「ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ」の感想(長崎市長・田上さんから)
2011年 09月 12日
長崎市長の田上富久さんから、「ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ」の感想をいただいた。
情報が氾濫する中では、人間は目の前を次々に行き過ぎる情報に目を奪われ、大きな流れを見失いがちです。特に若い人は、肉体だけでなく、心の動体視力もいいので、当然、動くものに目を奪われがちです。この本に書かれているような大きな流れを見る目を忘れないように。時代が変わっても変わらない、動かない価値にも気づけるように。
とても思いが込められた本だと思います。
ありがたいメッセージ。
田上さんとは、世代も近いせいか、この世界をどのようにとらえて、自分がどう行動すべきか、その「考え方のくせ」のようなものが似ている気がしてならない。自分の「考え方のくせ」にいつも疑問をもちつつ、それでも、自分が正しいと思うことを躊躇しながらも選択していく、その「迷い」のなかに、対話は生まれ、そこからしか戦いのない世界は導き出せないと感じているところも……。迷いながらひるまず進んでいくところも……。
9月5日に発売になりました。ご興味のありそうな方にお知らせくださいますようお願いいたいします。
ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