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by flammableskirt
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2009年 06月 20日 ( 3 )

風旅トーク


 先日おこなわれた、風の旅人の編集長・佐伯さんと、私の対談の内容が紹介されています。
いまここ、あるいはここではないどこか
by flammableskirt | 2009-06-20 14:19

歳をとる

 友人の今泉さんのブログに歳をとるっていうエントリーがあって、なぜか大受けしてしまった。この温泉でのオヤジの描写が秀逸なのだった。

歳をとる、のは、確かにみんな一緒である。ほんとうに平等に歳をとっていく。私は今年の誕生日で五〇歳になるのだが、気持ち的には37,8歳からぜんぜん歳をとっていない。だが、気持ちはどうあれ歳をとるのである。
このごろ会話のなかで「50歳くらいのすごいおばちゃんが……」とか、「見ると50代のおばちゃんなんだよね」と、見ず知らずの50代が化け物扱いされているのを聞くにつけ、ふーん、なるほど私もそんなふうに言われているわけね、と思う。

以前にギリシャに旅行したとき、ギリシャ人のグループと一週間ヨットの旅をしたのだが、ギリシャ人の男性は年配の女性をとにかく立てる。まず、その場で一番年配の女性を敬いサービスをする。若い女をちやほやしたりしないのだが、日本のおじさん達は女は若いほどいいと思っている。そりゃあ若いほうがぴちぴちしていてかわいいだろうが、そういう容姿に対する露骨な感情を態度に出すのはとても子供っぽいことであるなあと思った。当時、私はまだ三十代であったが、五〇にさしかかった今、ギリシャの男はすてきだと改めて感じる。が、そんなことを言っても隣の芝生だし、私は日本人で日本に住んでいるんだから、日本の男のいいところを見つけていくしかない……という前向きな気持ちも失せてきた。もう、男はどうでもいいか、というかなり投げやりな最近の私である。これも年齢のなせる変化なのか。男の気を引きたいとか、男に好かれたとか、そういう気がなくなってしまった。なくしてしまえばこんな気楽なことはないが、これこそ、オバサン化ということなのだろうか。ああ、歳をとるって……。
by flammableskirt | 2009-06-20 11:35
 久しぶりに角川書店のFさんとSさんと打ち合わせをして食事をする。
 奥湯河原の伊藤さんのお店「アンリ・エルルカン」へ。前菜の焼き茄子のムースがすばらしかった。おかわりしたいほど。ご飯にかけて食べたい……と下品なことを考えた。
 野生時代の連載と同時進行で、角川学芸出版のウェブで「マージナル」のノンフィクション版を連載する。同時に秋に短編集を出すための準備を進めていて、今年はたくさん角川書店で仕事をすることに……。角川の編集者の方とはすでに十年近いつきあいになるのに、小説の出版は初めてである。それなのに見捨てずつきあってくれてほんとうにすみません。作家生活も十年になろうとすると、編集者には頭が上がらないというか、ほんとうによくもまあこんなに仕事しないのにつきあってくださったなあ……と、申し訳ない気持ちでいっぱいになり、それを原動力に長編を書いているようなところがある。西村京太郎先生が「なぜ、こんなにたくさん本を書けたのですか?」という質問に対して「編集者への義理です」と答えていた気持ちがわかるようになってきた。
 以前はまったく想像もしなかったが、いまは「これほど世話になったのだから、せめて少しは売れてほしい」と思う。自分のためというより編集者を喜ばせてあげたいと感じる。そういう感情は表現者としてセコイかもしれないが、私は態度よりずっと気が小さいのである。
 ようやく体調が戻ってきた。梅雨時の体調管理は難しい。どうしても浮腫みがちになる。小食になると塩分が足りなくなるので、ハトムギ茶に塩を入れて飲んでる。足が浮腫む人は塩分が足りない可能性が大。だまされたと思って塩分をとってみるといいですよ。この時期、浮腫むからねえ。一晩で浮腫みが取れたりします。
by flammableskirt | 2009-06-20 10:42