田口ランディ Official Blog runday.exblog.jp

作家 田口ランディの新刊・イベント情報・近況をお知らせします。 


by flammableskirt
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6月4日に友人のキム・スンヨン監督の「呼ばれて行くインド」をめぐるトークイベントを行います。
時間が少し遅めに始まるので、渋谷のどこかで飲んでいたら遊びに来てください。
映画は、バックパッカー、キム・スンヨンの目で見た摩訶不思議な国インドをビビッドに伝えています。
インド行ってみたいな〜と思っている人にはおすすめですよ。

上映会の後、毎回トークショーがあります。
以下にお知らせ。
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こんにちは、キム・スンヨンです。
僕の新作ドキュメンタリー映画『呼ばれて行く国インド』の上映が迫ってきました。
インドバックパッカーが見たありのままのインドを、ぜひ映画館ご覧ください。

連日多彩なゲストとキム・スンヨンが対談します。
お好きなゲストと一緒に映画を見た直後の気持ちをシェアしませんか。

六月
2日(土)、micさん(ムービースタイリスト)
3日(日)、Boojilさん(イラストレーター)
4日(月)、田口ランディさん(作家)
5日(火)、安倍昭恵さん(元内閣総理大臣安倍晋三氏の奥様)
6日(水)、ウォンウィンツァンさん(ピアニスト)
7日(木)、佐々木誠さん(映画監督)
8日(金)、美元さん(女優)

渋谷アップリンク
日時:6月2日(土)〜8日(金)
   連日21:00上映開始、トーク終了予定時刻10:45

料金:一般¥1300/ 学生¥1300(平日学割¥1000)/ シニア・UPLINK会員¥1000
アップリンクホームページ
http://www.uplink.co.jp/x/log/004432.php


予告編You-Tube1分45秒
http://youtu.be/19Cp9jeVhy0
by flammableskirt | 2012-05-31 14:36

タブッキな夜

今夜は荻窪の「六次元」で行われた、イタリアの作家アントニオ・タブッキの追悼朗読会に行ってきました。タブッキはとても好きな作家で、私の「オクターブ」という小説は、タブッキの「インド夜想曲」へ
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のオマージュとして書かれたものです。今夜はタブッキの「インド夜想曲」と「オクターブ」を少しだけ朗読させてもらいました。久しぶりに菅啓次郎さんにお会いしました。菅さんがタブッキの作品をポルトガル語で読んでくれました。参加者がタブッキへの思いを語り、自分の好きな一説を朗読するという、とても良い時間を過ごしました。最後に菅さんの詩「青空」を朗読させてもらいました。サンパウロの青空をよんだ詩なのに、私が読むと怖い詩になってしまいました……(笑)いろんな人のタブッキへの思いを知ることができて、とても美しい夜でした。店内に流れていた「インド夜想曲」の映画版、偶然ですが、私が朗読するとき、朗読と同じシーンが画面でも流れていた……と参加者が驚いていて、こういうシンクロニシティってちょっとうれしい。タブッキ、やっぱかっこいいぜ!いえい!
by flammableskirt | 2012-05-25 23:32
5月26日(土)15時〜16時半
築地本願寺にて講演を行います。
テーマ「死のなかの命」
詳しくはこちらを……

http://tsukijihongwanji.jp/tsukijihongwanji/311
by flammableskirt | 2012-05-25 07:28
お台場の未来館の企画展である「世界の終わりのものがたり」展に行ってきました。いろんな質問項目に答えながら、世界の終わりについて考えてみる面白い企画展でした。ぜんぜんお金かかっていないけれど、けっこう楽しめる。個人的には「ずっと若くいたいか?」みたいな質問(記憶曖昧)のところに、石川さゆりさんの「天城越え」の現在の歌声と最初の歌声の CDが置いてあって、聞き比べられるのがおもしろかったなあ……。誰かといっしょに行くことをおすすめします。いろんなことおしゃべりしながら回ると楽しいです。一人だとちょっとぐるぐるしちゃうかも。それもいいとは思いますが(笑)
「好きなものを永遠に食べ続けたいか?」みたいな質問(記憶曖昧
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)があって、レストランで「終らないナポリタン」というのが食べられると書いてある。おかわり自由のナポリタンなんですって。思わず、レストランで注文してしまったのですが……、閉館まぎわでおかわりはできなかった……し、一皿でじゅうぶんおなかいっぱいになりました。好きなものでもずっと食べなくてもいいや、という体験的な悟りを得ました……。
写真は未来館の天井にぶらさがっていた巨大な地球儀。
かっこよかった……。もっと時間をとってゆっくり回ればよかったな。
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by flammableskirt | 2012-05-24 13:53

