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作家 田口ランディの新刊・イベント情報・近況をお知らせします。 


by flammableskirt
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10月15日スピリチュアル・webマガジン「ヌー!」を創刊しました。
このマガジンはスピリチュアル・マガジンです。有料の購読者限定のマガジンですから、精神世界や内的なトリップに興味のある方だけに読んでもらいたいディープな内容です。そのジャンルが好きな方にお知らせくださいね。


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この写真、このあと不思議なことが起こるのですが、それは「ヌー!」で
左は宮崎ますみさん、右は田口ランディ




2017年から、読者との特別オフ会や、イベント、「ヌー!」ツアーなども企画していきます

「ヌー!」はご購読を申し込みいただくと、サイトでこれまでの号が読めるほか、記事が更新されるとメールマガジンが送られてきます。また更新したときはメールにて通知をいたします。詳しくはnoteに登録したさいに「アカウント」で設定をしてください。半月でたくさんの方にご登録いただきました。基本的に最低隔週で更新しますが、あまりに不思議な出来事が起きるので10月は7回も更新してしまいました。これでは読者の方にプレッシャーかも、と、不安になりつつ……。いっしょに不思議や奇跡を共有できたらうれしいです。

今月は、パーティでお会いした江原啓之さんにもご登録いただきました。めっちゃ緊張。スピリチュアルを語るにも気合いが入ります。「ヌー!」には私の友人の能力者の方々もたくさん登場するので、その方たちとの特別対談も企画していく予定です。読者の方と一緒に遊ぶ体験型のwebマガジンとして来年は特設サイトをつくります。なにが起こるかわくわくします。

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Randy Taguchi




# by flammableskirt | 2016-11-03 09:36 | ヌー!のお知らせ
今日はみんなと一緒にめっちゃクリエイティブな体験をしました。ありがとう!楽しかった。
ほんとかっこよかった。すばらしい作品がたくさん誕生。
作品をレイアウトして、額に入れて持ち帰っていただきました。
明日の朝、目が覚めたらお部屋に絵がある。ステンドグラスみたいな光る箱がある。
見るたびに今日のことを思いだして元気になってもらえたら幸せです。
創作するって、表現するって、最高だよね。
それをみんなで共有するって、もっと最高だよね。
それぞれのなかに、すんごい種があることを、感じてもらえた一日。
「あなたもすばらしい!わたしもすばらしい!」
お互いが共鳴しあうともっとすばらしい。

プラスチックケースに下絵さて、なにが完成するのかな?

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実はこんなすごいものが!
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10メートルのロール紙にみんなでお絵描き。
それをレイアウトして切り取って額に入れました。
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めっちゃ子ども心に戻って、
すごい傑作が誕生。
傑作の写真はまた明日!


楽しい一日、みんなありがとう!
なにもかもキラキラしていて最高でした。

田口ランディのオフィシャルサイトに
ワークショップのartgalleryがあります
参加者が作った作品を見にきてね!
ART WORKSHOP GALLERY




# by flammableskirt | 2016-10-09 22:04 | イベントのご案内
2001年、「インターネット万博」というイベントの仕事でカンボジアの地雷原を取材に行った。同行したメンバーの一人が鬼丸昌也さん。まだ確か学生だった。熱心に地雷原の話を聞いている。真面目な青年だなあと思った。その後、彼は日本に帰るとすぐにNPOを立ち上げて地雷撤去の支援に乗り出した。その行動力にはほんとうにびっくりした。鬼丸さんが立ち上げた「テラ・ルネッサンス」が今年で15周年になるという。
その記念誌に原稿を書かせてもらった。

地雷原に一緒に行くというのも不思議な縁。その後も鬼丸さんとは、災害が起こると会うという……。東北大震災の時も「さて義援金をどうするか」と思ったときに真っ先に顔が浮かんだのが鬼丸さん。「東京慰霊祭」で集まった寄付金をすぐに現地で活用してもらった。彼の活動はカンボジアの地雷撤去だけでなく、アフリカのウガンダで少年兵として誘拐され傷ついた子どもたちの社会復帰など、多岐に渡る。

アフリカは日本から遠い。先進国はアフリカ問題を避けて通れないことはわかっていても自分から遠すぎて見えてこない。そのアフリカに数人のスタッフで事務所を立ち上げ、一から活動を始めるのはどれほど困難なことか。でも、鬼丸さんに会って苦労話というのは聞いたことがない。いつも飄々としている。

テラ・ルネッサンスの活動はこちからごらんになれます。

彼が地雷撤去を決意する現場にたまたま居合わせた……というのも、偶然とは思えない。
来年はアフリカに!ぜひ。

c0082534_18442385.jpgc0082534_18440565.jpg鬼丸昌也さんの本、読むと元気が出ます。なんだってやればできる。一から始めて大丈夫なんだ!まったく、あの痩せっぽちの青年が、こんなすごいことを成し遂げるとは……。
これからもがんばってね、鬼丸さん。応援しています。
 

# by flammableskirt | 2016-10-08 18:47

四谷シモンさんの人形展

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これはもはや人形ではない。存在として人形じゃない。わたしの知っている人形じゃない。たしかに人の形をしているけれど、精霊?
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四谷シモンさんの個展会場で、人形の写真ばかり撮っていたら「シモンを撮らなくていいの?」と言われ、あ、でも人間にカメラを向けるのが苦手なのでもじもじしていたら「おじさんは撮らないってさ」ってからかわれてしまった。そんなことありません。シモンさん、とってもすてきな人。人形とシモンさんは似ている。シモンさんも精霊さんみたいだ。
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でも、わたしは人間を写真に撮るのが苦手。花とか石とか水しか撮らない。人間にカメラを向けてはいけない気がして、向けられない。人形は平気だった。花を撮るような気持ちで、たくさん人形を撮ってしまった。この人形を撮りたくなる写真家の気持ち、わかるなあ。
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撮るたびに違う表情になる。人形じゃないよ、だってこちらを意識しているもの。でもその意識は人間のものじゃない、やっぱり、花とか石に近いものだった。精霊をつくる人がいるんだなあ。近寄ると花の香りの息が匂ってきそうでした。

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シモンさんも精霊みたい。銀座青木画廊にて



# by flammableskirt | 2016-10-07 01:07 | Trackback
「えっ? 11月ですか?」

と思わず編集者のSさんに聞き返した。だって、まだゲラも出てないし……。
今日はかわさき市民アカデミーで講演のあと、横浜中華街で新刊の打ち合わせ。講演で咽が渇いたのでビールで乾杯。Sさんが出してくれたタイトル案や目次案に「いいですねえ!」と相づちを打ちつつ、「それでこの本は来年のいつ出しましょうか?」と言ったら、Sさんが「なに言ってるんですか、年内に出しますよ」

「年内って、もう3ヶ月しかないですよ?」
「ですから、11月末に出しますよ」
「ウソ?」
「やだなあ、田口さん、秋に出しましょうって言ってたでしょ」

確かに、当初はそう言っていたけど、いろいろな事情があり今年はすべての出版がズレこんで、もう本を出す気なんてサラサラなく、11月から舞台の稽古が始まるから年内は演劇活動で終りだ、くらいに思っていたのだ。

ほんとに出るのかなあ、でもSさんは「では、出版を祝ってかんぱーい」とがんがん紹興酒とか飲んでる。まあ、原稿はそろっているし、出せなくもないか。大きな手入れもないし……でも、マジであと2ヶ月で?信じられない。本って出る時は私の都合なんか関係なく出ちゃうんだなあ。

前祝いっぽい雰囲気で盛り上がり帰宅。


指鬘物語

これが新刊の掌編小説集のタイトルなのだけれど読めますか?
しまんものがたり、と読むのです。
しまん……ではなかなか検索できない。
ちなみに指まんで検索をかけたら恐ろしいエロい記事がどかどか出てきて焦った。
やばい……。指鬘物語って、読んでもらえるかな。

ま。ルビをふればいいことなのだが。
これは、殺人鬼から仏弟子になったアングリマーラのこと。
わからないよね。わかる人はめったにいないと思う。
でもまあ、編集者が気に入っているのだからいいか。
なんとなく字面が怪しくていいや。

