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by flammableskirt
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Who give water for the plants ?

明日から留守にするので、植物の手入れをした。
今年、クレマチスは3回も花をつけた。いまも咲いている。花の数は少ないけれど、よくがんばったなあ。
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山野草はこの環境ではなかなか生き残るのが難しい。暑すぎる。観葉植物はかなり元気。やはりここでは山野草は無理か……。手入れをしたが、どんどん弱っている。観葉植物はひたすら元気だ。
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◎植物を育てるということ

 20代から30代にかけて、どれほど植物を殺したことか。全く育てられなかった。こんな代殺戮を繰り返している自分が子供を育てられるのだろうか……と真剣に悩んだ。38歳で子供を産んで、40歳で作家デビューした。40代になってから、しだいに植物の世話ができるようになってきた。子供を産んだことと関係するのか、年をとったからなのか定かではない。一年ほど前から、どんどん植物が面白くなって、鉢が増えていった。別に人間が変わったわけではない。生き物に対して注意深くなったのだ。それは、子供に対してもそうだし、家人に対しても、そして自分に対しても……だ。若い頃は自分の体調にも無頓着だった。自分に無頓着な人間が植物を育てられるわけもない。いまは自分の体調にも敏感だが、その延長線で植物にも気が回る。
「なぜ、いまこの子は枯れているのか?」を考えるようになった。基本は水が足りないか水のあげすぎである。人間も似たようなもので、具合が悪いときはたいがいビタミン不足か、食べ過ぎである。植物を育てられない時は自分すら育てられなかった。子供は自分が元気でないととても育てられないので、自分に気を使うようになった。自分がわかれば、植物もわかる。
by flammableskirt | 2009-10-28 17:23
イタリアの文学祭は盛大なんだよな〜。
これは以前の時の写真。なつかしい。ナポリでみんなで昼ごはん。
左側の真ん中の眼鏡の男性はばななさんの翻訳者として有名なジョルジュ氏です。
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けっこう着物が似合うイタリアの古い町並み
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イタリア版、コンセント
今回はモザイクのイタリア語版が出ている。
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by flammableskirt | 2009-10-27 17:57

縄文遺跡のスイッチさん

この写真すごく気に入ってるんだよなあ。
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by flammableskirt | 2009-10-27 17:49
◎「生なおすのにもってこいの日」バジリコ出版
  のなかに「ビョーキのご家族をもつ皆さまへ」というエッセイが収録されている。
 これは、そのタイトルそのもので、ビョーキの家族がいて困っているという人に向けて、ストレートに書いたエッセイである。そういう悩みをもっている人はこの部分だけでも立ち読みしてください。

 なにが書いてあるかと言えば、家族が精神を患っていても、それは自分の病気ではないのだから、自分のことのように錯覚して悩み苦しむと、逆にビョーキの家族が気の毒である、ということだ。
 人のビョーキは人のもの。自分と家族のビョーキを混同して自分までビョーキになったように苦しむことがよくあるが、それは優しさではない。自分は自分の人生を歩けばいいし、家族のビョーキはあなたのビョーキではない。しかし、それをわきまえられない人が多いのは、家族と自分が分離しがたいからだろう。親子であっても兄弟であっても、他人のビョーキを肩代わりすることは絶対に不可能。それなのに家族のビョーキに悩んだり苦しんだり、恥ずかしがったリ、深刻になったりしすぎると、逆にビョーキの人が恐縮して、具合が悪くなったりするものだ。
by flammableskirt | 2009-10-27 13:25
ずいぶんとたくさんの本を書いてきたが、すべての人が私の本を読むわけではないのは百も承知。
地方に講演に行くと、家族にひきこもりがいる、鬱病の友人がいる、父親がアル中で働かない、という方とたくさん出逢う。こういう問題は何度でも書いていいのかもしれないと思う。私の家族はすでに皆死に絶え、私のなかでは終わった問題となったが、この話題は何度でも書いていいのかもしれない。なので、これから少しずつ、ブログに書くことにする。もし、あなたの周りに、アルコール依存症、ひきこもり、精神病の家族に悩んでいる人がいたら、教えてあげてください。


