田口ランディ Official Blog runday.exblog.jp

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ゲジゲジ

また雨だ。
よく降ってくれるおかげで苔が元気だ。
四種類の苔を育てているが、どれもすくすく成長している。
雨上がりに近所の石垣に苔の採集に行く。
苔のなかにダンゴムシの子どもや、ゲジゲジが住んでいる。
ふかふかの苔のなかにくるまっているやつらを見ると、
なんだか同じだなあ……と思える。
虫なんか大嫌いなんだけど、ちょっとかわいく感じる。
人間の感覚って不思議だ。
嫌いなものも、なじんでくると愛らしくなるし、
しみじみ観察すると別のものに見えてくる。
自分の感覚はいいかげんなもので、変化する。
そう思っていたほうが、のん気に暮らせるのだなと思う。
ただ、せっぱつまっていると、
この自分の感覚が永遠で絶対だ、
という気持ちになる。余裕がないというのはそういうことなんだろう。
ほんとうは、感じ方なんて、くるくる変化する。
一定じゃない。
永遠に死にたいと思い続けることもないし、
幸せだと思い続けることもない。
雨が降ったら晴れるように、
人間も自然だから、その人間の感情も自然と同じに、
どんどん移り変わっていくんだろうな。
by flammableskirt | 2008-06-29 06:52
今週の土曜日、
日本大学生産工学部津田沼キャンパス
にて、講演を行います。

津田沼近辺にお住まいの方はぜひ聞きに来てください。
無料です、誰でも聴講できます。
秋葉原の事件のことや、死刑の問題などをお話したいと思っています。




テーマ「死と再生の物語 −生きる意味について−」
開催日程6月28日(土)
開催時間13:00〜14:30
講師作家 田口ランディ氏
開催場所本学部津田沼校舎37号館101教室
参加予定者数及び参加の方式事前の受付は必要ありません。

津田沼キャンパス
〒275-8575 千葉県習志野市泉町 1-2-1 TEL.047-474-2201
JR津田沼駅 北口
京成バス4番のり場 三山車庫・二宮行 10分 日大生産工学部下車
京成バス5番のり場 日大実籾行 10分 日大生産工学部下車
京成大久保駅 徒歩10分
http://www.cit.nihon-u.ac.jp/syomu/5-lecture_k_3.html
by flammableskirt | 2008-06-26 16:27
★日本トランスパーソナル学会で講演をします。

トランスパーソナルは私の作品のテーマとも重なる部分が多いので、今回の学会での講演はとても楽しみにしています。テーマは「信頼への祈り」
祈りもまた、私が長く追い求めてきた課題なので、この数年で体験したことを紹介したいと思っています。どなたでも参加できます。興味のある方はどうぞ。
鏡リュウジさん、ピアニストのウォン・ウィンツァンとの鼎談もあります。

「日本トランスパーソナル学会大会」
テーマ「信頼への祈り」

【日時】2008年7月12日(土)13:00~16:30
         2008年7月13日(日)10:00~17:00
【場所】星陵会館
    〒100-0014 東京都千代田区永田町2-16-2
    TEL 03-3581-5650

スケジュール
2008年7月12日(土)
13:00~13:15開会・実行委員長挨拶
基調講演:諸富 祥彦(当学会会長)
13:15~13:45ピアノ演奏「信頼への祈り」:ウォン・ウィンツァンさん
13:45~14:15講演:鏡 リュウジ(当学会理事)
14:15~14:45講演:田口 ランディさん(作家)
14:45~15:15ピアノ演奏とお話:ウォン・ウィンツァンさん
15:15~15:30休憩
15:30~16:30対談「信頼への祈り」:司会・菅 靖彦(当学会副会長) 田口 ランディさん、ウォン・ウィンツァンさん、鏡 リュウジ
17:00~19:00懇親会(希望者のみ・別料金)

