のなかで出会う人はとても限られていて、一緒に過ごせる人はわずかなんです。多くの人とは、ほんのわずかな時間しか共有できない。だから、会える人とはできる限りお会いしたいし、お会いするときは思い切りどっぷり時間を共有したいと思うので、いつも写真を撮るのを失念してしまいます。この日はかなりがんばって撮りました。みなさん、ほんとうにありがとうございます。

そして、今年もやります。東京慰霊祭。無料コンサート!
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# by flammableskirt | 2017-02-18 12:06 | イベントのご案内
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婦人公論の「私の書いた本」のページにインタビューが掲載されました。




# by flammableskirt | 2017-01-24 18:14
# by flammableskirt | 2017-01-24 17:44
# by flammableskirt | 2017-01-24 17:39
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クリエイティブ・ライティング講座のお茶の水クラスが
スタートします
詳細と申し込みは以下から

今回もみなさんとわくわくする楽しい場を創造し
表現したい気持ちが
盛り上がってくるのを体験します

田口ランディ



# by flammableskirt | 2017-01-23 12:18
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「ネロの木靴 『フランダースの犬』のネロはなぜ自殺したのか」著・臼田夜半(うすだよはん) 地湧社 

今年、最初に読んだ本。名作「フランダースの犬」のその後の物語。年末に地湧社の増田圭一郎社長と会って、私が土井響くんと出会ういきさつを伝えると、黙って聞いていた増田さんが何を思ったか「フランダースの犬を知っていますか?」と言う。
増田さんは、口下手なので、自分の中に思いついたことをいきなり話しだすことがあり、(え、なんで急に?)と思ったけれど、きっと彼のなかでは繋がっているんだろうと、話をこの有名なベルギーの物語に切り替えた。

「子どもの頃に読んだけれど、ネロとパトラッシュの物語ですよね。アニメも観ました。ちょっと悲しい話ですよね」
「臼田夜半さんという人が、ネロとパトラッシュが死んだあとの物語を書いているんです。ネロの幼なじみのアロアが大人になって、ネロの死は凍死ではなく、自殺だと知るんですが……」
「ネロは、自殺したんですか?」
「原作では、そう解釈できる書きかたなのですが、アニメでは、自殺とは描けなかったんでしょう」
「その、臼田さんが書いたものは小説ですか?」
「小説です。で、この本にはあとがきがあり、ネロの死を自殺として描き直したいきさつが書かれています。筆者がこの本を書くきっかけになっているのが、脳性小児麻痺で言葉を語らない少年との出会いなんですが……」
なるほど、そう繋がるのか……。
「ネロの幼なじみのアロアは、大人になって木靴職人の青年と結婚して子どもを生みます。その子どもは障がいを持って生まれるんです。その子の名前がソナというんです」
「ソナ……」
「ええ、ソナというのは響という意味です」
とにかく、ぜひ読んでみてください、と、言われ、わかりましたとお返事をすると、三日後には本が届いた。

物語は、ネロの幼なじみのアロアを主人公にして描かれる。ネロが死んだ原因が自分と自分の父親のネロに対する嫌がらせにあると感じて、ネロの死を悼みながら十九歳になったアロアは、木靴職人の青年と恋をして父親の反対を押し切り、彼が住む森の共同体で暮らし始める。
物語は「フランダースの犬」がどんな時代に書かれたのかをアロアの視点で語り直していく。

舞台のベルギーはヨーロッパで最初に産業革命に取り組んだ国。都市化が進み古い共同体が崩壊していく中で、行き場を失った少年ネロが、社会から見捨てられていく状況を教えてくれた。ベルギーという国の知識がなかったので、とても新鮮だった。

アロアは都会を離れて、田舎に残されている森の共同体に受け入れられる。人と人が物々交換で助け合って暮らす、お金を持たない人たちの生活。そして森のなかでソナという子どもを育てていく。ソナは障がいを持って生まれたが、森では「イエスの子」として大切に育てられ、森の人々はソナの「言葉以前の言葉」を聴き分けることができた。

父の訃報を受けて実家に戻ったアロアは、ネロが亡くなった教会に行き、ネロの遺品の木靴を探そうとする……。でも、木靴はなかった。なぜ? その理由にはネロの死の秘密が隠されていた。