◎ひきこもりについて
私の兄はひきこもりであったが、ひきこもりにもいろんなタイプがあり、兄の場合は母親との共依存型のひきこもりだった。兄は「俺がいなくなったら母親はオヤジに殺される」とよく言っていたし、事実、それに近かった。兄がクッションとなって兄に父の関心が向くので、母親が父から暴力をふるわけることは少なかった。兄が死んでほぼ一年半後に母が死んだのは、偶然ではなく、母は父の集中攻撃に耐えられなかったのだと私は思っている。家族という集団は、妙なバランスの取り方をするものだ。だから、誰かがひきこもっているなら、そこにはなにかしら家族の間の微妙なバランスが関わっている場合があり、あながち無益でもなかったりする。
by flammableskirt | 2009-10-26 17:23

ダライ・ラマ法王の苦悩

チベットの独立、それこそがダライ・ラマ法王の切なる願いだろう。
自分たちの国が独立できない、ということの苦悩。想像しようとしても私の想像力では追いつかない。
対立のない世界を願うダライ・ラマ法王をめぐって、すでに対立が起きている現実。
ところで、ダライ・ラマ法王は「仏教のひとつの頂点」に立っているのか。
仏教の多様性を考えると、それは少しばかり偏った見方にように思えてならない。
「ダライ・ラマ法王14世と日本の学者4人の対話から未来が見える」
このイベントは友人が運営に協力しており、友人からの依頼でブログにアップしている。
しかし、残念なことに私はこの日、イタリアに出張中で傍聴することはできない。
パネリストは皆、とても著名な方々である。有意義な提言がされるだろう。そしてたぶん、想像するにそれぞれの方たちはおおむね、未来のあるべき地球について、それほど努力せずとも合意できる方たちであろう。
だからサブタイトルは仏教と科学の共鳴……なのだろう。
少しばかり、天の邪鬼な見方をしてしまうのだが、なぜ共鳴できる人たちとのみ共鳴するのか。
この世界の問題は対立であり、対立を回避する対話を模索するなら、対立軸にある思想をぶつけてみないと、なにが対立点なのかがわからない。
対立する者同士はなかなか同じテーブルに着いて対話を始めようとはしないし、実際にそのような場が用意されたとしても、相手のあげ足を取ったり攻撃したり、まったく意見を聞く耳をもたぬことが多い。
それは、実に多くの場合そうである。立場が、平和の側であっても、なくても、両者とも対話する前に対立しようとする。
仲良し同士なら誰でも仲良くできるだろう。
そして、仲良し同士はどんどんくっついて自分たちが多数意見であることをアピールしたがる。だが、数で抑え込む解決策はまた次の問題を産む。対話を知るためには、対話を体験するべきなのじゃないか。
対話しようとしても対話すらできない相手と、いかに対話するかが問題だ。
それを知らずして、ダライ・ラマ法王の苦悩を理解することはできないだろう。
平和を声高に叫ぶ人たちのなかには、平和のために攻撃的になる人も多い。それは正義であるからだ。全面に押し出せば自分の攻撃性は正当化されてしまうかもしれない。
そのような人間の弱さを、対話は暴き出す。そして気づかせてくれる。その醜さを。
反対意見のない場を対話と呼ぶべきなのか、いつも悩む。
by flammableskirt | 2009-10-26 17:07
ダライ・ラマ法王14世と日本の学者4人の対話から未来が見える
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       ダライ・ラマ法王来日講演
  「地球の未来」への対話ー仏教と科学の共鳴ー
       http://www.apa.ne.jp/taiwa/
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2009年11月1日、ダライ・ラマ法王14世(ノーベル平和賞受賞者)と、
日本人学者4人(田坂広志氏、 清水博氏、 竹村真一氏、星野克美氏)
による対話イベントが開催されます。

※「地球の未来」への対話—仏教と科学の共鳴—(11/1開催)について
http://www.tibethouse.jp/dalai_lama/2009japan/tokyo_science.html

こころの科学ともいえる仏教のひとつの頂点に立つダライ・ラマ法王14世と、
環境、生命、文明等、それぞれの日本に根ざした思想をベースにした学者の、
幸せな地球の未来や、人が幸せに生きることについての対話が交わされます。

