仏教と冥想に興味のある方へ
2013年 07月 07日
第1回サンガクラブ
ゲスト・田口ランディ
【日時】2013年7月27日(土) 18:00~20:00(17:30開場)
●【会場】昇龍館ビル303号室
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-28
JR御茶ノ水駅 聖橋口より徒歩5分
【参加費】一般:2,500円(懇親会込み)
(サンガジャパン定期購読ご契約の方:1,800円)
仏教の実践者、研究者、さまざまな方に多角的にお話を伺っています。
「仏教」とひと言で言っても、その裾野はあまりに広く、いったい何をもってして「仏教」なのか、よくわからないという方も多いのではないでしょうか。私もそういう一人でした。
自分自身が仏教を学んでいくなかで、哲学、思想としての仏教の面白さにどんどん魅せられていきました。しかし、宗教としての仏教となると宗派があまりに分かれていて、さまざまな矛盾を孕みどうもよくわからない……というのが実感でした。しかし、仏教は自身の行き方や冥想を通して初めて触れることができるもので、ただ本を読んで勉強していてもちっとも面白くありません。
不思議なものだなあ……と、仏教とつかず離れずしているうちに、ますます魅せられている……というのが偽らざる心境です。
「Sanga Japan」で連載を始めてから、サンガ出版のかたがたと対話する機会が多くなり、仏教を学ぶためには、仲間が必要ではないか……と、私から提案させていただきました。宗教ではなく、哲学、思想として仏教を学びたいという人は多いのですが、どこで学べるかというと、カルチャースクールや大学の公開講座くらいです。でも、そこで話しを聞いたから仏教が理解できるかというと、そうでもなく、冥想や、人生の問題と自分がどう向きあうか……という時に、始めて仏教的思考が理解できたりすることが多いのです。
それはただ、本を読んだり話を聞いたりするだけでは難しく、共に学ぶ仲間と体験を分かち合うことから「ああそうか!」と腑に落ちることが多い。
冥想も、ただワークショップに通って単発的に体験しても、それが「ほんとうに冥想体験であるのか?」もわからない。冥想には意識の段階がありますから、体験を、経験者と話しあい共有することで始めて「それはちょっと違う」とか「その方向性だと冥想が深まらない」など、判断ができます。
誰か偉い先生が来て一方的に解説するだけではなく、共に学びあう者が「サンガ」じゃないの?
ということで、「サンガクラブ」が誕生しました。サンガクラブって同じ意味の言葉が重なってて変じゃない?とも思ったのですが(笑)、そういう些細なことはこのさい、置いておきましょう。
7月28日は、上記のようなことを踏まえて、仏教冥想の可能性や、ヨガや気も取り入れた仏教冥想についてですとか、体験を通して知るというのは、どういうことなのか? つまり、仏教の思考方法をいま生きている自分たちは、どう生かせるのか……ということを参加者と一緒に対話し考えてみたいと思います。
私も初心者なので、思い切り突っ込んでいただいたほうが、わからないことが明らかになってうれしいです。
いま座禅や冥想をしている方も、これで本当にいいのか?と思うことがおありでしょう。
そういう疑問をいっしょに考えてみませんか。
もし、お友達やお知り合いで仏教や冥想に興味をもっている方がいたら、お知らせいただければうれしいです。
参加申込先
電話:03-6273-2181/FAX:03-6273-2182
申し込みフォームはこちらです↓
https://business.form-mailer.jp/fms/ca35cd6823459