数字が示すこと

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いつのころからか、数字が、侵食してきた。
twitterのフォロワーの数は、わたしの考えの正しさの評価のようになってしまう。
そう思ってはいないのだけれど、ことばを発して、それが予想以上にたくさんの人のリツイートされると、ああ、このことばは「多くの人に届いたんだな」と錯覚してしまう。だんだん、数が気になりだす。
ブログにも何人がツイートしたか表示されると、数の動向が気になりだす。
そういうことが積み重なっていくと、ほんとうに自分がどうしたかったのか、すこし、あいまいになっていく。
本だって、売れればうれしいし、売れなければ悲しい。昔からこうだったかな、と、思う。
自分の心もちが、変化していることになかなか気がつけないから、すりへっていくんだろうな。
子どもの頃から、通知表には数字が並び、テストには点数がつき、かけっこには順位が……。
それは学校という場所で学力をはかるためのものとして割り切り、数字で評価ができる学力なんて、どうってことないとおもい、
そうじゃないことを、楽しんできたはずだったのに、いまやあらゆる場所に小さな数が並び、それを気にする。
フェイスブックのお友達の数は多いほどいいんだろうか……。
なにかがすごくズレてしまっていて、そろそろ辛くなってきた。
こんな年になって、数という価値と向き合うことになるとは、思いもしなかったけれど……。
この数が真実かどうかなんて、わからないし、数の実体を知るよしもないのに。
増えたり減ったりする数字がいつも、パソコン画面のどこかにあるような情況……以前は、なかったなあ……と思う。
なんだか、気がつかないうちに、ちょっと不自由になってしまったと感じるのは、純粋に私のこころの問題で、つまりこころというのは、そんなふうに、束縛を受けやすく、とても弱い。
数字が表示されることが良い悪いというのではなく、その数字が心になにかしらの作用を及ぼしていることを、気にとめておかなければだんだん数字に侵されると思った。
わたしの心は、わたしの責任において、守らなければいけないんだ……と、最近、とくに、とくに、そう感じるのは、この世界が人の心になにかしら作用するたくさんの装置を、開発し、わたしを巻き込んでいるからだと思う。
ネットは大きく変わってきたし、リンクするように世界も……。
そのなかにあって、数字は、意識して、その影響について、自覚的にならないと、迫ってくる数という価値の強さに飲み込まれてしまう。
内側の世界において数字は、量を計るためのものではなく、評価のためのものでもなく、数字は象徴。シンボル。内側の世界におて量は、ほとんど意味をなさない。
そういう世界がこの現実に重なってここにある。
by flammableskirt | 2012-05-23 06:54

記念写真

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なんの記念なのかわかりませんが、記念写真を撮ってもらいました。撮影してくれたのは友人の写真家にのみやさをりさんです。
日常的にはなんにも変わらないフツーの日々。
だけど、内側の世界ではいろんなことが起こっています。
外と内には違う世界があって、ふたつは微妙に影響しあっている。
ほとんどの時間、外の世界に目が向いていて、内的世界など夢のなかに漏れ出してくる程度だった。
ついに反乱が起きて、内側から招集がかかってしまった。ここにいながら、遠くに旅に出なければならなくなった。
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あまりにもおろそかにしてしまった内側の世界に、しばらく目を向けていたので外のことがほとんどできない状態になってしまった。
内側にエネルギーをとられてしまうと、外の世界のことがうまくできなくなってしまう。
支障はあっても覚悟して、たまには内側の世界の物語を生きなくちゃと思う。
いやはや王国は荒廃しており、蔦がからみ、森は暗く花園は枯れて、魑魅魍魎が闊歩し、いかに管理を怠ったかがわかる。雷は落ちるし、死神は歩き回っているし。もうこの世の終わりのような……。たいへんだった。
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当然ながら内側に手をつけると、外側にも影響が出て、引っ越しなどしてしまった……。
ようやく内側と外側が少しずつ調和がとれてきて、外側にも力が戻ってきたような感じ。
たぶん、呪縛が解けたことの記念なのかかもしれない。
そんな気がする。気がつけば、もうすぐ夏じゃないか。
夢からさめたような気分。ようやくブログも再開。
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by flammableskirt | 2012-05-22 21:40