 地球とは何か 多様性とは何か 生命と心とは何か 幸せとは何か

これからの私たちが生きるヒント、そして活かされるヒントを見つける
対話の場に、是非、ご参加ください。


◆ ◆イベント概要◆ ◆

<登壇者>
●ダライ・ラマ法王14世(ノーベル平和賞受賞者)
●清水 博 (東京大学名誉教授/NPO法人「場の研究所」所長/薬学博士 )
●田坂 広志 (多摩大学大学院教授/シンクタンク・ソフィアバンク代表/社会起業家フォーラム代表)
●竹村 真一 (文化人類学者/京都造形芸術大学教授/Earth Literacy Program代表)
●星野 克美 (多摩大学大学院教授/日本技術者連盟会長/グローバル・マネジメント・アカデミー会長)
●企画・モデレーター:尾中 謙文(青山プランニングアーツ代表/認知科学者)

<会場>
両国国技館
〒130-0015 東京都墨田区横網1-3-28
TEL 03-3623-5111
◎JR総武線各駅停車-両国駅西口下車 徒歩2分
◎都営地下鉄大江戸線-都営両国駅A3出口下車 徒歩5分

チケット販売
<一般料金>
●アリーナ席:7,000円(指定席)
●マ ス 席:5,000円(指定席)
●2 階 席:4,000円(指定席)
●3 階 席:3,000円(指定席)

<一般前売券>
電子チケットぴあ:(講演Pコード:616-017)
http://ent.pia.jp/pia/event.do?eventCd=0941848&perfCd=001
チケットぴあの各店舗、またはファミリーマート、サークルK・サンクスの各店舗。
チケットぴあ TEL: 0570-02-9999
※チケットぴあでの販売は、10月28日までとなります。

<当日券>
◆当日券は、午前11:00より発売開始します。
発売場所:両国国技館正面の外門チケット売り場。


<主催>
ダライ・ラマ法王日本代表事務所(チベットハウス)
<企画・制作>
株式会社青山プランニングアーツ
<後援>
四国地区仏教会連合(愛媛・香川・高知・徳島)/ダライ・ラマ法王沖縄招聘委員会

<お問い合わせ>
・ダライ・ラマ法王日本代表部事務所(チベットハウス)
TEL:03-3353-4094
E-mail : lohhdl@tibethouse.jp
・「地球の未来」への対話 実行委員会事務局(青山プランニングアーツ内)
TEL:03-6427-4021
E-mail : taiwa@apa.ne.jp


<登壇者プロフィール>
【田坂 広志】
1951年生まれ。1974年、東京大学卒業。1981年、同大学院修了。工学博士。
1987年、米国シンクタンク・バテル記念研究所客員研究員。
1990年、日本総合研究所の設立に参画。取締役を務め、現在、日本総合研究所フェロー。
2000年4月、多摩大学大学院教授に就任。同年6月、社会起業家(Social
Entrepreneur)の育成と支援を通じて社会システムのパラダイム転換をめざすグローバル・シンクタンク、ソフィアバンクを設立。代表に就任。
2003年7月、社会起業家フォーラムを設立。代表に就任。
現在、全国から12000名の社会起業家が集まり、諸分野での社会変革に取り組んでいる。
2005年、米国New Yorkに本拠を置き、100年の歴史を持つThe Japan Societyより、“US-Japan
Innovators”の一人に選ばれる。
2008年、ダボス会議を主催するThe World Economic Forum(世界経済フォーラム)のThe Global Agenda
Councilのメンバーに選ばれる。
『生命論パラダイムの時代』『複雑系の知』『ガイアの思想』『こころの生態系』『目に見えない資本主義』を始め、50冊以上の著書を上梓。


【清水 博】
1932年、愛知県生まれ。
東京大学名誉教授、 NPO法人「場の研究所」所長(理事長)、薬学博士
専門は、生命関係学/場の哲学
1956年、東京大学医学部(薬学科)卒業 同大学院学位取得の上修了
東京大学理学部助手、千葉大学文理学部助教授、九州大学薬学部助教授、ハーバード大学、スタンフォード大学研究員を経る
1970年、九州大学理学部教授
1977年、東京大学薬学部教授
1993年、金沢工業工業大学「場の研究所」所長、同大学情報工学科教授
2004年、NPO法人「場の研究所」所長(理事長)
主な著書に『生命を捉えなおす』(中公新書)、『生命知としての場の論理』(中公新書)、『競争から共創へ』(岩波書店・共著)、『場の思想』(東大出版会)など多数。
1985年、毎日出版文化賞受賞。2001年、中山賞大賞受賞。