掌編というのは、ほんとうに短い、ショートショートを指します。
原稿用紙10枚以内の短編24本。

じつは、短編は大好き、特に短い短編は好き。
だけどいま10枚の短編なんて掲載してくれる媒体もないし……。
あまり書く機会がなかった。
24本、不思議なお話ばかり。

11月にこの小さなお話たちが本になるんだ。
がんばれ、と声援を送りたくなる。
書き上がるともう自分のものじゃないから。
こどもを見送る親の気持ちです。

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写真は、本日、我が家に現れた庭の主。このヒキガエル、ずーっとうちにいる。けっこうカエルって長生きなんだよね。人間が寄ってもぜんぜん動じないの。不思議な生きものだね。



# by flammableskirt | 2016-10-07 00:38 | 新刊のお知らせ | Trackback

10月のお知らせ

今年も残すところ3ヶ月ですね
ありえない、早過ぎる。と、思う反面、7月の「かもめ」の舞台からすでに3ヶ月。この3ヶ月は長かった。まるで1年くらい経ったように感じる。
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時間というのは伸びたり縮んだり、一定ではないということかな
感じ方次第で、時間をコントロールできる。人間は新しい体験を多くすると時間を濃厚に感じるそうです。全体的には早いけれど、分断された時間がとても長いというのは、濃厚な時間を過ごした証。

生まれて初めての演劇舞台体験。そのための練習10ヶ月
スタニスラフスキーシステムを学び、その合間に部屋の改装、佐藤初女さんの葬儀、海外翻訳版の出版、穴ツアーの企画、ほんとうにいろんなことをしました。

そしてついにプロの舞台出演12月の「骨風」に挑む
これは人生の転機!役者への第一歩、11月から本格的に練習がスタート。共演者は異彩ぞろい。想像しただけで武者震い。これから舞台に向けて疾風怒涛の毎日が始まるんだろうなあ。
なぜ役者を……という経緯はこのブログにて少しずつ書いていく予定。
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舞台「骨風」の稽古日記もHPに紹介します。
共演者は、四谷シモンさん、佐野史郎さん、十貫寺梅軒さん、世界的舞踏家の中島夏さん、石川真紀さん、幻の名優大久保鷹さん、井浦新さん、映像作家の林海象さんと、異種格闘技のようなすごいことになっています。

チケットはすでに完売、もはやキャンセルを待つだけ。
プレミアムチケットになってしまった……。こんなすごい舞台に立てるだけでも幸せ。もちろん初舞台なのでめっちゃ緊張しています。大丈夫、私にはスタニスラフスキーがついている!

ホームページをリニューアルしました。
この秋から心機一転でやるぞ!という決意表明。ステキなprofilephotoは写真家のにのみやさをりさんに撮ってもらいました。それ以外の写真は自分で撮りました。写真はおもしろい。主に花の写真を撮っています。その写真をピアニストのウォンさんに見せたところ「すごくいい!」と言われたので、花の写真とピアノの即狂ライブコンサート「瞑想の花」を企画。このお知らせもHPにあります。

これまではバラバラでわかりずらかった、ワークショップ、イベント、新刊情報、ライブ、舞台、ウェブマガジン、掲載メディアの紹介、クリエイティブライティング講座の申し込み、ダイアローグ研究会、講座、講演情報すべてまとまってわかりやすく確認できます。

10月15日から「spiritual magazine ヌー!」がnote上で公開されます。継続課金マガジンで月額500円です。有料のマガジンなので「本気でスピリチュアル!」がキャッチフレーズ。ありきたりな日常をありえない日常に。精神世界、シャーマニズム、アニミズム、仏教からユングまで、田口ランディワールド炸裂で隔週更新予定。このお知らせもHPにあります。
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# by flammableskirt | 2016-10-06 09:12 | イベントのご案内
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花の色は美しい。その色に人は魅せられます。私たちが感じているこの世界にあふれかえる色とはなんでしょう。 色は光です。物質が太陽の光を反射し、その光、つまり電磁波を脳が色として認識しています。 花が青ならば、花は青の光を反射しているから青に見えています。海や空が青く見えるのと原理は同じです。 花から放出される光はある波長をもっていて、その波長を脳は感じています。波長には色などついていません。
ところがある特定の波長を脳は色と認識する仕組みを持っているのです。音も波長です。色と同じです。 音色という言葉があるように、脳は音にも見えない色を感じ、精妙に周波数を聞き分け、情緒が反応します。 花の色を感知したとき人の心は安らぎ喜びを感じます。花の色は特殊な意識状態に人間を誘います。 花は生命力の象徴。花の発する光に人は命の喜びと永遠を感じます。花には色はありません。色はイリュージョン。 このコンサートでは花の発する光とピアノの音の周波数によって、極楽浄土のイリュージョンを脳のなかに創造します。 晩秋の一夜、どうか心ゆくまで瞑想をお楽しみください。

2016年11月5日(土)
18:00開場 18:30開始 21:00終了予定
AT KYOOU BUDDHIST TEMPLE
新宿 経王寺本堂
〒162-0053  東京都新宿区原町1-14
前売り 4000円
当日  4500円

全100席・自由・予約制
チケットのご予約方法
お名前・枚数・お電話番号で
電話・FAX・メールにてお申し込みください
電話03-3341-1314 fax 03-3359-9907
tagai@kyoouji.gr.jp

※お寺の小さなホールでの特別公演です。
先着順で定員になりましたら締め切りとなります。

出演者プロフィール

ウォン・ウィンツァン ピアニスト・作曲家
87年、瞑想の体験を通して自己の音楽の在り方を確信し、90年にピアノソロ活動を開始。9 2年、サトワミュージック発足、1st アルバム「フレグランス」がロングセラーに。以降30作近く の CD を発表。NHK「にっぽん紀行」E テレ「こころの時代」のテーマ曲でも知られる。透 明な音色で観客の深い意識とつながり、解き放たれた静寂な空間を創りだす即興演奏に“ 瞑 想のピアニスト”と呼ばれている。最新シングル CD「光を世界へ~ Yes All Yes ~」は、ウォ ンが初めて作 詞も手がけた平 和へのメッセージ・ソング。そのミュージック・ビデオ(YouTube)も感動を呼んでいる。

上畑 正和 作曲家・ピアニスト・リードオルガン奏者
独学で作曲と和声を探求。TV 番組、アニメ、CM 音楽の作編曲や楽曲提供を手がける。 演奏活動ではソロをはじめ、多種楽器奏者とのコラボレーションを展開。年一回、3月11日に はウォン・ウォンツアンとの即興演奏を行っている。サラウンドの楽曲制作に積極的に取り組み、7つのスピーカーで観客を取り囲むサラウンドコンサートの開催、8ch サラウンド楽曲をアート展 に出品。サラウンドが作りだす倍音によって観客の潜在意識の扉を開く。

タグチ ランディ 作家
2000年に処女作「コンセント」がベストセラーに。シャーマニズムや変性意識状態を描いた初 期の長編は電波系三部作と呼ばれ、映画化や多言語に翻訳された。メキシコの高山地帯 にあるウアウトラ・ヒメーネの村にて、ビートルズも敬愛した伝説のシャーマン、マリア・サビー ナの弟子からマジック・マッシュルームのセレモニーを受ける。サイケデリック体験からインスピレー ションを得て瞑想が魂に与える影響に気づく。月の光、花の色(光)、水の反射、微細な光によっ て自然な瞑想の状態に入ることを伝えるため、自ら花の写真を撮り続けている。

# by flammableskirt | 2016-10-01 09:30
定員になりましたので締めきりとなっております。
現在はキャンセル待ちをお受けしています。
ご興味のある方はご連絡をください。
次回のお知らせを早めにお送りいたします。
遠くからのご参加ありがとうございます。
すてきな一日を一緒に過ごしましょう。

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大人のためのアート・ワークショップin湯河原
Taguch Randy 
Creative Art Workshop
クリエイティブ・アート・ワークショップ
日時 2016年10月9日(日)
   13時〜16時半(開場12時30分)
場所 神奈川県湯河原町(東京駅からJR東海道線で90分)
定員  25名
■締切  9月30日
■参加費 8000円(材料費・軽食込み)

