未曾有とも、千年に一度とも言われた東日本大震災を被災して半年少し経て、なお東北各地の震災・津波からの復興・復旧も、福島第一原子力発電所の事故収束もはかばかしく進んでいない。今われわれは、いやおうなく、文明とは何か、科学・技術とは何か、自然とは何か、人間とは何か、といった問いの前に立たされている。そしてその問いは、あらためて、われわれにとって何がどうあることがほんとうに「よい」あり方なのかという、倫理の根本問題につながっている。ここでは、この大きな危機crisisをどう受けとめたらいいのか、そしてそれをどう「よい」転機crisis に転じていくことができるのか、をじっくり論じたいと思います。
■日時 11 月12 日(土)13:00~15:00
■場所 鎌倉女子大学(大船キャンパス)教室棟3 階大講義室
(入場無料 先着順)