【竹村 真一】
1959年生まれ。
京都造形芸術大学教授。Earth Literacy Program代表。
東京大学大学院文化人類学博士課程修了。
地球時代の人間学を考究しつつ、ITを活用した独自な地球環境問題への取組みを進める。
Sensorium(97年アルス・エレクトロ二カ・グランプリ受賞)、デジタル地球儀「触れる地球」(05年グッドデザイン賞・金賞)や「100万人のキャンドルナイト」「aqua
scape」など、さまざまなプロジェクトを推進。環境セミナー「地球大学」主宰。
07年「water」展ではコンセプト・スーパーバイザーとして企画制作に携わる。
08年7月の北海道・洞爺湖サミットでは、 国際メディアセンター(IMC)内の環境ショーケースにおける「地球茶室」の総合企画・プロデュースを担当。
「地球の目線」PHP新書、新著「環東京湾構想」(共著)朝日新聞出版、など著書多数。
ラジオ「GLOBAL SENSOR」放送中(J-WAVE,偶数月の最終日曜25時〜)。
竹村真一プロジェクトサイト: http://www.elp.or.jp/


【星野 克美】
1940年名古屋市生まれ、名古屋大学経済学部卒業
研究履歴:筑波大学社会工学系専任講師・助教授を経て、多摩大学経営情報学部・大学院経営情報学研究科教授
専攻:文明哲学、未来文明論、地球環境文明論
文化記号論、認知科学記号論(Semiotic Marketing世界的パイオニア)
学会:比較文明学会会員
主著:『地球環境文明論』、『社会変動の理論と計測』、『消費人類学』、『流行予知科学』、‘Semiotic Marketing and
Product Conceptualization’など多数
NPO:日本技術者連盟会長、グローバルマネジメントアカデミー会長、
日本プライバシー認証機構会長
創作:形而上詩、環境文学

イベントの詳細情報のあるURLは以下です。
http://www.apa.ne.jp/taiwa/
by flammableskirt | 2009-10-26 14:10

いちじくの実

湯河原町の産業祭に行ったら、いちじくがとても安く売っていた。
こんなおいしそうないちじく、いちじくはチーズといっしょに食べると赤ワインとよく合う。
それで、今夜は友人を誘ってワインを飲むことにした。
子供の頃はちっとも好きじゃなかったのに、いまは大好物になってしまった。
原稿があがったので、お祝い。あとはイタリア行きを待つだけ。
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by flammableskirt | 2009-10-25 18:03

秋桜 cosmos

木部一樹さんから、秋の便りが届く。
木部さんとは不思議なご縁だ。もう十年近く前に家族と泊まった戸隠のペンション。
その食堂の真っ白い壁に一羽の鳥の絵が描かれていた。その絵を描いたのが木部一樹さん。
どういう経緯で知り合ったのか、もう記憶が定かでないが、出逢ったのは偶然だった。
あの鳥の絵はまだ壁に飛んでいるのかな。その後、木部さんと会ったのは確か一回か二回だけ。
便りだけの淡い関係だけれど、絵ハガキをいただくとつも、あのペンションメルヘンの壁の
小鳥の絵を思い出す。木部さん、お元気ですか? 私は元気でいます。
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by flammableskirt | 2009-10-23 18:12
The best day to live again
生きなおすのにもってこいの日
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すごくよく書けたと思っている。自分では、最近のなかで最高傑作のエッセイだろうと。
自分で言うことはめったにないが、気に入っている。私っぽくて、マイブームなことが満載だ。
「聖なる母と透明な僕」よりも、もっとやさしい文章で綴ってあるけれど、内容的にはかなりヘヴィなはず。
もっとこういう書き方を極めていきたいと熱望している。私の文体だと思う。
それなのに、いつも自分の本のタイトルを間違う。
「生きなおすにはもってこいの日」とか「生なおすのはもってこいの日」とか。
そしてよく編集者から注意される。
こんなに自慢の本なのに、タイトルを覚えない私はどういう人間なのか自分でもわからない。
by flammableskirt | 2009-10-22 12:44 | 新刊のお知らせ