■Time Schedule
12:30 受付開始
13:00 Start! Voice&Bodywork
身体ボディワーク
    まずはヨガの基本姿勢でリラックス
    竹内レッスンを使って「からだとこころ」を解放。
    みんなで創作に突入!
 ※竹内レッスンは竹内敏晴先生が創った
      他者とのコミュニケーションのためのメソッドです
Art Workshop
           アート・ワークショップ1
            ※お渡しした画材はお持ち帰りください
           おやつ休憩
            お互いの作品を観賞しながらひと休み
           アート・ワークショップ2
            ※作品は額装して持ち帰ります
            お部屋に飾ってください

           
■シェアリング&記念撮影

16:30 終了・解散

 終了後・希望者の方で親睦会を予定
 詳細は申し込み時にご連絡いたします

■会場 宮上幼稚園
http://miyakami.justhpbs.jp/sub7.html
東京からJR東海道線で90分。幼稚園までは温泉場行きバス乗車
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※会場までの詳しいアクセス方法や、湯河原の温泉情報などは参加申し込みをしてくださった方にメールにてご連絡いたします。湯河原での一日、お食事や温泉・観光も楽しんでくださいね。

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参加申し込み方法
件名は「大人のためアート講座」と記入
①お名前(フルネーム・ふりなが)
②当日ご連絡の取れるお電話番号(携帯電話など)
③ご住所
以上を明記の上
ka2ka2_104@icloud.com
メールでご予約ください。担当・勝俣利彦
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Creative Art Workshop
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子どもたちのために始めたサマースクールのアートワークショップが大人に大人気。
リピーターが増えてお断りするほどに。童心に戻ってアートしたいのは大人たち。
今回は大人のためのアートワークショップを企画しました。
希望があれば継続します。宮上幼稚園の園長先生が場所を提供してくれました。
最高に自由で楽しい幼稚園のお教室でクリエイティブを解放します。
絵が下手だと思っていた人、美術の授業が苦手だった人、
思い込みをブチ破り、思いきり自己表現をするとスカッとしますよ。
どんな人の心にも「表現したいもの」があります。
それが個性。じぶんらしいのがいちばん気持ちいいこと。

タグチランディ
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湯河原のおすすめ日帰り温泉「こごめの湯」はすぐ近く
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じぶんらしいこと、好きなこと、発見する一日。


ご予約の方法件名は「大人のためアート講座」と記入①お名前(フルネーム・ふりなが)②当日ご連絡の取れるお電話番号(携帯電話など)③ご住所以上を明記の上
ka2ka2_104@icloud.com
までメールでご予約ください。担当・勝俣利彦
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Randy Taguchi Project

# by flammableskirt | 2016-09-26 10:41 | イベントのご案内
政府が「もんじゅ」の廃炉方針を固めました。「もんじゅ」というのは福井県にある実験用の「高速増殖炉」のこと。きっと名前は聞いたことがありますよね。

でも、高速増殖炉ってなに?って説明できる人は少ないと思います。
増殖炉っていう名前の通り、プルトニウムを増殖させてしまおうというすごい研究。

原発というのは、濃縮ウランを原料にして、人工的に核分裂を起こし、そのとき発生する熱を電気エネルギーに変えて利用しています。

構造はふつうの原発と同じなんだけれど、高速増殖炉では、「高速」の中性子を利用して原発から出たプルトニウムを再利用し、さらに増殖させてエネルギーにしようという、一石二鳥のような夢の計画だったのです。

だから、「もんじゅ」の中では、プルトニウム原料を囲うようにウラン238が置かれています。なぜかというと、ウラン238は中性子を吸収してウラン239に変わる性質があるから。

ふつうの原発は、ウランやプルトニウムの核分裂で飛び出した中性子(2〜3個が出る)のうち1個だけが次のウランにぶつかって核分裂の連鎖が起こって熱が出る仕組み。

「もんじゅ」は中性子の一つを連鎖に使い、もう一つの中性子を周りのウラン239に吸収させようってわけ。するとプルトニウム燃料が燃えているのと同時にさらに新しいプルトニウム239が生まれる。

原発の冷却水っていうのは中性子のスピードを落とすために伝われるのね。だから「もんじゅ」は冷却水は使わず、高速のまま中性子を使うためにナトリウムを使い、プルトニウムを増殖させてしまう。

これは、理論的には凄いけど、想像しただけでも「危なそう」って思うよね。でも、日本は資源がないから「核燃料サイクル事業」の中核として、使用済み燃料を再処理して有効利用するためにプルトニウムを増やす「高速増殖炉」の研究が進められていたの。

でも「もんじゅ」は事故続きで研究は進まなかった。根本的に仕組みに問題があるのは明白。だって最初からうまくいかないのだから。だけど、始めてしまったものを止めることができなくて、「もんじゅ」はまあ、言い方は悪いけれど植物状態のまま延命措置を受けていた感じです。

これは国の研究事業だからたくさん税金がつぎ込まれた。国の税金を使った事業をやって失敗すると、責任問題が生じるわね。豊洲の移転だって、いま問題なってる。

「もんじゅ」も誰がここまで赤字を増やしたってことになるわけだね。当然、誰も責任を取りたくないから、逃げちゃうよね。なんとかうまく四方丸く収めて時間稼ぎみたいなこともしたい。

そういうわけで「もんじゅ」の廃炉方針が決っても、政府は「高速増殖炉」の研究は進めるっていう表明を出したの。でもね、研究を進めるって言っても、また新しい施設を作るとなると膨大なお金がかかるよね。えー?って感じだよね。失敗したのに。

フランスと共同で研究するとか言っていたけど、フランスの態度も微妙だね。高速中性子を当てて、ナトリウム剤を使わずに一気にプルトニウムを増殖させるのは、相当危険なことだから、施設だって安いものは作れないよ。

こんな国益に反することはダメ、って経産省は言ってる。「もんじゅ」の管轄は文科省。「もんじゅ」は国の研究施設だからね。文科省はプライドあるから最後まで廃炉はヤダって言っていたけど、国もこれ以上お金かけるの無理ってことになったわけです。

廃炉ってなると、問題がいろいろ出る。高速増殖炉ではプルトニウムを使います。プルトニウムは核兵器の原料。いま、日本にあるけど、それは高速増殖炉を実現するために置いているのであって、うちら核兵器を作る気は毛頭ありませんよ、ってことで、日本はプルトニウムを持っているわけです。

だから「高速増殖炉やめます」って言ってしまうと「おいおい、だったらそこに持っているプルトニウムどうする気だよ、ちゃんと処分しろよ。日本は核を持たないって約束してるだろう、プルトニウム持ってるってことは核兵器作れるし、ほんとは作る気じゃないの?」って疑われちゃう。

日本人は「私たち核兵器なんか持たない平和が好きな民族です」って思っているんだけど、世界はそう見ないわけ。「いや日本人は第二次世界大戦で気が狂ったことやった恐ろしい国だったから、いまだってなにするかわらない」って思われてるところもあるわけ。

よその国の人から見たら、日本はヒトラーと同盟を組んでたわけだしね。でも日本人は原爆を二つも落とされた経緯もあるし、どちらかといえば第二次世界大戦に関しては、いま、気分的に被害者になっているから、世界の感覚とは若干のズレがあるんだよね。(日本が核兵器を持っていると思っている外国人はわりと多い)

「もんじゅ」が失敗し、廃炉へという決定を安倍政権が出したということは、ほんとうにほんとうに「これ以上、金がかかったらたまらん」ということだよ。だから、それくらいの莫大なお金をつぎこんで失敗したんだ。それはね、税金なのね。バイト代からだって引かれるでしょ。

で、日本の原発事業は「核燃料サイクル」という、「高速増殖炉」の稼働を前提にした壮大な夢の事業だった。ところがその中心にあった「高速増殖炉」が、もはやダメってことになると、全体の見直しが必要。それは誰だってわかる。