カトリック教会の腐敗、あまりに現世利益に走った教会への反発から清教徒革命が起こり、プロテスタントが生まれる。プロテスタントが聖書の原点に戻り、労働を善としたことから産業革命が起きていく……。資本主義の誕生と信仰が結びついていることを前知識で知っていると、この物語はより理解しやすい。(このあたりのいきさつは、小室直樹さんの著書がおすすめ)

私は「フランダースの犬」という物語が、あまり好きではなかった。悲し過ぎる。救いがないと思っていた。同じ理由で宮澤賢治の「よだかの星」も苦手だった。宮澤賢治が生きた時代の日本と、「フランダースの犬」が書かれた時代のベルギーは、似ているかもしれない。お金のために、子どもが売られたり、死んだりした時代。

あとがきに記された、脳性小児麻痺の少年がある人物と出会って指で会話をし、他者とのコミュニケーションが可能となるエピソードは、指談に違いなかった。言葉以前の分節化しない言語、言葉の始原となる沈黙が存在することを、著者は知り、その感動から物語を紡ぎだしたとある。

残念なことにこの本は、あまり売れなかったらしい。確かに、どういう本かと説明するのが難しい。語られていることが深過ぎるから……。著者も大病の経験があるそうだ。いのち、魂、言葉にすると陳腐になってしまうものを、ていねいにていねいに、手渡そうとしているのが伝わってきた。その謙虚さと強さが、伝わってきた。いい本です。

「フランダースの犬」のネロは物語の登場人物だけれど、ネロを知る人にとってネロは実在の人と同じ。ネロの生きた時代と、ネロがどうして死ななければならなかったのか。
ネロの魂を弔い、希望へとつないでいく物語を、ネロの死に悲しんだ、たくさんの大人に読んでほしい。

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土井響さんとの出会いや、指談についてはwebマガジン『ヌー!』に書いています。
これからも詳しくご紹介していく予定です。『ヌー!』は有料のマガジンです。
登録していただくと更新時にはメール配信いたします。既刊はwebで読むことができます。






# by flammableskirt | 2017-01-02 10:18

年の瀬に

能登のSさんが、亡くなった。
今夜、息子さんという方からお電話があった。

11月の終わりに新刊を出版したので、ふだんごぶさたをしている懐かしい方々にお送りした。Sさんと初めてお会いしたのが10年も前になるだろうか。石川県の穴水町を訪ねたときに、冥王星の発見者であるパーシヴァル・ローエルの存在を教えてくれた。ローエルは不思議な人物で、冥王星発見に半生をかけていたが、自身は発見できず、冥王星を発見したのは弟子のトンボー博士だった。
ローエルの存在に興味をもって、そこからインスピレーションを得て「マアジナル」という小説が生まれた。2011年の震災の年に角川書店から出版した。

謝辞にSさんのお名前を載せた。「光栄です!」とたいへんお喜びになり、それから毎年、2月の頃に穴水の名物である殻付の牡蛎を一斗缶で送ってくださる。お礼の電話をすると、張りのある声で勢いよく話す。受話器から入れ歯が飛んでくるんじゃないかと思うほど。
今年の二月はなぜか、一斗缶が二缶も届き、一缶がおよそ5キロ。とても家族だけでは食べきれなくてご近所に牡蛎を配った。Sさんはどうして、二缶も送ってくれたのかしら、と不思議だった。

亡くなる直前までたいへんお元気にしていたそうだ。八月に三日間寝込んで、亡くなったという。93歳。大往生だ。

来年は送れないと予感して、今年、二缶を送ってくれたのではないか、家族でそんなことを語り合った。息子さんは私とSさんの付き合いはまったく知らず、新刊が送られてきたので、驚いたのだという。
新刊をお送りしてよかった。来年、2月に牡蛎が届かなかったら「どうしたのかな?」と不安に思うだろうけれど、まさかこちからご連絡するのは、まるで牡蛎を催促しているようで申し訳ない。
「本棚には田口先生の本がたくさんありました」
ありがたいことだ。遠くから応援してくれた方、これからは天から見守ってくださるだろう。

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# by flammableskirt | 2016-12-29 20:59 | 新刊のお知らせ