2008年7月13日(日)
9:30受付開始
10:00~11:30研究発表、支部活動報告
11:30~12:30昼食・休憩
12:30~14:30ワ-クショップ
富士見 幸雄さん(PWI認定プロセスワーカー・臨床心理士)・諸富 祥彦
14:30~14:45休憩
14:45~16:30講演・辻 信一さん(文化人類学者、環境運動家。 明治学院大学国際学部教授)
16:30~17:00総会
TOPICS
入会のご案内
第8回学会大会
(2008年7月12日、13日)
NewsLetter
学会主催セミナー
第7回 2008年8月24日(日)
ボディワークとトランスパーソナル心理学:ローゼンメソッドを通して
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お問い合わせ
http://transpersonal.jp/taikai8
〒113‐0033
東京都文京区本郷 3-23-5 ハイシティ本郷204号室
コスモス・ライブラリー内 日本トランスパーソナル学会事務局
FAX: 03-6203-8525 mail: info@transpersonal.jp
by flammableskirt | 2008-06-25 15:47

草花をいじる

最近、山野草の苔玉作りにハマっている。
これは昨日の朝、作ったススキとキキョウの苔玉。
苔は湯河原の近所で採集したギンゴケ。うちの裏庭にもたくさんある。
湯河原は川と山があるので苔も豊富。苔探しの散歩も楽しい。
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これは、糸井川で拾った石に苔をつけて、庭の雑草を植え込んでみたもの。
娘と二人で作った初期の作品。花が咲いていたのだが終わってしまった。
雑草もこうしてみるとかわいいです。
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ワイルドプランツにはまるきっかけとなった、宇都宮の手塚さんのなごみ苑。いろんな山野草、売ってます。
by flammableskirt | 2008-06-25 15:26

一週間

6月16日月曜日
夕方、札幌に到着。編集者のKさんといっしょに、北海学園大学に藤村久和先生を訪ねる。アイヌ研究者の藤村先生は、いまたぶん日本で唯一、暗誦ではなく即興のアイヌ語で正統なカムイノミができる人だ。見えない世界をアイヌと同じように感じ、見ることができるけれど、先生は和人。何人に生まれても、心を開けば民族の精神性を理解することはできるのだと思う。夜中2時過ぎまでお酒を飲みつつ、アイヌの精神文化について話をする。

6月17日火曜日
札幌から『スーパーおおぞら』で帯広に到着。帯広で地域活性化プランナーの後藤健一さんと会い、お昼を食べる。十勝蕎麦、おいしかった。感動したのは十勝産の生乳とチーズでつくった『カマンベールアイスクリーム』めっちゃうまいっす。午後は奥さんの後藤純子さんに、アイヌの狩り場があったという森の神社に連れて行ってもらう。

夕方、帯広アイヌとハワイの原住民の方たちとの交流会に合流。ハワイからやってきた藤森さんと会う。その後、ハワイな面々といっしょに十勝川温泉に泊まる。前日飲みすぎていたので、寝不足で速効、寝る。
翌朝、温泉付近を散歩。ハワイのホロホロ・ネルソンからココナツの葉っぱで鳥を作る細工を教えてもらう。ネルソンは葉っぱでバッタやカゴも上手に作る。お礼に鳥笛をあげたら、そのまたお礼に鼻笛をもらった。鼻で吹く笛でとても精妙な音が出る。鼻笛の吹き方を特訓して、なんとか吹けるようになった。うれしい。
そのあと、ナニさん、プナさん、オラナさんといっしょにフラの練習をする。プナさんは私のフラの先生だったサンディー先生の師匠の娘さん。サンディーさんのこともよく知っていた。

午後にハワイのみんなと一端は別れて、札幌に向かう。札幌駅で、べてるの家の向谷地えつこさんと合流、車で『浦河べてるの家』までいっしょに乗って行く。えっちゃんは、アメリカに留学していた娘さんが戻って来て、その娘さんを千歳空港まで迎えに来ていた。そのついでに札幌で拾ってもらったのだ。
ひさしぶりの浦河、ひさしぶりのべてるの家。
夜は、えっちゃんや、のりくん、まなちゃん、植松さんや、下野君といっしょにお寿司を食べて寝る。
この日は本当に月がきれいで、月を見ながら鼻笛を吹いた。
鼻笛はほんとうにわずかな息で吹くので、なんだか頭がぼーっとして瞑想状態になる。この笛がとても好きになった。