この「見直し案」というのが曖昧なの。

原発は危険だというのは、福島第一原発の事故でみんな実感した。だから安全基準が厳しくなって、いま日本のほとんどの原発は稼働していないね。これは歴然とした事実だ。

福島第一原発はそのうち廃炉になりますし、もんじゅも廃炉になります。そうすると、「日本政府さん、そこに置いてある「使用済み燃料」は、どうするのですか?」ってことになる。
使用済みの放射性廃棄物は自分の国内で処分してね、っていうのが世界のきまりね。そうだよね、他人の領土に埋めるわけにいかないし、海洋投棄も禁止されてる。
 
世界的な流れとしては「地中に埋める」って方向で、使用済み燃料、つまり高レベル放射性廃棄物の最終処分が検討されているのだけれど、いま世界で埋める場所が決っているのって、フィンランドと、スウェーデンくらい。

日本の場合は地震国でもあるし、国土も狭いし、みんな不安だよね。だから「最終処分地になってくれるところ、手を上げてくださーい」って国が言っても、16年間どこも手を上げなかった。唯一上げた地方自治体の首長は即刻リコールされて白紙に戻った。

じゃあ、いまその使用済み燃料ってのはどうなっているのかってことなんだけど、それぞれの原発に置けるだけ置いてあって、いっぱいになると青森県の六ケ所村に「仮置き」って形で預かってもらっているわけです。

地表に置いてあるというのが、かなり危険なのだよね。テロとか、地震とか、何が起こるかわからないし。国としては「いつか地層処分したい」って意向を表明している。

いま政府は原発を続けるよ、という方針。ということは、地層処分で地中に埋めるんだから、まだ使用済み燃料出してもいいじゃん、だから原発をもうちょっと続けようよ、みたいなことを考えているふしもあるわけ(杞憂かもしれないけれど)。

莫大なお金を費やした「もんじゅ」の廃炉にだって莫大なお金がかかるし、廃棄物を処分するのにだって相当お金がかかるわけだよ。だってね、最終処分の候補地を調査させてもらうだけで10億円を払うって国は言ってるわけだから。でも10億円をもらっても「うちへどうぞ」というとこがあるかなあ。使えなくなった原発の廃炉費用、いくらかかるかな。何年かかるかなあ。

高速増殖炉の研究を進めるとか、地層処分実験地での研究を進めようなどと言うまえに、「段階的に原発は廃止」の計画を出すほうが現実的ですよね。政府が、将来エネルギーの20パーセントを原子力でまかなう、なんていう曖昧なエネルギー政策を出すから電力会社も「まだやれるかも」って思ってしまうわけ。政府が場当たり的なの。

冷静に「段階的に減らして、二十年後のはゼロ%」とか方針が決まれば、やっと「地層処分をどうするか?」という議論に入れるんだ。そして、「埋める方向で最終処分を決定した」という表明が出せれば、とりあえず世界にも言い訳が立つ。それだって、実現までには百年かかると言われている。候補地選びも含めていろんなトラブルが起きるだろうし、お金がたくさんかかるけど、少なくとも現状の無間借金地獄的連鎖は終わる。
 
一歩、進めるためには「高速増殖炉と核燃料サイクル事業」をここでしっかり諦めて、原発の段階的な廃止を決めて、最終処分方法の検討を進める。
ぐずぐずしているのは一番危険だし、国益にも反する。

原発の問題は八方塞がりであちらを立てればこちらが立たずの、優柔不断政策の結果として、ややこしくなった。利権の争いもあるけど、プライドの争いでもある。原発は儲からない、経産省がそう考えているのは今回の経緯で明白。やめてもっとお金になる政策を考えてほしい。

廃炉事業を公共事業として、社会保障と雇用を整備したり、代替エネルギーの開発に国家予算を投じたり、理工系の大学に「廃炉課」を作って、廃炉技術を世界に売ったりするような、そういうアイデアを考えようよ、と思う。

9月1日に高レベル放射性廃棄物最終処分実験地を見学してきました。
ここはあくまで実験地であって候補地ではないので誤解しないでくださいね。
世界の流れが地層処分であっても、政府主導で地層処理の問題が進められるのは一番よくない。
高速増殖炉は廃炉方向へ向けた政府は、地層処分計画を進めていることを世界にもアピールしたいはず。
プルトニウムをもっている言い訳が必要だから(核兵器になる原料をもっている国に世界は厳しい)。

だけど、放射性廃棄物処分の方針を決める前提に「原発の段階的な廃止、その廃止までの明確な時間」を公約しなければ、
「埋めるんだから原発を稼働して廃棄物をもっと出してもいいでしょう」って言い出しかねないと、みんな不安に思うよね……。
そういう中途半端な政策が、原発の問題をこじらせてきたことをちゃんと見なければ。

最後に、「もんじゅ」を支えてきた技術者の方たち、研究者の方たち。プルトニウム増殖の研究を続けていた方々はたいへん失望しているだろうし、研究への意欲を断たれて長い間、宙ぶらりんのなかで仕事を続け、ほんとうにごくろうだったと感じます。研究者の方たちの知識が廃炉へと活かされるますように。そして「もんじゅ」を受け入れてきた福井県民の方々にとっても、今回の国の決断は「なにを今さら」でしょうし、複雑な心中はとても察することができません。

原発に関わる技術者、研究者の方々の数は激減しています。大学の学課もいまは消えました。でも原発はこれから廃炉へと向います。
安全に炉を解体し、使用済み燃料を処分する方法に情熱をもって研究する人たちが必要です。
文科省には、技術と人を活かす政策を、と願います。
このような状況で、原発推進をいまだ語る政治家の方がいるとしたら、たいへん失礼ですけれども、エネルギー政策と経済政策に関してあまり勉強をなさっていないのだな、と思います。



# by flammableskirt | 2016-09-23 17:24
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着なくなっちゃったシャツ、襟の形が古くて着回しがきかないようなの……とか、もうどうしようもなくダサいワンピース(リサイクルショップで200円で売ってる)みたいな服に、絵を描いて好きな服にする……のが楽しい。始めると勢いがついちゃって止まらなくなり、どんどん服を作っちゃう。イマイチなガラのTシャツとかも、上書きして変えちゃう。

みすぼらしいものがピカって生まれ変わるのって、元気になるしうれしいよ。

シャツは襟があると暑苦しいから、裁ちばさみで切り取ってしまう(切ってもほつれないから大丈夫、縫い目のちょっと上をジョキジョキ)。袖も長いのが嫌いだからじょきじょき。切りっぱなしで折って着る。背が低いので袖は七分よりやや短めでちょうどバランスがいいカンジ。

寺西化学工業の油性マジックインキ16色セットが、絶対に色落ちしないし発色が良くて大好き。このマジックインキはなんにでも描けてとっても便利。ピンクとか茶色、どの色も好きな発色!布に描くときれいなんだ。(マジックインキの色はやや暗いのが多いけど、ここのは明るいよ)

c0082534_8331521.jpg下描きはしないでいきなり描く。そのほうが失敗しない。ちょっと変なくらいのほうが面白くなる。ダサいワンピは、アシンメトリーの模様を入れるとがぜんかっこよくなる。あんがい、売っていないんだよね、アシンメトリー柄って。

この、ダサいワンピの柄が面白く出来たので、いつかイベントで来てみよう(着るとめっちゃかわいい)。

1枚に30分くらい。考えてしまうと描けない。服にいきなり絵を描くのはドキドキするし楽しい。ものすごくストレス発散になる。わくわくするし、着た時がスペシャル幸せです。
# by flammableskirt | 2016-09-14 08:40

ビョーキは感染する。いつもべてるの家(※)の人たちから言われていたこと。
「ベてるの家」とは北海道浦河町にある社会福祉法人。かなり重度の統合失調症の人たちが点在するアパートに住まい、半共同生活している。地場産業を支えるほどさまざまな事業を立ち上げ、成功させているが、主体は精神障害をもつ当事者。年商●億円を稼ぎ出すこの不思議な集団に、年間に二〇〇〇人もの見学者が集う。

一時期、この「べてるの家」の人たちと親しかった。よく浦川に訪れて一緒に飲んだりした。行くとみんなから「ここに来るとビョーキになるから」つまりビョーキがうつると言われた。「もともと、ランディはちょっとビョーキだから悪化するよ」

