人間は変るものだ
2009年 03月 11日
この気温の上がったり下ったりに身体がついていけなくてなんとなくだるい。
それでも朝、海岸を散歩しながら仕事場にたどりつく。
このごろ、朝も八時を過ぎると「もう遅い、出遅れた」という気持ちになる。
若い頃、十時出社で、十時が朝だ、という感覚だったが、もはや十時は昼である。
朝といえば六時であり、午前中出遅れるとあっというまに夕方になってしまう。
この時間感覚は年のせいなのか?
ちなみに昨日は九時半に床に入り本を読みながら十時過ぎに寝た。
早く寝れば早く目覚めるのは当然か。
よく寝ると、朝から身体が動く。
朝が弱いと思っていたのは、単なる寝不足と食べ過ぎのせいだったのかもしれない。
若い頃、まったく身体を無視して生きていたなあ。それでも死ななかったのだから、
けっこう丈夫なのかもしれない。あんがいダイビングやヨットなどやっていたのが良かったのか。
海に触れると細胞が蘇生する感じはいまもある。とにかく一日に一度はどっぷりと
身体を海水に浸さないと、どうにも調子が悪い。
いまや、一日をすかっと集中して過すためだけに生活を管理している。
そうすることが快適だからそうなっただけで無理はしていない。
人間は変るものだな……。
これから死ぬまでどう生きるか、ということは常に生活を考える前提になってきた。
まったく、人間は変るものだな、この私が……。