6月18日
さすがに疲れてきたので、朝寝する。
遅い朝飯を食べてから、浦河町の文化センターまで歩く。ホテルからは三分だ。久しぶりに会うべてるの人たちと挨拶をしているうちに、佐藤初女さんが到着、さっそくおむすびをにぎる準備が始まりそれを手伝う。そのうちに、ハワイの人たちも到着して、交流会の準備のお手伝い。バタバタしているうちに交流会が始まり、ハワイアンの演奏のあと、浦河アイヌの踊りや唄が披露される。
アイヌの人たちは、ずっと厨房で料理をしていたので、ハワイアンの演奏が見れなくて残念だった。私も前座として覚えたての鼻笛と、口琴を演奏する。

アイヌの踊りのときに、アイヌ刺繍の袢纏を着て真っ先にいっしょに踊ったら、終わったあと『ありがとう』と声をかけてくれた人がいた。浦河アイヌ文化保存会の深沢さんだった。深沢さんのムックリの演奏はすごくセンスがよかった。風を感じた。自然の音をじつにうまく模倣している感じだった。それに、踊るときも全身全霊で精いっぱい踊る。楽しそうに踊る。実はそういう人はあんがいと少ないのだ。
それで、この人と仲良くなりたいと思って『演奏も踊りもすごくすてきでした、お友達になってください』と言ったら、深沢さんはどぎまぎして『あたしはいじわるで、ひねくれてるよ』と答える。確かにはっきりものを言う人だけれど、ぜんぜんひねくれてなんかいない、率直なんだと思う。ますます好きになった。

交流会のあと、午後6時半から町の映画館でべてるの家の『当事者研究発表』がある。そこに参加。川村先生や、向谷地さんももちろん来ていた。お正月以来なのでなつかしい。べてるの当事者研究は相変わらず目から鱗の面白さだったが、二時間くらいしたら狭い会場がむんむんしていて、頭が痛くなったので外に出た。ロビーに早坂潔さんがいて『ビールでも飲むか』ということになり、居酒屋に行く。

潔さんは、ついおとといまで入院していたということで、すっきりスリムになって絶好調だった。ここのところ私は来るときはいつも具合が悪かったので、こうしていっしょにお酒を飲んでしゃべるのは久しぶりだ。父が死んだことを告げたら『ランディ、ほっとしたろ』と言っていた。ほっとしたよ、ほんと。後になって向谷地さんも合流。十時過ぎにはホテルに戻って寝る。

6月19日
朝九時に文化センターに集合。今日は浦河アイヌの案内で山に入り、そこで摘んだ草花でハワイアンがレイを作り、アイヌの神様に捧げる……という、楽しいスケジュール。……なのだが、ハワイアンの最年長のナニさんが、旅の疲れて寝ているとのことで朝からどたどたしているうちに出発は十時半になる。昨日、知り合った深沢さんといっしょに山に入り、植物のことをいろいろ教えてもらう。たくさんの、シダやガマの葉を採集。それを使って、オラナさんからレイの作り方を教えてもらい、みんなでレイを作る。レイってけっこう大変、丁寧に花を編んで行くので時間がかかる。アイヌの深沢さん、掘さんも、一生懸命にレイを作った。そうこうしているうちに時間は二時になってしまう。
レイをもって、アイヌのヌサ場に行き、そこで供物を捧げ、ホロホロ・ネルソンが笛を奏でる。みんなでアイヌの唄と踊りを踊って神様に挨拶をして、解散となった。