どうなるんだろうとドキドキしていたけれど、悪化することはなかった。「べてるの家」と疎遠になったころ「アール・ブリュット」という障がい者の描く芸術に興味をもつようになった。厳密にはアール・ブリュットは「生の芸術」という意味で、障がい者に限定するものではない。画家の田島征三さんなどは自ら「アール・ブリュット」を名乗っている。

アール・ブリュットは摩訶不思議な魅力をもっていた。観ていると気持ちがざわざわしてくる。頭蓋骨の蓋を吹き飛ばして、創作ビジョンと繋がりたいという妙な欲求がわいてくる。それは、アール・ブリュットの作家が常識の世界を超えた、自由で広大な場所に立って、他人の評価もお金も名声もなにも考えず、ただ感じたままを表現しているからだ。あざとさが、みじんもない。
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美術家の中津川浩章さんは、学生時代から障がい者の絵に興味をもち、まだアール・ブリュットという名称が日本になかった頃(エイブルアートと呼ばれていた)から、障がい者の絵に魅了を感じ、福祉におけるアートの可能性を直感していた。

中津川さんは、アール・ブリュットの業界(というのも変だけれど)そこに関わる人たちの間では有名だったので、どんな方だろうと思っていた。川崎の岡本太郎美術館が、「岡本太郎とアール・ブリュット」という企画展を行ったとき、中津川さんはキュレーターとして奔走していて、展示会場で始めてお会いした。

自宅が小田原と聞いたので、湯河原に近いし、またお会いしましょうと名刺交換をした。わたしが想像していたよりずっと気さくで、パワフル。そして、すごく繊細そうだった。中津川さんの印象がすこぶるよかったので、いつかお会いしたいなあと思っていた。

初対面で中津川さんの眼に惹きつけられた。「あ、このめ眼は芸術家の眼だなと思った。こういう眼の人にときどき会う。覚醒しているとうのかな瞳孔が大きくて、力強く、澄んでいる。和太鼓奏者の友人や、音楽家の巻上公一さん、ソプラノ歌手の友人……みんなこの目だ。

この目の人はちょっとイッちゃってる感じなんだよな、と思った。純粋で、ウソがつけない眼。パワフルで、好奇心が旺盛で、自我を世界に明け渡して芸術に満たされることが快感な人たちの目。

作家という仕事は文字を扱う。ことばをこねくりまわしているうちに、だんだん保守的になってくる。文化人的な扱いを受けるし、コメントなど頼まれても無難なことを言わないといまどきバッシングが恐ろしい。

16年作家をやっているうちに、わたしはほとんど自分が思ったことを書かなくなってしまった。あたりさわりのないことしか書かない(書けないのではなく、書かなくなった・単なる自己規制)。私が考えていることはけっこう反社会的だし、一般常識から逸脱している。初期の作品はそうだった。中身は今も変わらないのにそういう自分が出せなくなっていた。変な人と思われたくない。 ふつうに生活しているのに作品から怪しい人を想像されるのが辛かった。

発病して気でも狂わないととてもじゃないが、これから先、じぶんが書きたいものは描けないかもしれない。そういう危機感をここ数年もっており、昨年から「学者さんとのシンポジウムは出ない」「文化人的な仕事はしない」「しばらく執筆を休む」「本は全部捨てる」つまり、自分をリセットしようとしてみた。人生、そう長くないのになんで書きたいことを押さえて生きるのか。ここでいい人ぶってちゃだめだ。

新転位21の舞台に出演するのも、身体の感覚を取り戻し、世界との回路をつなぎ直すためだった。山崎さんの舞台は厳しいし、かなりシャーマニックなことを要求される。そういう自分を思いきり表現してみたかった。そのために、自律訓練方や瞑想も以前より真剣に取り組んだ。

絵を描く、写真を撮る、演じる、文章以外で自己表現するのはめっちゃ楽しいし、なにやってもOK、すごく自由だ。

ゆうべ、中津川さんと小田原で会って、飲んだ。いろいろな話を聞いた。面白かった。でもここで強調したいのは話じゃない。波動。中津川さんのもっている波動は、高い。ああ、この人は日々、インスピレーションを身体に下ろして生きているんだと感じた。そういう相手と、三時間以上、向かい合っているだけで、やばい感じになった。うわ、感染しそうだとわくわくした。わたしは感染したい。発病しちゃいたい。

そして、どかんとあの不気味な私の内的世界に潜り込んでしっちゃかめっちゃかやりたい。それを抑えているのは理性とか恐怖とかいい人でいたいというくだらない自意識なのだが、目の前に繋がっちゃっている人がいると、どんどんボルテージが上がり、あの感覚が甦ってくる。

なにかに憑依されて自分じゃないものに自分を明け渡してしまうときの快感。まったく意図しないものが次々思いついて、一日で100枚もお筆書きのように書いてしまうドライブ感。疲れたら眠れば夢の中で続きを見れる、トランスの状態。ああいうものに、まだ自分は入って行けるんだろうか。体力的に無理なんじゃないかと弱気でいた。正直、あれは身体はすごくしんどい。

いや、やれるんじゃないか、いけるんじゃないか、なんだかできそうだ、と誇大妄想的になってくるのが発病の兆候で、いいや、好きなことやっちゃうしかないし、話している間にも、どんどん構想がわいてくる。くだらなくて、とるに足らなくて、どうでもいいつまらないことを思いつき始め、やたらと愉快になってきた。ビジョンってのはさほど高尚じゃない、めっちゃ低俗なところからひっかかってくる。

やっぱり、こういう人のそばにいるとうつるんだ。いままであまりに理屈をこねる頭でっかちが多すぎた。もっと気が狂った人に影響を受けないとぶち破れない。そう思ったから、四谷シモンさん、大久保鷹さんたちの舞台に一緒に立とうと思ったのだもんな。めっちゃ狂ってる人たちだから。

人生って思春期と思秋期があって、どっちも精神的に危うくなるのだけれど、わたしは当然、思秋期のほうで、一度、歯垢みたいにこびりついた思考をこそげ落し、酵素で分解し、スカッとしたい。いわば家庭内暴力で暴れてる中学生と同レベルだ、とよくわかった。

思春期で激しく荒れていた子たちも、自己表現ができると落ち着く。中津川さん自身もそうだったと、若い頃のことをいっぱい語ってくれた。おばさんもそうなんだよ。もうやなんだよ、なんかかた苦しくて、予定調和なことやってるのうんざりなんだよー。

芝居だって、美術だって、やりたいことをやればいいし、その先に文章があるのかもしれない。今日は久しぶりに気持ちよく書いてる。そういや最近、ちょっとずつまた文章が、楽しくなってる、仕事じゃないことを書くと解放される。

64冊も本を出してんだから、あとは好きなことを書いて、好きなことをやっていればいいか。

ものすごくテンションが上がったのでゆうべは眠れずに、結局、睡眠導入剤を飲んだ。ベッドに横になりながら、飛行機のこと考えていた。

中津川さんの、飛行機の作品が好きだ。あれが諸星大二郎の「マッドマン」の、枯れ葉と枝で飛行機を飛ばすシーンからインスパイアされたと聞いたときは、「やっぱり」と思った。わかる、この世界のことばの裏側に遍在していて、いつも、こちらに誘いかけてくる。そういう、呪術が電波のように神経を伝えって脳に刺激を与える線と陰影、それが中津川さんの作品。あれはね、感じる人が見れば、その背後にある超自然的な力がわかる。

完全に感染した。ありがとう中津川さん。
こんど一緒にトークと、ライブペインティングのイベントをしたいね。

表現はすばらしい。表現ができるとどんなに荒れている人も穏やかになる。
自分を出すことで、落ち着く。そして、幸せになる。
こんなすばらしいことを、もっと伝えていきたいよね。
自由すぎるようで、縛りの多い時代。
いっぱいいろんな人を感染させてしまいましょう。





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■ファシリテーター
タグチ・ランディ


【ご予約の方法】

件名は「大人のためアート講座」と記入
①お名前(フルネーム・ふりなが)
②当日ご連絡の取れるお電話番号(携帯電話など)
③ご住所

以上を明記の上
ka2ka2_104@icloud.com






# by flammableskirt | 2016-09-13 16:59 | イベントのご案内
チケットは完売いたしました。
現在、キャンセル待ちをお受けしています。
ありがとうございます。

劇団新転位21の最新公演「骨風」に出演するよ。

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山崎哲さんのお芝居、最高におもしろいよ。
時空間がジグザクになる至極の演劇体験をお届けします!

※12月18日(日)千穐楽は完売です。有難うございます。
◎新転位・21第23回安保由夫追悼公演
『骨風(こっぷう)』(泉鏡花賞受賞作品/文藝春秋刊)
原作・篠原勝之 作構成演出・山崎哲
.....................................................................................................................
◎チケットの予約問合せ先
芝居屋・劇団羊のしっぽ info@hitsujinosippo.com
携帯電話 090-4748-8087 (制作・森島朋美)
.....................................................................................................................
◎チケット購入時の注意事項
・発売開始=9月1日午前0時~
・お1人様1日3枚までの限定販売となります
・メールは受信順に開封、返信致します
・電話は着信順に応対致します
・完売日時の場合、ご予約可能日時のご案内になります
・チケットについては
「お振り込み、郵送」「お振り込み、受付渡し」の
いずれかをご選択ください
・開場は開演45分前です
・「整理券」は開場1時間前より配布し、
開場と同時に整理番号順にご入場いただきます
(開場が早いのは特典を用意しているからです)
※小劇場のため客席総数が限られています。そのためチケット販売も限定されたものとなります。ご理解いただけますようお願い致します。
.....................................................................................................................
《公演概要》
新転位・21第23回安保由夫追悼公演
『骨風(こっぷう)』(泉鏡花賞受賞作品/文藝春秋刊)
原作・篠原勝之(文藝春秋刊) 作構成演出・山崎哲
◎2016年12月8日~18日 全13ステージ
◎開演 平日18:30 土曜14:00/18:30 日曜14:00
◎高田馬場ラビネスト RABINEST 090-4748-8087(制作・森島朋美)
◎前売り5,000円 当日5,500円 一般前売り開始9月1日
※良い舞台をできるだけ安い入場料で。を転位・21以来モットーにしていますが、今回は自前の稽古場がない、キャスト・スタッフ・ゲストが豪華過ぎる(笑)等で制作的に厳しい状況にあり、いつもの公演より少し高めになっています。申し訳ありません。ご理解頂けますようお願いいたします。
.....................................................................................................................
◎出演
四谷シモン 中嶋夏 十貫寺梅軒 佐野史郎 石川真希 井浦新
田口ランディ 林海象 田村信 大輪茂男 大久保鷹 谷川俊之
吉沢健 篠原勝之
宮脇麻那 おかのみか 徳弘沙江 武井翔子 紀那きりこ
起代美 白木愛美 富田裕子 世良啓 そのだりん 森島朋美 
◎スタッフ
舞台美術 = 石丸正広 八雲 花 
光デザイン = 海藤春樹 伊集院もと子
音楽 = 安保由夫 半田充(MMS)
衣装 = 伊藤佐智子 
ポスター美術 = 篠原勝之
宣伝美術 = 渡部通子 
舞台監督 = 武川喜俊
制作 = 森島朋美 佐々木聖 石丸桃麻
制作協力
住空間創造Gallery ATOM CS TOWER 上田嗣夫
芝居屋・劇団羊のしっぽ
演出助手 = 佐々木峻
音響協力 = 拾参号倉庫
小道具 = 甲斐菜摘 辻洋子
制作助手 = 東優華 村野瑠美 佐藤仁美 竹内泰子 イワセマツリ
撮影班 = 三浦仁 高嶋芳男
協力 = 合田ノブヨ 丹羽蒼一郎 三反崎美子 井形和正
 (株)エクス・アドメディア
◎アフタートーク・ゲスト(順不同)
李麗仙(俳優) 嵐山光三郎(作家) 桑原茂夫(詩人) 村松友視(作家) 
立花義遼(山中湖望湖亭亭主) 大月雄二郎(画家) 天童荒太(作家) 
伊藤俊也(映画監督) レオニード・アニシモフ(演出家) 
七字英輔(劇評家) 流山児祥(演出家) 神山睦美(批評家) 
原マスミ(シンガー) Gee藤田(映画監督) ほか出演者
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# by flammableskirt | 2016-09-08 00:00 | イベントのご案内

シン・シン・ゴジラ

地下500メートルにヤモリがいたけど、あれはどう見てもトカゲじゃないか、という話で朝の食卓は盛り上がった。
「トカゲだよ、縞々があったし」
「でも、案内の人はヤモリって言っていたよ」
 私と娘は高レベル放射性廃棄物を地下に埋めるための研究所を訪ねて、穴に潜って見学をしてきた。その時に、地下坑道に小さな爬虫類がいた。
「あのトカゲが、放射能を浴びたらゴジラみたいになるのかなあ」
「ゴジラは、物語でしょ」
「でも巨大化することはあるって言ってたよ」
 確かに。
「シン・ゴジラ、面白かったなあ」
 シン・ゴジラも娘と二人で観に行って、それからすぐに穴を見学に行ったものだから、ゴジラの世界と現実が混じり合ってしまう。
「ねえ、シン・ゴジラのゴジラはあのあとどうなると思う?」
「えっ?」
「きっと、人間は貪欲だからゴジラを生かしたまま原子炉として利用して、生体エネルギーでタービンを回し発電する仕組みを考えるよ。ゴジラは、植物状態になったまま、永遠に人間にエネルギーを送り続ける」
「そんな……、ゴジラがかわいそう。それは動物虐待でしょう?」
 娘が泣きそうな顔をする。
「いや、でもね。中国では漢方薬として珍重される熊の胆汁を採取するために、生け捕りにした熊の腹に穴を空け、カテーテルを差し込み、生かしたままの状態で胆汁を抜き続けるんだよ」
「ひ、ひどい!熊を生きた動物だと思っていないんだね」
「それを言うなら、人間が住んでいる都市に原爆を落とすほうがもっとひどいんじゃない?」
「うーむむむ」
「人間ってなんでもできるのよね。どこまでも残虐にだってなれるのよ」
「お母さん、ダメ。朝からする話題じゃない」
 そうだね……。

 でも、なぜか頭の中で、無数のチューブを差し込まれスパゲティ状態になったゴジラが、生体エネルギーを放出しながら点滅している様子が浮かんで消えないんだよ。電力会社のマークがゴジラになって、私たちは永遠のエネルギーを手に入れました、なーんて宣伝している妄想が……。
# by flammableskirt | 2016-09-05 18:22
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岐阜県の瑞浪に行って来ました。
ずいぶん前ですが、この近くの川で化石を掘ったことがあります。
大昔、このあたり海だったんだよなあ……などと思いつつ、実験地へ。

瑞浪には「地層処分のための実験地」があります。
原子力発電を使うと、放射性廃棄物(人体に有害な放射線を出すゴミ)が出ます。
これまでもずっと出続けていました。
原子力は化石燃料と違ってクリーンエネルギーと言われていますが、放射性の廃棄物が出ます。この廃棄物は現在、青森県で仮に保管されています。

世界的にも放射性廃棄物の処理は問題になっていて、いま、フィンランドとスウェーデンが最終処分地……つまり原発で出たゴミをどこに埋めるかを決めています。決っているのは世界で二カ国だけです。
日本も、なんとか埋める場所を探そうとしているのですが、この16年間、まったく決らず。

北欧諸国は国民と政府の信頼関係があり、十年の時間をかけて住民との対話を続けて、地層処分へ具体的に進んでいます。日本は、というと、政府と国民の信頼関係はあまり良好ではないし、国民は政治家を信じていない。対話も成立していない状況。

放射性廃棄物の処分は、世界的に地層処分……つまり、地下に埋めましょうという流れです。もともとウランは地中から掘り出したもの。それを人工的に核分裂させてエネルギーを取り出したのが原子力発電。