大急ぎで会場に戻る。三時からのシンポジウムにゲストとして参加。
テーマは『回復への不安』。統合失調症からの回復過程に『むなしさ、たいくつさ、淋しさを感じる』のはなぜか。それにどう対処するか、そういったことだ。病気の間は、トラブルが続き感情は大きく揺れ、なにか自分がドラマの主人公になっているようなそういう気分なのだそうだ。それが終わると、急に『地道な変化のない人生』が目の前に見えて、それで生きるのがむなしく感じるという。
『ふつうの生活ってどういうことかわからない』『病気じゃなくなったら自分じゃなくなってしまうようで不安』なのだそうである。
なんとなくわかる気がする。私はたぶん病気じゃないと思うが、この私がふつうだとしたら、ふつうというのはとても淋しくむなしいことである。常に淋しさとかむなしさといっしょに過しているが、でもそれがそんなに嫌でもない……というのは、大人として生きることなのじゃないか、そんなことしゃべった。
『私は作家になったらもう淋しかったりむなしかったりすることはないと思っていたけれど、ぜんぜん違う。やっぱり淋しくてむなしい。しんしんと淋しくてむなしい。でもそれがいやじゃなくなった』
 いまや淋しさやむなしさは、私にとって救いであり友である。疲れたとき、このしんしんとした淋しさのなかに手をつっこんで『はあ……』と一息ついているような気がする。孤独であることは淋しいし、生きることはむなしいが、そのむなしさが自分を落ち着かせてくれているように思える。これがふつうってことだと感じる。

再び、えっちゃんに千歳空港まで送ってもらい、バナバタと浦河を後にする。
ハワイの藤森さん、ネルソン、浦河の深沢さん、帯広の後藤さん、いろんな人と出会い、自分のケチさとか、ズルさとか、こっすっからいところとか、でしゃばりなところとかよく見えた。新しい場に入らないと、自分がわからない。ハワイアンやアイヌの深沢さんは、ほんとうに正直で、こちらがせつなくなるくらい一途で、なにをするにも懸命だった。そういう人たちと少しでもいっしょに過すと、偉そうなことを書いたりしゃべったりしていても、ふるまいとしてなに一つまともなことができていないことに気がつき、落ち込む。

いい旅だった。
by flammableskirt | 2008-06-22 11:14

モジズリ

毎年、初夏になると庭にモジズリがたくさん咲く。
この草花の花はらせん状にねじのように咲く。とても愛らしい。
ネジバナともいうらしいです。

本日から一週間ほど、北海道に出張してきます。
今日は札幌で、アイヌ研究家の藤村先生に会います。
明日は帯広でハワイ原住民のみなさんと、十勝アイヌの交流会に参加します。
あさってから、べてるの家です。
今年のべてる祭りには、青森から佐藤初女さんもいらっしゃるとのこと。
いろいろ楽しいことがたくさんありそうなので、携帯メールでご報告できたらいいな。
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では、行ってきます。
by flammableskirt | 2008-06-16 08:46
チャンスです。7月11日に上映会があります。
しかも入場無料、申し込み不要。
東京大学大学院人文社会系研究科グローバルCOEの企画上映会です。

「チーズとうじ虫」上演・監督講演会
日時 7月11日金 17時30分〜20時30分
場所 東大本郷校舎医学部教育研究棟十四階「鉄門記念講堂」
     
なんと、無料の上に監督の加藤治代さんの講演つきです。
これは観ないと損です!さすが国立大学は気前いいです。

この作品、実にいいです。
なんかしみじみ才能ってすごいなあ、って感じる作品です。
ホームビデオでこんなすごいもの撮ってしまうんだもの……。

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by flammableskirt | 2008-06-11 16:12

無念

ううっ。
ものすごく用事が重なって、出かけていて、山崎哲さんの新転移21の公演を見逃した。
「向日葵」今回は佐世保小六同級生殺人事件がテーマだったのに……。
そして、劇団「青い鳥」の公演も見逃した。「青い実たべた」観たかったのに……。
さすがに東京に住んでいないと、演劇などの公演にはすっと行けない。
演劇や音楽に接しようと思ったら東京に住んだ方が便利だ。
それはわかるが、やっぱり湯河原がいいな。
ああしかし、今回の見逃しは痛い……。
どうしても、観る傾向が社会問題を題材にしたものに偏っていく。
そういうものが観て楽しいのだからしょうがない。
自分が答えを出せないでいる問題に、他の人がどんな答えを出すのかを知りたいんだ。