地中に埋めて、だいたい千年くらいで放射線の放射がぐっと低くなります。それでも、人間が近づくのは危険。もちろん、作業はぜんぶロボットがしなければなりません。

いま日本には、地層処分のために地下500メートルまで穴を掘って、地層や地下水の研究をしている施設が二つあります。その一つ、瑞浪の実験地に見学に行ってきました。

19歳〜80歳という幅広い年齢、職業の女性たち12名で地下500メートルに。
関心のある人もない人も、一緒に地下に降りて、実感してみようというツアー。
それぞれが感じたことを自由にブログとか、facebookにアップしてもらいました。
何も発信しなくてももちろんよし、参加するだけでOKのスタディツアーです。

みんな、いろんなことを感じたままに書いてくれています。
19歳の女子「学校の授業では廃棄物が出るなんて教えてもらっていない。原子力発電を始めた人はゴミのことをどうして考えなかったのかな?」と素朴な疑問。

そうだよね。昔からトイレのないマンションと言われていた原発。
始めた人たちは「そのうち無害化する技術が生まれる」とか「海底に捨てる」とか「宇宙に捨てる」とか、とにかくあまり具体的に捨てることを考えていなかった。そのうちどうにかなるだろうと、思っていたみたい。

日本は被爆国だから、原子力にはアレルギーがあったのだけれど、アメリカからたくさんの学者がやってきて「夢のエネルギー」で「安全」で「これを使えば豊かになる」と、メディアを使って大宣伝活動を行ったものだから、世論がコロッと変わってしまった。

そのころ、日本は戦争に負けてとても貧しかったので、みんな夢を見たかったんだと思う。

どうにかなるだろうと思っていた、放射性廃棄物の問題がどうにもならない。そして原子力発電所も耐久年数を過ぎてきて、いよいよ廃炉を考える時代に。いま日本のほとんどの原発が止まっています。

なにかを決断しなければいけない瞬間に向かって、時計の針はちくたく、ちくたく……と進んでいる感じ。

世界の流れで地層処分と言っても、日本は地震国。
地底に埋めて大丈夫なの?
どんな研究が進んでいるのか、実際に見て、話しを聞くことができます。
(小学生くらいから見学可能)

原子力のこと、少しわかってくると、話しもしやすくなりますね。
まったくさっぱり知識がないのでは、興味も持てないですものね。
今回は女子ばっかりで、気楽に無知をさらけ出しつつ、みんなで考えてきました。
(次回の「穴を見るツアー」は男子部です)


# by flammableskirt | 2016-09-05 13:21
12月の舞台「骨風」の稽古が始まっています。

8月19日初稽古で台本を渡してもらいました。
右から私、十貫寺梅軒さん、石川真紀さん、佐野史郎さん。
この日は出演希望の人たちのワークショップを見学してから居酒屋に。
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8月23日、梅軒さんと、読み合わせ。めっちゃ緊張しますよー。
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最終がなくなるのでひと足お先に。舞台は楽しい。わくわく。
公演まであと3カ月。気合い!
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前売りチケットは9月1日から発売開始になります。
詳しくはこちらのページをごらんください。

# by flammableskirt | 2016-08-28 15:35 | イベントのご案内

オオミズアオ

蛾のなかで最も美しいといわれる、オオミズアオ。
十年くらい前まではこの町でもよく見かけたけれど、ここ数年は全く姿が見えず。
今日、朝早くに散歩をしていたら道路に白く光るものが。。
近寄ってみたら、オオミズアオの死骸でした。
まだ、美しくて羽もきれい。
日が高くなると、車にひかれてしまうのかも。
生き物は死んで魂になるときみんな透きとおっていきますね。
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夏の終を感じます……。
# by flammableskirt | 2016-08-28 15:19

8月のイベントも募集と同時に満席に。
少人数で仲間と出会うイベントを企画しているので、どうしてもすぐ満員になってしまう。
申し込んでくれた人には次回のお知らせをお送りします。
情報発信はtwitter とブログとホームページで行っています。

8月6日〜7日
原始感覚美術祭「即興朗読劇ワークショップ」
誰でも参加可


8月20日〜21日
湯河原色えんぴつ「親子サマースクール2016」
一泊二日のアートワーク

満員御礼
(今回は超豪華ゲスト陣で参加者は三倍お得!)

8月22日
橘川幸夫さんデメ研夏の忘年会
誰でも参加可

学生と無職は参加費2000円
面白い出会いがあるかも。私もブース出典しますよー!
お楽しみに!

8月23日
「田口ランディのクリエイティブ・ライティング連続講座一回目」
満員御礼(キャンセル待ちあり)
申し込んでくださった方には、次回の講座を早めにお知らせしますよ!
# by flammableskirt | 2016-08-03 10:38 | イベントのご案内

Tシャツをつくろう

今年の湯河原サマースクールは「Tシャツに描こう」がテーマ。
イベントの前に予行練習してみました。
楽しかった。259円のTシャツに百均の布用絵の具で描いたよ。
今日は一日、ハートのTシャツでごきげんだ。

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# by flammableskirt | 2016-07-28 20:04
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ありがとうございます!定員に達しましたので締め切らせていただきます。ただいまキャンセル待ちの状態ですので、それでもよろしければご連絡くださいね。

創作のための心の育て方
田口ランディのクリエイティブ・ライティング
三回連続講座開催のお報せ


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クリエイティブ・ライティングとは?

数年前に尊敬する作家エイミー・ベンダーさん(「燃えるスカートの少女」という素晴らしい短編集がある)が来日したとき、一日どれくらい執筆するのですか?と聞いたら「2時間です」と言われてびっくり。正直「たったのそれだけ?」と思った。
彼女は控えめに「作品に敬意をもって……」と呟いた。
当時、私の執筆時間は一日8時間、多い時だと10時間だった。
彼女はふだんは大学で「クリエイティブ・ライティング」を教えているとのこと。
「クリエイティブ・ライティング」ってなんだ?と思った。
日本ではカルチャーセンターに「文章講座」があるけれど、大学で作家が講義する場は少ないように思う。

ミステリーのような小説なら書き方のノウハウを学べるかもしれない。
でも、文学、たとえば純文学と呼ばれるものの書き方のノウハウはない。
起承転結で物語のプロットを作るなんて無理。
そんな書き方をしたことは一度もない。
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書き続けてきて、一番大事なのは「書きたい」という衝動。
なにかが降りてくる状態を維持すること。待つこと。自分の感覚に敏感であること。
表現の頼りになるのは、ひたすら自分。自分がなにを見て何を感じているか。
過去の記憶。五感。そしてインスピレーション。


エイミー・ベンダーは「書く状態にあるため」にていねいに生きている人だった。
文章を書くだけでなく、あらゆる表現をする人にとって「いまどんな心の状態か」はとても重要。なにを感じ、どんな気分でいるかに意識を向ける。

表現したい、という衝動は感動を忘れると出てこない。
記憶の扉が閉まっていてはなにも呼び出せない。
潜在意識にアクセスするためのパスワードを忘れてはダメ。
表現をする人は、無自覚かもしれないけれど、自分を「いい感じの状態」に維持するために日々、体と心の基礎トレーニングをしている。
表現が生まれてくる「ベストの状態」を知り、その状態に「自分をもっていく」ための工夫をしている。クリエイティブ・ライティングは、そのための講義だと思う。

いま、朝の4時半。曇り空がに青みがさして、鳥たちが鳴いている。
夏の朝のこの時間は、一日のうちでいちばん心が落ち着く時間。
いつ、どんな気分になるか。どんなときわくわくするか。
じぶんをよく知ることがすべての表現にとって必要なこと。

今回、若い編集者の勝俣さんが「ぜひに!」と企画してくれた。
「以前、田口さんの文章講座を一度だけ受けてすごく面白かったんです」
(ちなみに文章講座は一度しかやったことがなかった。その一回を受けた人が楽しんでくれたならこんなにうれしいことはない)

8月からの三回講座です。継続して受けてくれる方に。
詳しい案内はこちら。
https://www.facebook.com/events/1615229148769195/


詳細
作家の田口ランディさんが、少人数制の「クリエイティブ・ライティング(文章講座)」を下北沢にて開催いたします。
8月23日からスタートの全3回コースで、テーマは「創造的な心を育てる」。

文章や小説の書き方やノウハウではなく、「どうやったら子どものような創造的な状態になれるか?」ということをお伝えしていきます。
文章を書きたいと願うなら存在としてクリエイティブになること。創作の衝動、他者に伝えようとするパッションを生みだせば、表現はおのずと生まれてきます。

文章だけでなく、創造活動全般、アートでも、ビジネスでも、子育てでも、いかに自分が「クリエイティブ」な状態にいるか、それだけで人生が楽しくなり、才能も開花していきます。そのためには「クリエイティブな感じ」がどういうものか体験し、その状態に在るよう意識していくことが大切。

作家・田口ランディさんから創作実習を受けられるとても貴重な講座です。
席数に限りがございますので、お早めに下記のメールアドレスよりご予約を!


【日程】
8月23日(火) 19:30~21:30
 第1回「発見する」 
・じぶんの感じ方に意識を向ける(自分を見る)
・俳句を味わいながら意識がどう内面に向けられるか知ろう


9月20日(火) 19:30~21:30
 第2回「観察する」
・見ていないものを見つける(世界を見る)
・海外の優れたエッセイを題材にして観察のすばらしさを体験
   
    
10月18日(火) 19:30~21:30
 第3回「潜在意識」
・忘れていたことを思いだす(表現をする)
・身近なことを題材に短編小説を書いちゃおう


※講座は、毎回創作実習がございます。
※講座内容は、一部変更になる可能性もございます。あらかじめご了承ください。



■参加人数 限定25名

■参加費(全3回)  28,000円(税込)


【開催場所】
下北沢のイベントスペース「dii jang(ディージャン)」
東京都世田谷区代沢5-28-17-201
HP (diijang.com)


■講座企画・進行
勝俣利彦(フリーランス編集者)


【予約方法】
件名は「田口ランディのクリエイティブ講座」と記入
①お名前(フルネーム・ふりなが)
②当日ご連絡の取れるお電話番号(携帯電話など)
③ご住所

以上を明記の上、 ka2ka2_104@icloud.com にメールにてご予約ください。



<注意点>
※参加費は事前払いになります。

※お返事はメールを頂いてから土日を除いた3日以内に致しますのでお待ちください。
3日を過ぎてもお返事のない時はお手数ですが、再度ご連絡ください。

※1週間前までのキャンセルの場合料金の50%、前日・当日の場合料金の100%のキャンセル料がかかります。ご理解の程、何卒宜しくお願い致します。
# by flammableskirt | 2016-07-26 05:16

 パク・チェヨンさんという作家の方から「佐藤初女 自分を信じて」(藤原書店)という本が送られてきた。お手紙がついていた。初女さんが亡くなる1年前からずっとインタビューを続けて来られたとのこと。お電話をしてみると繋がった。
「初女さんからよくランディさんのことを聞いていました。とても気にかけていらっしゃいましたよ」
 と聞いて、そうだったのか、でもどうして、と、素朴に不思議だった。
 パクさんに、初女さんがわたしについてどういうことをおっしゃっていたのかを聞いてみた。すると意外なこたえが返ってきた。
「あの方は、信仰を求めているんだと……、どうやったら信仰をもてるか探していらっしゃるの。でも信仰は降ってくるものだから。そうおっしゃってたのを覚えています」
 信仰……。
 確かに初女さんと初めてお会いしたとき「祈りってなんでしょうか?」と質問した。もう16年も前のこと。わたしは「祈り」というものがよくわからなかった。
 たとえば原爆の日などに黙とうして「祈りなさい」と言われるけれど、いったいみんな何を思い、何を考えて、何をしているのか。
わたしはそっと目を開けてみんなの顔を見たものだった。冥福を祈るとはどういうことなのか……さっぱりわからなかった。
 それは大人になってからもずっとそうで、祈っている人の内面を知りたいと思っていたから、ほんとうに単純に「祈るとき何をしているんですか?」と聞いた。
 そのとき初女さんがどう答えたか、忘れてしまったのだけれど、きっと変な子だと思っただろうな。

 わたしは神様を信じているいる人に会うと、必ずこの質問をした。
「祈りってどうしたいいんですか?」
 初女さんは、そういうわたしを心にかけていてくれたんだな。そしてパクさんは、
「初女さんはもしかしたら洗礼を受けてほしいと思っていらしたかもしれないですね」
 と、おっしゃった。
 これもまた意外でびっくりしたのだけれど、ああ、そうだったのかもしれないと思った。
 何年か前に初女さんにキリストの遺体を包んだという布(キリストの姿が転写されている)の実物大の写真をさしあげたことがあり、それを広げて一緒にしみじみと眺めたことがあった。
 森のイスキアには青いマリアの絵がかかっている部屋がある。その部屋に泊めていただいたとき、夜中にコバルトブルーの光の線がマリアの中心から現れて発光しているのを見た。そのときは家族も一緒で、夫と娘と3人で「この絵にはなにか仕掛けでもあるのかしら?」と不思議に思って眺めていた。
 翌朝、初女さんにその話をすると「ずいぶんたくさんの人があの部屋に泊まったけれど、そんな話を聞いたことは一度もないわ」と言われ、びっくりした。
 夜のイスキアの庭に、白いヴェールのようなものが舞い降りてきて「あれは何ですか?」と聞いたら、そのときは初女さんは「あなたにもあれが見えるのね」とおっしゃった。「ここの土地は特別みたいなの……」と。
 そして、確かに初女さんはわたしに「信仰というものを書いてほしい」と、確か二度目に会った時におっしゃったのだ。「でも、わたしは自分が信仰をもっていないし、信仰がなにかなんてまだ書けません」と答えた。

 パクさんから本が送られてきたのも偶然であって偶然ではないのかも。
 初女さんは信仰について語ってほしいと思っているのかも。
 そんな気がした。

 信仰……と言えるかどうかわからないけれど、祈りについて問うことはなくなった。
 何が祈りなのかわかった。どうしてわかったのか、降ってきたとしか言いようがない。わたしの祈りがある。それが他の人と同じかどうか永遠にわからない。人はじぶんの祈りを誰もがもっているのに、人と比べてしまうのでわからなくなってしまう。
 わたしに祈りはあったのに、それを祈りだと気づかなかった。どこか他に「祈り」というものがあると思っていた。だから降ってきたというのは、もともとじぶんのなかにあったものを認めた、認めざるえなかった、あるいは……再発見した、そんな感じかもしれない。
 だからパクさんの本の副題「自分を信じて」はわたしにもあてはまるなあと……。
 あなたはあなたでいいからじぶんを信じて。
 それを伝えてくれたのかもしれない。そして、それを伝えてくださいと言われているのかもしれない。

 なにかに守られ、抱きしめられ、愛されていることを感じる。強く。
 感謝がちろちろと小さな泉の水のようにわいてくる。
 感情の上がり下がりがあるにはあるけれど、それほど悩まなくなったし、悪い気分をいつまでも抱いていることもなくなった。年をとったからだと思っている。
 欠点はたくさんある、いくらでも短所を探せる。そしてそれを克服しようとしてずっと闘ってきたような気がする。でも、人生は短くて、短所を直している暇はあまりなく、むしろ長所を伸ばせば短所もまた個性になっていくと知った。
 
 信仰の基本にあるのは、あなたはあなたでいい、わたしはわたしでいい。
 どちらも尊い。じぶんと他人を分けない、差別しない在り方だと思う。
 じぶんを大切にしているから、他者も大切にする。
 じぶんを大切にするから、よく食べ、よく眠り、よく学び、よく遊ぶ、よく働く。人生を楽しむ。それが人と同じでなくていいし、人に同じことを求めなくていい。
 他人に求めるときは、じぶんを満たしていないとき。
 では……わたしを満たしているものはなんだろう。
 わたしを越えたわたし、わたしのなかにある魂のようなもの。
 わたしであってわたしを越えているなにかが、誰にでもある。
 すべての人が、光の大河の一滴であるという、感覚。
 実感。
 最初からあって、一度忘れて、また思いだす。
 その過程で、わたしはいろんな人と出会った。
 その人たちと同じものを求めて、でも、けっきょくそれはわたしのなかにあった。




 
 
# by flammableskirt | 2016-07-03 06:45