水俣フォーラムの実川さんから電話。
今年八月の「新潟 水俣展」をお手伝いすることに。
新潟には月乃光司さんがいる。ぜひ、水俣展を観に来てほしいなあ。
そういえば七月六日は宇都宮の大介くんの個展の最終日で、
月乃さんとAKIRAさんの、どん底ブラザースのライブがある。
どん底を観たいわけではないが(笑)、あの場所が気に入ったのでまた行ってみようと思う。
by flammableskirt | 2008-06-11 16:03

写真で見る宇都宮旅行


実物の写真を撮るのを忘れたので、ポスター。
大介くんの個展、まだやってます。
この絵は「見てはいけないもの」なので、「見てはいけないもの」を見ると気持ち悪くなる人にはおすすめしません。
このポスターの作品がすでにアール・ブリュットでしょ。
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ギャラリー悠日のワイルドプランツの展示コーナー
大谷石のすてきなギャラリーです。
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ワイルドプランツの鉢植え 夏らしい! 手塚さん作。
購入も可能。すてきです。
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ギャラリーの裏にあるフレンチレストラン「chihilo」の前菜。若アユを揚げたもの。
あまりにかわいい盛りつけなので写真に撮ってしまいました。
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by flammableskirt | 2008-06-11 12:02

絶食

あまりにおいしいものを食べ過ぎたので、昨日の夜は抜いた。
そうしたら体調が元に戻った。
やっぱり食べると内臓が疲れるんだな。食べないほうが調子がいいのだ。
……って、いきなり断食なんかすると、またバランスが崩れるが、
今日も朝をたっぷり食べたので、遅めの昼食にして夜を抜く予定。

娘と「ヒーローズ」というアメリカのテレビ番組のDVDを観て思いきりハマる。
第一巻はサービス価格で三話入って八百八十円だった。
こんな面白いものを小説で描けって言われても描けないよなあ……と、思わず呟く。
分裂した人格が超能力をもっている、という多重人格の女性の話が興味深かった。
そういうことってあるかもしれない……。
というのも、だいたい、多重人格の第二人格の方が能力的には上だったりする。
優秀な人格をボケナスな人格が統合していたりする。
でも彼女の場合は、自分の顔が自分と思えない……という症状があったりして、いわゆる多重人格とはちょっと違うのだが、この先どうなるのか楽しみ。

以前に、スプーンを曲げる超能力者の清田君とごはんを食べたとき、
「時空間ワープした」という話を聞いたことがある。
路地を曲がったら、時空間をワープして海外にいたという話だった。
「でも、コントロールがきかない」ということを彼は言っていた。
だいたい、なぜスプーンは曲がるのかまったく解せない。私は何度も何度も何度も見たが、スプーンは曲がるどころかくねくねにぐにゃぐにゃになって、私の目の前でとけるように落ちた。
木村ふじ子さんに未来を霊視してもらい、まったくその通りになったこともあった。
しかしなぜなんだろう。そいう力というのは遺伝子のなせる技なのか?

でもまあ、とにかく人と異なる能力をもっている人は、ものすごい試練や苦難を経験している。一人として楽そうな人に会ったことがないので、ああいうものは持たされると本当に大変なんだなあと思う。世の中の価値観から存在自体がはずれてしまうわけだから……。
「ヒーローズ」はやはり、アメリカの作品らしく「善と悪」に二者対立の構造にもっていこうとしている。それが残念だが、けっきょくわかりやすいからそうしてしまうんだろうな。
対立軸では絶対に壁を越えることができない、それがオカルトの魅力なのだが。
by flammableskirt | 2008-06-11 11:36